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NISA口座を楽天証券からマネックス証券に移そうと思っています。公式HPにやり方は書いてありますがちょっと分かりづらいです。実際にやった人から分かりやすく教えてほしいです。
このようなお悩みを解決します。
今回は楽天証券からマネックス証券へNISA口座を移管する方法について、画像付きで分かりやすく説明いたします。
ちなみに口座を移す理由は楽天証券では日本株は1株単位で買えないため、私の資金力では分散投資が難しかったからです。
マネックス証券は日本株でも1株単位で買えるので、米国株やREATなどいろいろな投資先にお金を回せるのでおすすめです。
手数料も業界で最安の部類です。
今回は画像付きで丁寧に分かりやすく記事を執筆いたしました。
本記事を読んでいただければ誰でも楽天証券からマネックス証券へNISA口座を移管できます。
→マネックス証券にNISA口座をいますぐ移管したい方はこちら
楽天証券とは
まずは楽天証券の概要を説明いたします。
企業名 | 楽天証券株式会社 |
住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-6-21 |
問い合わせ先 | カスタマーサービスセンター 固定電話から:0120-188-547 携帯電話から:03-6739-3355 |
口座維持手数料 | 無料 |
売買手数料(税込) | 現物取引55円~(超割コース) 信用取引99円~(超割コース) その他の手数料はこちら(楽天証券公式HPより) |
公式HP | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
楽天証券は国内大手の証券会社です。
手数料も安く、コースによっては一定の取引金額までは0円のものもあります。
楽天証券も十分使いやすいのですが、日本株が1株単位では買えないため、マネックス証券にNISA口座を移管しました。
2023年4月17日より楽天証券にて単元未満株の取引ができるようになりました。
単元未満株売買の手数料は、売却時に利益が出る場合は楽天証券の方が安いです(損失が出る場合はマネックスの方が安くなる場合が多いです)
しかしながら取扱銘柄はマネックス証券がほぼすべてに対して、楽天証券は500銘柄弱のみの取引しかできません。
マネックス証券とは
次に移管先のマネックス証券の概要を説明いたします。
マネックス証券では1株単位から日本株を買えます。
通常は100株単位などで購入する必要があるため、最低でも数十万円ほどの手持ち資金がなければ取引は出来ません。
多額のお金をいきなり投資するのはリスク管理の観点からおすすめできないため、今から投資を考えているのであればマネックス証券はあなたとの相性はピッタリですよ。
1株単位で購入する場合、手数料は無料です。(売却時には約定金額の0.55%の手数料がかかります)
口座開設方法がよく分からない方は【マネックス証券】新規口座の開設方法を49枚の画像付きで解説をご覧ください。
NISA口座とは
NISA口座の概要を説明いたします。
ひとことで分かりやすくまとめると、年間非課税枠以内の購入金額であれば、その利益に対して一定期間税金がかからない制度です。※新NISAは無期限
通常、株や投資信託の譲渡益、配当金に対して20.315%課税されるため、差はかなりのものです。
(例)株の売却益が100万円あった場合
- 通常の口座→100万円×0.20315=203,150円の税金
- NISA口座→0円
これから株取引をするのであれば、NISA口座を開設するのは絶対と言えますよ。
令和5年度税制改正の大綱等において、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA(20歳未満) | |
---|---|---|---|
非課税期間 | 5年間 | 20年間 | 5年間 ※ただし、2023年末以降に非課税期間が終了するものについては、20歳まで非課税で保有を継続可能 |
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
投資可能商品 | 上場株式・ETF・公募株式投信・REITなど | 長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託 | 一般NISAと同じ |
買付方法 | 通常の買付け | 積立投資(累積投資契約に基づく買付け)のみ | 一般NISAと同じ |
払出し制限 | なし | なし | あり(18歳までは払い出せない) ※災害等やむを得ない場合には、非課税での払出し可能。 |
注意
現行のNISA制度は2023年に終了し、2024年からは新NISAに移行します。
現NISAから新NISAへはロールオーバー(移管)できませんが、現行制度の非課税措置期間は引き続き適用されるため、2024年以降そのまま保有していても、最大5年(一般NISA、ジュニアNISA)および最大20年(つみたてNISA)は課税されません。
新NISAになるまで待っていた方が良いと思われるかもしれませんが、現NISAと新NISAは別ものです。
2023年から口座を開設して1年だけでも現NISAを利用すると、非課税部分がその分増えるので得ですよ。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
---|---|---|
非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
口座開設期間 | 恒久化 | 恒久化 |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度枠 | 1,800万円(成長投資枠と合わせて) | 1,200万円(内数) ※例1 つみたて投資枠600万円+成長投資枠1,200万円=計1,800万円 ※例2 つみたて投資枠1,000万円+成長投資枠800万円=計1,800万円 |
投資可能商品 | 積立・分散投資に適した一定の投資信託 ※現行のつみたてNISAと同じ | 上場株式・投資信託等 ※整理、管理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等を除外 |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
※ジュニアNISAは廃止されます。
1番の違いは非課税期間が無期限になり、投資できる金額も大幅に増加したことです。
なかなか難しいですが、もっとも効率的なのは1年間のつみたて投資枠120万円と成長投資枠を240万円を目いっぱい使い、5年間で1,800万円分投資することです。
また投資枠の再利用が可能になったため、仮に1,800万円目いっぱい投資した状態で200万円分売却した場合、翌年以降にその200万円分は再投資できるようになります。
ちなみにNISA口座の開設は簡単です。
例えばマネックス証券で取引したい場合、申請するときに入力する項目で「NISA口座を開設」という欄があるのでチェックするだけですよ。
→マネックス証券 でNISA口座を開設したい方はこちら楽天証券からマネックス証券へNISA口座を移管する方法
楽天証券からマネックス証券へ、NISA口座を移管する方法を早速説明していきますね。
マネックス証券の口座を開設していない方は、 マネックス証券公式サイトから新規口座を開設してください。流れは下記になります。
- 楽天証券でNISA口座廃止の手続きをする。
- マネックス証券でNISA口座開始の手続きをする。
たったこれだけですよ。
※今の時点でマネックス証券に口座を持っていない方はマイナンバーの入力が必要になるので、通知書かマイナンバーカードを用意してください。
では早速始めていきますね。
注意
その年に楽天証券のNISA口座で1度でも注文を成立させてしまうと、マネックス証券のNISA口座に移管できるのは来年からになります。(移管の手続き自体はその年の10月1日から可能ですが、利用できるのは来年から)
※例 2023年2月1日に楽天証券NISA口座にて米国株を買った。→マネックス証券に移管できるのは2024年から。(移管の手続き自体は2023年10月1日から可能)
楽天証券でNISA口座廃止の手続きをする
まずは楽天証券のNISA口座廃止の手続きをします。
楽天証券にアクセスし、ログインてください。
画面左上の「メニュー」をタップしてください。
NISA・つみたてNISAのアイコンをタップしてください。
NISA・つみたてNISA申込状況をタップしてください。
少し下にスライドすると上記の画面が表示されます。
他の金融機関へNISA口座を移すをタップしてください。
その後下記の流れになります。
- 非課税管理勘定の変更をタップ。
- 楽天証券口座開設時の4桁の暗証番号を入力。
10月1日~12月31日にNISA口座の移管手続きをした場合、実際に移管できるのは次の年からになります。
※例1 2023年9月26日に移管手続き→2023年10月1日から新しい金融機関でNISA口座を利用可。
※例2 2023年10月3日に移管手続き→2024年1月1日から新しい金融機関でNISA口座を利用可。
その後下記のような表示になっていれば手続き完了です。
メールも送付されます。
手続きから2日くらいで下記の勘定廃止通知書が届きます。
これで楽天証券側のNISA口座は廃止されました。
引き続きマネックス証券のNISA口座を移管していきます。
マネックス証券にNISA口座を移管する方法
ではマネックス証券側にNISA口座を移管していきます。
まずはマネックス証券公式HPにアクセスしてください。画面右上のメニューをタップしてください。
一覧が表示されるので下部にスライドし、「NISA」→「NISA」の順でタップしてください。
下部にスライドし【ご留意事項】見出し内の「他社で開設されているNISA口座をマネックス証券に移される場合」をタップしてください。
そのままNISA口座を開設をタップしてください。
他社からNISA口座を移管する場合は郵送申込のみになります。
下にスライドすると上記の画面が表示されます。
- 私は、上記約款、規定および各ご留意事項の内容を十分に確認、理解しました」にチェック。
- NISA、つみたてNISAを選択。
申込むをタップしてください。
下記の画面が表示されたら申し込み手続き完了です。
3日くらい経つと書類が郵送されてきます。
手元に画像の書類が届いたら下記を記入してください。
- 記入日(西暦)
- 氏名
- 「2018年以降、マネックス証券または他の金融機関にNISA口座を開設したことがあるお客様」の欄にチェック。
下記の必要書類をそろえてください。
- 身分証明書のコピー(運転免許証、パスポート、健康保険証など)
- 勘定廃止通知書(今回は楽天証券のNISA口座の廃止通知書のこと)、または非課税口座廃止通知書の原本
- NISA口座開設必要書類提出表(手元に届いた書類のこと)
必要書類を手元に届いた「マネックス証券株式会社NISA口座受付係行」の封筒にすべて入れて、投函してください。
大体1週間~2週間くらいでNISA口座を利用できるようになります。
私の場合は投函から約1週間くらいでした。
NISA口座の開設状況の確認方法を説明します。
まずはマネックス証券のHPにアクセスしてください。
右上のメニューをタップしてください。
保有残高・口座管理をタップしてください。
お客様情報確認・変更をタップしてください。
口座開設時に設定した4桁の暗証番号を入力し、「次へ」をタップしてください。
暗証番号再設定手続き(マネックス証券公式HPより)から再設定できます。
下部にスライドし、「各種口座開設状況」をタップしてください。
NISA口座の項目で「再開設確認済」になっていれば口座開設完了です。
なお、PC画面であればログイン後のトップページを見ると一発で分かります。
赤枠内のようにNISA枠が表示されれば開設済みという意味ですね。
NISA口座移管についてのよくある質問
NISA口座移管についてのよくある質問をまとめました。
- 移管にかかる日数はどのくらい?
移管にかかる日数はどれくらい?
私が実際にかかった日数はおおよそ2週間程度ですね。
- 楽天証券のNISA口座廃止、証明書が手元に届く→申請から2日で証明書が届く。
- マネックス証券にNISA口座開設を申し込む→申請から3日で書類が届く。
- 書類を投函後、マネックス証券にNISA口座開設完了→投函から1週間。
1日、2日で開設できるものではないので、なるべく早めに手続きを開始しておきましょう。
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まとめ:日本株が1株から購入できるマネックス証券はNISA口座との相性ピッタリです
本記事をまとめます。
今回は楽天証券からマネックス証券へNISA口座を移管する方法を解説いたしました。
2024年から始まる新NISAでは非課税期間が永久、非課税投資枠も最大1,800万円と大幅に増えます。
マネックス証券を実際に使っていますが、手数料も業界最安クラス、アプリも使いやすいので本当におすすめできますよ。
1株から日本株が買えるマネックス証券にNISA口座を移管、開設して今から株取引に慣れておきましょう。
今回は以上です。