株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
FP3級の勉強をするのに、「ユーキャンのFP3級きほんテキスト」ってわかりやすいかな?
こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- ユーキャンのFP3級きほんテキストとは
ユーキャンのFP3級きほんテキストをレビュー
本書のデメリット
本書のメリット
ユーキャンのFP3級きほんテキストの口コミや評判
ユーキャンのFP3級きほんテキストで実際に勉強した感想
ユーキャンのFP3級きほんテキストの購入方法
ユーキャンのFP3級きほんテキストの誤植情報
ユーキャンのFP3級きほんテキストの記事リンク集
今回は「ユーキャンのFP3級きほんテキスト」のレビューをいたします。
結論を先に言うと「FP3級の勉強を短期間で効率よくやりたい人向けの本」だと言えます。
本書は32日間でFP3級の勉強が完了するように構成されており、覚えるべき重要な部分は赤字で強調、計算式も丸暗記できるようにデザインされています。
1日分のノルマがはっきり決められているから効率よく進めることができるんです。
今回は、他の口コミや評判もピックアップしていますので、本書が気になっている方はぜひ最後までご覧ください。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)とは
まずは本書の概要を説明いたします。
タイトル | ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版) |
初心者向け | [spd_rate4] |
読みやすさ | [spd_rate4] |
解説の分かりやすさ | [spd_rate3] |
詳しさ | [spd_rate3] |
文字の量 | 普通 |
図解の量 | 普通 |
カラー | 文章は黒 重要部分は赤 章によって見出しのカラーが変えられている |
ページ数 | 447ページ |
価格(税込) | 1,650円(税込) |
特徴 | 1)1日ごとに学習する量は10ページ前後。 2)暗記すべき重要部分は赤字で記載されている。 3)文字や行の間は比較的空いていて読みやすい。 |
イマイチな点 | 1)文章が多く用語の解説や図表でのポイント解説が非常に少ない。 2)練習問題はちょっと少ない。 3)1セクションで終わり切らない項目がある。 |
FP3級合格ならコレ | [spd_rate4] |
編者 | FPユーキャンFP技能士試験研究会 |
発行 | 株式会社 ユーキャン学び出版 |
購入はこちら | Amazon 楽天 Yahoo |
※数値は他書と比較した上での相対評価です。
本書の特徴を一言でいうと「ポイントをぎゅっと凝縮している本」です。
32日間でFP3級の勉強を終えられるように設定されているため、テンポよく学習を進めるため効率重視の内容になっています。
1日1セクションを学習できるように配分が決められているため、重要部分だけを効率よく勉強できるんです。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)をレビュー
それでは本書をレビューしていきます。
- 内容、構成
- メリット
- デメリット
本書を購入し、勉強した上でご紹介しています。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)の内容、構成
まずは本書の内容、構成について説明いたします。
テキストの構成
- チャプター1:ライフプランニング(87ページ・7項目)
- 1日目(Section1)ファイナンシャル・プランニングの倫理と関連法規:14ページ
→練習問題6問
2日目(Section2)社会保険:14ページ
→練習問題7問
3日目(Section3)公的年金制度の概要:10ページ
→練習問題7問
4日目(Section4)公的年金からの給付(1):14ページ
→練習問題7問
5日目(Section5)公的年金からの給付(2):12ページ
→練習問題7問
6日目(Section6)企業年金等:10ページ
→練習問題6問
7日目(Section7)ライフプラン策定上の資金計画:13ページ
→練習問題6問
- チャプター2:リスク管理(74ページ・6項目)
- 8日目(Section1)リスクマネジメント、保険制度全般の理解:10ページ
→練習問題7問
9日目(Section2)生命保険の基礎知識:16ページ
→練習問題6問
10日目(Section3)生命保険商品:12ページ
→練習問題8問
11日目(Section4)第三分野の保険、生命保険と税金:18ページ
→練習問題9問
12日目(Section5)損害保険(1):12ページ
→練習問題8問
13日目(Section6)損害保険(2):10ページ
→練習問題6問
- チャプター3:金融資産運用(60ページ・4項目)
- 14日目(Section1)マーケット環境の理解:12ページ
→練習問題8問
15日目(Section2)貯蓄型金融商品、債券投資:14ページ
→練習問題7問
16日目(Section3)投資信託、株式投資:16ページ
→練習問題7問
17日目(Section4)外貨建て金融商品、金融派生商品とポートフォリオ:18ページ
→練習問題6問
- チャプター4:タックスプランニング(64ページ・5項目)
- 18日目(Section1)所得税の基礎知識:12ページ
→練習問題7問
19日目(Section2)所得税の計算(1):18ページ
→練習問題10問
20日目(Section3)所得税の計算(2):10ページ
→練習問題6問
21日目(Section4)所得税の計算(3):14ページ
→練習問題9問
22日目(Section5)所得税の計算(4)、所得税の申告と納付、個人住民税、個人事業税:16ページ
→練習問題10問
- チャプター5:不動産(32ページ・5項目)
- 23日目(Section1)不動産の基礎知識:12ページ
→練習問題7問
24日目(Section2)不動産取引:18ページ
→練習問題8問
25日目(Section3)不動産に関する法令:10ページ
→練習問題10問
26日目(Section4)不動産にかかる税金(1):12ページ
→練習問題9問
27日目(Section5)不動産にかかる税金(2)、不動産の有効活用:10ページ
→練習問題10問
- チャプター6:相続・事業承継(66ページ・5項目)
28日目(Section1)贈与についての基礎知識、贈与に関する税金:14ページ
→練習問題8問
29日目(Section2)相続と法律(1):14ページ
→練習問題9問
30日目(Section3)相続と法律(2)、相続税(1):12ページ
→練習問題10問
31日目(Section4)相続税(2)、相続財産の評価(1):14ページ
→練習問題8問
32日目(Section5)相続財産の評価(2)、相続対策:12ページ
→練習問題8問
テキストの構成は以下です。
- チャプターごとに1section(1日分)の学習内容が決まっている
- 各sectionの中にさらに細分化した見出しがカラー分けされている
- 文章はやや長めで図表は文章間に挿入されている
- 各sectionごとに6~10問程度の練習問題が掲載されている(解答は次のページ)
本書は32日間で学習を終えるように設定されているため、1日目、2日目と各sectionがわけられています。
はじめてFP3級の試験を受けようと考えている人には、あらかじめスケジューリングされていたほうが学習がすすめやすいかもしれません。
私も「今日はここまで。」と、1日の学習量の目標が決めやすいなと感じました。
1つのsectionは10ページ程度。
多くても18ページまでなので、スキマ時間でも十分学習できる量でした。
また、各sectionの末尾は練習問題として6~10問ほど用意されていました。
解答は次のページに記載されていて簡単な解説もついていたので、毎日の学習の最後の確認としてちょうどよかったです。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)のデメリット
本書のデメリットは下記です。
- 用語の解説や図表でのポイント解説が非常に少ない
- 練習問題はちょっと少ない
- 1sectionで終わり切らない項目がある
文書が多く、用語の解説や図表でのポイント解説が非常に少ない
ユーキャンのFP3級きほんテキストを開いていちばんに感じたのが「文字が多いな」という印象でした。
本書の特徴として、1つの文章が長く段落は6~8行ほどあるのに対し、画像や図表が少ないことが挙げられます。
また、せっかく挿入されている図表も文章が多めで読みにくいのが残念ポイント。
1つ1つの図表の文字量が多かったり、文字が小さかったりと、せっかくポイントをまとめてくれているのに、少し嫌になるくらい文字が多かったんです。
せっかくポイント解説するならもうちょっとまとめて欲しいです。
なおかつ、せっかく挿入されている図表やポイント解説は、記載されている文章に比べて非常に割合が少ないんです。
パッと調べたい専門用説も、テキストの文中で解説されてしまっているため、初見ではちょっとわかりにくいなと思ってしまいました。
重要ポイントは赤字で記載されているので、ひとまず赤字部分はしっかり暗記するようにすればいいかもしれません。
練習問題はちょっと少ない
本書には各sectionの末尾に練習問題が6~10問掲載されています。
もちろん全ての内容を網羅しているわけではないので、問題数としては少なめです。
この問題数だけをこなしても本試験には受からないので、「試験の練習をやりたい」「問題をたくさんこなしたい」という人には対となる問題集「ユーキャンのFP3級 きほん問題集」がおすすめ。
ユーキャンの公式でも、問題集とテキストを繰り返しやると効率的に勉強できるとおすすめしています。
本書で学習を進めてみたいという人は購入必至の問題集です。
1セクションで終わり切らない項目がある
本書は1sectionを1日で終わらせるように設定されています。
前半はそれがしっかり守られているのですが、いちばん最後の「チャプター6 相続・事業継承」のsectionでは、このルールが崩れています。
おそらく最初の法律に関しての内容が多かったのだと思いますが、各sectionの内容が少しずつ後ろにずれていっています。
1日で1項目ではなく、1日で2項目+前日のことを思い出しながら・・・という学習方法になるのでちょっとめんどくさいなと感じてしまいました。
section2の法律のところだけまとめて先にやっちゃうのもありかも!
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)のメリット
本書のメリットは下記です。
- 1日ごとに学習する量は10ページ前後
- 暗記すべき重要部分は赤字で記載されている
- 文字や行の間は比較的空いていて読みやすい
順に解説します。
1日ごとに学習する量は10ページ前後
本書の最大の特徴といえば32日間で学習が終わるように設定されていること。
1日1sectionは10ページ程度の学習量で、多くても18ページ。
ページ数は多くても、図表が入っていて読み飛ばせるところも比較的多めです。
通勤・通学の電車内でのざっと読んで学習しておいて、自宅に帰ってから予備知識のある状態でもう一度学習すると、さらに効率アップになるかもしれません♪
暗記すべき重要部分は赤字で記載されている
本書は見出しやタイトルなどは見やすいようにカラフルにカラーリングされていますが、文章中の重要部分には赤字のみ。
他のカラーリングは一切なしで、とにかく赤字を頭に入れておけばいいということがよくわかります。
残念ながら、赤字を消せる赤シートは付属していないので必要な人は別で用意しなくてはいけません。
前述した対になる問題集には小さめの赤シートが付属していますので、問題集を購入された方はそちらを使ってくださいね。
文字や行の間は比較的空いていて読みやすい
本書は文章が多めのテキストですが、読みやすいように工夫されています。
目が疲れにくく読みやすいフォントを使用していますし、文字の間・行の間の空間は比較的大きめ。
学生の時に見たような、文字がぎゅうぎゅう詰めのテキストではありません。
学習する人ができるだけストレスを感じないように配慮されているテキストだと言えますね。
ユーキャンのFP3級きほんテキストの評判や口コミ
それでは私以外の本書に対する評判や口コミを見ていきましょう。
調査対象 | ユーキャンのFP3級きほんテキスト(旧著も含む) |
調査人数 | 15人予定 |
調査媒体 | クラウドワークス |
調査期間 | 2022年8月21日~2022年8月28日 |
自分自身としてイマイチだった点しては問題数が少ないことで重要ポイントに絞っているとはいえ、他書と問題数が比べると少ない感じがしております。またすごく簡単に勉強できて良いと思いますが、問題数が少ないので本当に合格できるのか不安になるときがあるのでもう少し問題の数を増やしていいかと思いました。
テキストが分かりにくく、イラストや図解もあまり分かりにくかった。安いだけあって、講師の質もよくなく、結局、違うスクールへ通ったぐらいでした。
やはり問題数が少ないところがデメリットのようですね。
自分自身として良かった点としてはテキストを確認しやすく、重要な問題が分かりやすいこと。また予想問題はオリジナルな内容で確認用の赤シートが付いていることで、自分自身としては大変便利で分かりやすい内容だと思っております。
ファイナンシャルプランニング技能検定3級を取得出来たことにより、自分の家計の見直しが図れたと同時に、金融機関に就職することが出来、営業として、お客様に提案できるようになり、顧客獲得が出来た。
初心者向けで分かりやすい内容です。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)で実際に勉強した感想
実際にユーキャンのFP3級きほんテキストをつかって学習した感想を書いていきます。
感想を簡単にまとめると以下の通り。
- 分かりやすかったこと:1日にやるべき学習量の配分ができていること
- 分かりにくかったこと:文章が多いので頭に入りにくい・・・
1つずつ説明します。
分かりやすかったこと:1日にやるべき学習量の配分ができていること
ユーキャンのFP3級きほんテキストで良かったのは、なんといっても「1日にやるべき学習量の配分ができていること」。
テキストを購入するのは初めて試験を受ける人がほとんどだと思います。
初めて試験を受ける時に、自分で学習量の配分をするってなかなかヘビーなこと。
(え?私だけ?)
最初から配分してくれているのは非常にうれしかったですし、目標を持ってコツコツやるタイプの人にはピッタリのテキストですね。
文章が多いので頭に入りにくい・・・
ユーキャンのFP3級きほんテキストで分かりにくかった点は、デメリットでもお伝えしたように「文章が多くて図表が少ない」こと。
個人的には長々と文章を読むのは結構しんどいので、もうちょっとポイントポイントに絞った解説が欲しいなと思いました。
「ごちゃごちゃした装飾はいらない」「文章の方が読みやすい」という人には間違いなくおすすめできるテキストですね。
私のように、文章だけだとなかなか頭に入りにくいという人には「ゼロからスタート! 岩田美貴のFP3級1冊目の教科書」というテキストがおすすめです。
文章はかなりシンプルで、イラストや図表がかなり多いのでサクサク読み進められますよ♪
興味がある方はゼロからスタート!岩田美貴のFP3級1冊目の教科書をレビュー【口コミ・評判】をご覧ください。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)の購入方法
本書は下記から購入できます。
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)の誤植情報
ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)の誤植情報を記載いたします。
ユーキャンのFP3級きほんテキストの記事リンク集
本書に関連する記事をまとめました。
まとめ:ユーキャンのFP3級きほんテキストは自分で学習ペースを決められないという人におすすめ!
本記事をまとめます。
今回は「ユーキャンのFP3級きほんテキスト(’22-’23年版)」のレビューをいたしました。
- 1日に学習するべき内容が決まっていて学習を進めやすい
- 文章が多く、図表が少ないから読む人は選ぶかも
- 毎日コツコツ頑張れる人には最適なテキスト
本書は以上のような特徴があります。
文書の割合が多いので「マンガみたいにいっぱいイラストがないと嫌だ!」という人は他のテキストの方が向いているかもしれません。
しかしながらFP3級を受けるのが初めてで、学習量の配分がわからないという人はまずこれを手に取れば間違いなしです。
今回は以上です。