株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
東洋精糖という会社が気になります。
砂糖や機能性食品、化粧品原料も製造販売している会社みたいです。来年の配当も今期比2倍以上の増配が発表されました。今から投資しても大丈夫なのかな。メリットやデメリットも教えて下さい。
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。
- 本記事の内容
- 東洋精糖とは
東洋精糖株のおすすめポイント
東洋精糖株のデメリット
東洋精糖の株価の推移(チャート)
東洋精糖株の配当金、配当利回り、配当性向
東洋精糖株の配当金がもらえるのはいつ?
東洋精糖株に株主優待はある?
東洋精糖の売上の推移
東洋精糖の財務状況
東洋精糖のキャッシュフロー
東洋精糖株の評判
東洋精糖株の購入方法
東洋精糖のIRニュース
東洋精糖のよくある質問
東洋精糖株以外のおすすめ食品株銘柄
今回は東洋精糖株について解説いたします。
東洋精糖の事業は砂糖および機能性食品の製造・販売です。
日本での製糖業界売上高ランキングでは5位の中堅メーカーです。
順位 | 会社名 | 売上(百万円) |
1 | DM三井製糖HD | 163,310 |
2 | 日本甜菜製糖 | 58,492 |
3 | ウェルネオシュガー | 58,347 |
4 | 塩水港精糖 | 27,950 |
5 | 東洋精糖 | 15,131 |
東洋精糖は、食品用の砂糖ばかりではなく化粧品や医薬品の原料などの素材の開発・製造販売も行っています。まさにハイテク化学企業ですよね。
- 安定的に推移する売上高
- 高い営業利益率
- 2024年3月期の配当額は前期比2.8倍以上
- 完全な無借金経営
- 高い自己資本比率
大きな成長が見込めない食品分野において、東洋精糖は安定した売上を計上し、着実に利益を積み上げています。
無借金経営、高い自己資本比率に裏打ちされた、筋肉質な財務状況がこの会社の最大の魅力です。
今から株を購入しても長期的に見て、安定した利益を上げられる可能性が高そうです。
東洋精糖のおすすめポイントやデメリットなどを分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧いただき購入のヒントにしてください。
- 株のツールっていろいろあるし、どれを見たらいいのか分からない…
- 複数のサイトをそれぞれ見るのが面倒…1つにまとめて見られたらいいのに…
- 無料の情報サイトは煩雑で見づらい…
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東洋精糖とは
まずは東洋精糖の概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。
上場会社名 | 東洋精糖株式会社 |
上場取引所 | 東京証券取引所スタンダード市場 |
コード番号 | 2107 |
本社所在地 | 〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町18番20号 |
創業 | 1949年11月29日 |
設立 | 1949年11月29日 |
事業内容 | 砂糖および機能性食品の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 大浦 理 |
資本金 | 29億4百万円 |
年商 | 15,131百万円(2023年3月期) |
年初来高値 | 2,284円 (2023年9月5日) |
年初来安値 | 845円(2023年1月12日) |
配当利回り | 4.37~11.83%(年初来高値~安値における配当金) |
配当金 | 35株円(2023年3月期) 100株円(2024年3月期予想) |
決算期 | 3月末日 |
IR情報 | https://www.toyosugar.co.jp/ir/index.html |
公式HP | https://www.toyosugar.co.jp/index.html |
東洋精糖のおすすめポイント
東洋精糖のおすすめポイントは下記です。
- 安定的に推移する売上高
- 高い営業利益率
- 2024年3月期の配当額は前期比2.8倍以上
- 完全な無借金経営
- 高い自己資本比率
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
安定的に推移する売上高
東洋精糖の売上は、10年以上継続して年間120億円を維持しています。
特に2021年3月期から2023年3月期までは2年連続増収中です。
2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 | |
売上 (百万円) | 13,677 | 13,515 | 12,908 | 13,403 | 15,131 |
甘味全体の需要量が減少傾向の中、かなり善戦していると評価できます。
高い営業利益率
東洋精糖の2023年3月期の全売上に対する営業利益率は3%台です。
全体としてやや低い印象がありますが、機能素材事業は高い営業利益率を計上しています。
砂糖事業 | 機能素材事業 | |
セグメント別営業利益率(%) | 5.9 | 15.6 |
(注:各セグメントで上げた利益を配分していないのでトータル営業利益の算出とは異なります)
この機能材料事業の商品は主に化粧品と医薬品素材であり、高付加価値を遡及できる分野です。
東洋精糖は機能材料事業における新規用途開発を将来の利益貢献策として位置付けているので、今後の収益向上に期待が持てます。
2024年3月期の配当額は前期比2.8倍以上
東洋精糖の2024年3月期の配当額は、対前年(2023年3月期)の35円/株から大幅に増配し、100円/株の計画です。
増配差分65円の内訳は下記です。
- 第100期を迎えることによる記念配当15円
- 東京精糖の投資先から受けとる配当金の還元により、特別配当50円
次期が同じ配当額になるのかは未定ですが、短期的に見ても高い配当額が期待できるのは嬉しいですね。
完全な無借金経営
東洋精糖の筋肉質な財務を説明する項目で最も説得力のある根拠は、完全なる無借金経営であることです。
長期にわたってコツコツ返済し、2021年3月度度に初めて無借金を実現しています。
健全経営に対する経営者の強い意志を感じます。
高い自己資本比率
さらに高い自己資本比率も東洋精糖の強い財務環境を表しています。
企業経営において30%以上が目安となる水準において、東洋精糖のここ数年の自己資本比率は、80%以上です。
2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 | |
自己資本比率(%) | 77.0 | 80.7 | 84.2 | 83.3 | 84.4 |
まさに安心・安全・安定の企業経営です。
東洋精糖株のデメリット
東洋精糖株のデメリットは下記です。
- 営業利益額の伸びが弱い
- 売上に対する営業利益率が徐々に低下
順に説明します。
営業利益額の伸びが弱い
東洋精糖の営業利益額は年々減少傾向です。
2023年3月期の短期決算による説明によると、営業利益減少の理由は下記の3つです。
- ニューヨーク粗糖先物相場の上昇
- 海上運賃の上昇
- 原料輸入価格の上昇
- エネルギーコストの上昇
ただこの状況はライバル各社も同じ状況にあり、東洋精糖だけの逆風ではありません。
東洋精糖 | DM三井製糖HD | 日本甜菜製糖 | ウェルネオシュガー | 塩水港精糖 | |
営業利益率 (%) | 3.00 | 0.67 | 2.32 | 2.75 | 2.23 |
上記の表から東洋精糖の営業利益率はむしろ高めなのがわかります。
売上に対する営業利益率が徐々に低下
そして、営業利益率の年推移も低下傾向にあります。
2020年 3月期 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 | |
営業利益率 (%) | 7.2 | 6.4↓ | 4.8↓ | 3.0↓ |
安心材料として2024年3月期の営業利益率は、業務の効率化などにより前年比から0.8%増加の3.8%を予想しています。
財務体力が十分あるので時間がかかっても効率化が進めば問題はないでしょう。
最新の2024年3月期第2四半期では売上高8,592百万円、営業利益501百万円で営業利益率約5.83%を計上しています。
東洋精糖の株価の推移(チャート)
東洋精糖の株価の推移は下記です。
執筆時でPER9.8倍、PBR1.02倍と割安感はまだまだありますが、株価が急激に上昇しているので反落の可能性も十分あります。
分散投資しつつ様子を見るのがベターだと思われます。
東洋精糖株の配当金、配当利回り、配当性向
東洋精糖株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。
- 安定して高配当
- 2024年3月期は通常配当に加え記念・特別配当を実施
- 来年の記念・特別配当が単年に終わる可能性
配当金 (1株あたり) | 配当 利回り | 配当 性向 | |
---|---|---|---|
2012年 3月期 | 20.0円(調整後) | 1.65 ~2.47% | 15.3% |
2013年 3月期 | 20.0円(調整後) | 1.68 ~2.50% | 16.6% |
2014年 3月期 | 20.0円(調整後) | 1.49 ~2.30% | 21.1% |
2015年 3月期 | 20.0円(調整後) | 1.61 ~2.15% | — |
2016年 3月期 | 30.0円(調整後) | 1.96 ~3.13% | 30.9% |
2017年 3月期 | 30.0円(調整後) | 2.42 ~3.06% | 27.4% |
2018年 3月期 | 30.0円 | 1.84 ~2.73% | 23.4% |
2019年 3月期 | 40.0円 | 3.07 ~4.12% | 30.0% |
2020年 3月期 | 50.0円 | 4.08 ~5.24% | 35.9% |
2021年 3月期 | 35.0円 | 2.69 ~3.19% | 64.6% |
2022年 3月期 | 35.0円 | 2.85 ~3.46% | 37.1% |
2023年 3月期 | 35.0円 | 3.40 ~4.21% | 41.6% |
2024年 3月期 (予想) | 100円 | – | 52.9% 目標 |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。東洋精糖株は、2017年10月1日付で普通株式10株を1株とする株式併合を行った関係で2017年以前の配当額は併合を調整した数値にしています。
東洋精糖は配当性向30%をめどにしっかり配当しています。
配当利回りも3%前後と高配当率を維持しています。
2024年3月期(通期)は、特別配当と記念配当を加算して前年よりプラス65円/株増配の計画です。
ただ、特別配当と記念配当は通常配当とは性質が異なり、継続を前提とした増配ではありません。
今後の増益による通常配当の増配が期待されます。
東洋精糖株の配当金がもらえるのはいつ?
東洋精糖の配当時期は下記です。
配当日(権利確定日) | 権利付き最終日 ※この日までに買うと配当金が受け取れる | 権利落ち日 ※この日に購入しても直近の配当には間に合わない |
2024年3月29日(金) 次回期末配当 | 2024年3月27日(水) | 2024年3月28日(木) |
2024年9月30日(月) 次回中間配当 | 2024年9月26日(木) | 2024年9月27日(金) |
※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります。
東洋精糖株に株主優待はある?
東洋精糖の株主優待内容は下記です。
株数 | 内容 | 権利確定月 |
---|---|---|
優待なし |
東洋精糖の売上、利益の推移
東洋精糖の売上、利益の推移は下記です。
- 堅実な売上
- 来期は配当収入により経常利益が増加
- やや苦戦している営業利益
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2015年 3月期連結 | 14,419 | 587 | 660 | △781 | △724 |
2016年 3月期連結 | 14,469 | 610 | 726 | 528 | 540 |
2017年 3月期連結 | 14,370 | 668 | 713 | 596 | 598 |
2018年 3月期連結 | 13,924 | 756 | 836 | 700 | 720 |
2019年 3月期連結 | 13,677 | 948 | 1,035 | 727 | 761 |
2020年 3月期連結 | 13,515 | 969 | 1,057 | 758 | 708 |
2021年 3月期連結 | 12,908 | 828 | 908 | 295 | 350 |
2022年 3月期連結 | 13,403 | 646 | 723 | 514 | 513 |
2023年 3月期連結 | 15,131 | 455 | 551 | 459 | 457 |
2024年 3月期連結 ※通期予想 | 17,000 | 640 | 1,460 | 1,130 | — |
東洋精糖の売上は、安定的に推移しています。
特に2021年3月期(通期)から2期連続増収しており、2024年3月期(通期)もさらに増収の計画です。
他方、営業利益は苦戦中です。主な原因は下記4つです(令和5年3月期 決算短信)
- ニューヨーク粗糖先物相場の上昇
- 海上運賃の上昇
- 原料輸入価格の上昇
- エネルギーコストの上昇
これらはウクライナやイスラエルの紛争、さらには世界的なインフレによる外部要因であり、今は耐える時期かもしれません。
東洋精糖の財務状況
東洋精糖の財務状況です。
- 積み上がる利益剰余金
- 豊富な現金および預金
- 高い自己資本費利率
- 完全な無借金経営
- 特になし
利益剰余金 (百万円) | 現金および預金 (百万円) | 自己資本 比率 | 有利子負債 (百万円) | 有利子負債 比率 | |
---|---|---|---|---|---|
2015年 3月期連結 | 3,856 | 2,704 | 56.5% | 2,705 | 39.6% |
2016年 3月期連結 | 4,276 | 2,157 | 64.3% | 1,840 | 25.4% |
2017年 3月期連結 | 4,709 | 2,321 | 68.0% | 1,449 | 18.8% |
2018年 3月期連結 | 5,246 | 2,361 | 72.1% | 1,330 | 16.1% |
2019年 3月期連結 | 5,810 | 2,861 | 77.0% | 500 | 5.7% |
2020年 3月期連結 | 6,351 | 3,229 | 80.7% | 500 | 5.4% |
2021年 3月期連結 | 6,374 | 3,491 | 84.2% | 0 | 0% |
2022年 3月期連結 | 6,697 | 3,827 | 83.3% | 0 | 0% |
2023年 3月期連結 | 6,966 | 3,756 | 84.4% | 0 | 0% |
東洋精糖の財務状況は極めて健全です。
その理由は次の4点です。
- 積み上がる利益剰余金
- 豊富な手持ち現金
- 高い自己資本比率
- 完全な無借金経営
特筆すべきは、2015年3月期に計上された、約7億円の有利子負債が5年後にゼロになっていることです。
経営陣の借金を返済に対する強い意志を感じます。
東洋精糖のキャッシュフロー
東洋精糖のキャッシュフローは下記です。
- 営業キャッシュフローが常にプラス
- 特になし
現金及び現金同等物 の期首残高 (百万円) | 営業キャッシュフロー (百万円) | 投資キャッシュフロー (百万円) | 財務キャッシュフロー (百万円) | 現金及び現金同等物の 期末残高 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2015年 3月期連結 | 465 | 518 | 2,254 | △533 | 2,704 |
2016年 3月期連結 | 2,704 | 854 | △88 | △1,313 | 2,157 |
2017年 3月期連結 | 2,157 | 394 | 362 | △593 | 2,321 |
2018年 3月期連結 | 2,321 | 439 | △116 | △282 | 2,361 |
2019年 3月期連結 | 2,361 | 1,479 | 15 | △993 | 2,861 |
2020年 3月期連結 | 2,861 | 685 | △99 | △217 | 3,229 |
2021年 3月期連結 | 3,229 | 631 | 402 | △772 | 3,491 |
2022年 3月期連結 | 3,491 | 658 | △129 | △193 | 3,827 |
2023年 3月期連結 | 3,827 | 135 | △11 | △195 | 3,756 |
東京精糖の財務状況は安定感が抜群です。
ローリスクローリターン型の典型的な経営戦略です。
大きな成長が見込まれないものの、損失回避を極力優先させる経営戦略は、飽和している甘味市場に適した戦い方と言えるでしょう。
東洋精糖株の評判
SNS上での東洋精糖株の評判です。
🍍【高額配当に注目】🍕
年間の配当利回りのよい株🍁
東洋精糖(2107)
年間配当:100.0
配当利回り:5.058
決算月:3月
株価:1977.0#利回り #高配当株 pic.twitter.com/8VMzg8ZWjH— 高額配当研究所 (@haitou_study) November 26, 2023
割安で、第1Qの利益と通期の進捗率が良い高配当株と主要銘柄✨
(PBR1倍以下・利回り3%超・第1Q(4-6月期)の経常利益が前期比10%超・第1Qの進捗率が通期目標の30%以上)※数字は、配当利回りです🌞
🟢東洋精糖(2107) 5.18%
🟢広島ガス(9535) 3.07%
🟢芦森工業(3526) 3.63%
🟢生化学工業(4548)…— KAZZN@含み損の匠/高配当株トレード🏋️ (@Kazzn_blog) October 29, 2023
四季報を見て気付いたこと。
精糖業界株が軒並み株価急上昇してた。
2107東洋精糖
2108日本甜菜精糖
2109DM三井精糖ホールディングス
2112塩水港精糖
2114フジ日本精糖
2117ウェルネオシュガー
共通点は、高配当株であった点。— サラリーマン投資家X (@salaryinv) September 17, 2023
東洋精糖は高配当で業績も安定しているので人気がありますね。
東洋精糖株の購入方法
東洋精糖株を購入するなら、下記3社がおすすめです。
SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。
ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。
取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。
マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。
個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。
現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。
2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。
単元未満株 買い手数料 | 無料 |
単元未満株 売り手数料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
NISA口座 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
取扱銘柄 | 東証、名証ほぼ全て |
注文時間 | 24時間対応 |
auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。
単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。
また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。
NTTのIRニュース
独自判断ですが、株価に関係がありそうな東洋精糖の直近のIRニュースをまとめました。
※今のところ特にありません。
東洋精糖株のよくある質問
東洋精糖株についてのよくある質問をまとめました。
- 東洋精糖の大株主である丸紅との関係について詳しく教えて下さい。
- 技術的な質問です。東洋精糖は、機能性素材事業として化粧品や医薬品素材も製造・販売しています。なぜこのようなことができるのでしょうか。
- 東洋精糖の大株主である丸紅との関係について詳しく教えて下さい。
- 東洋精糖は、かつて不動産事業が上手くいかずに業績不振に陥り、丸紅から第三者割当増資を受けました。現在は、大株主としてだけではなく東洋精糖の商品を丸紅の子会社である丸紅食品を通じて販売するなど強固な結びつきを維持しています。
- 技術的な質問です。東洋精糖は、機能性素材事業として化粧品や医薬品素材も製造・販売しています。なぜこのようなことができるのでしょうか。
- 砂糖を代表とする糖類にはホルミル基 (−CHO) やカルボニル基 (>C=O) が存在し、この官能基は容易に加水分解されて他の分子に転移します。東洋精糖はこの分子転換を制御し、化粧品や医薬品に活用できる化学物質に変える技術を獲得しているのです。
東洋精糖株以外のおすすめ高配当銘柄
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
配当 利回り | 年初来高値から算出した 配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した 配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した 配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した 配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した 配当利回り2%未満 |
配当性向 | 30%以上 40%未満 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して 売上20%まで | 最大手に対して 売上10%まで | 最大手に対して 売上5%まで | 最大手に対して 売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
直近10年増配回数 (対前年) | 7回以上 | 5回以上7回未満 | 3回以上5回未満 | 1回以上3回未満 | 0回 |
直近10年減配回数 (対前年) | 0回 | 1回以上3回未満 | 3回以上5回未満 | 5回以上7回未満 | 7回以上 |
高配当 総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※増配、減配はそれぞれの合計を2分の1した評価(小数点切り上げ)
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 高配当 評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当性向 | 企業規模 | キャッシュリッチ | 直近10年増配回数 (対前年) | 直近10年減配回数 (対前年) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アクシーズ (1381) | B | C 2.90% ~3.36% | S 38.4% | D | A | A (6回) | S (0回) | 期末:2024年6月26日 中間:なし | ○ |
ホクリヨウ (1384) | B 3.31% ~5.70% | A 22.7% | S | A | A (6回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:なし | ○ | |
日東富士製粉 (2003) | B 3.51% ~4.18% | A 40.2% | C | A | S (8回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
中部飼料 (2053) | B | C 2.91% ~3.37% | D 121.4% | S | D | A (6回) | S (0回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
フィード・ワン (2060) | B | C 2.99% ~3.79% | C 92.6% | S | D | B (3回) | S (0回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
東洋精糖 (2107) | A 4.37% ~11.83% | A 41.6% | C | S | B (3回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
DM三井製糖HD (2109) | A 3.67% ~6.16% | A 48.9% | S | B | A (6回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
フジ日本精糖 (2114) | B | C 2.31% ~6.16% | A 27.3% | B | A | B (3回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
ウェルネオシュガー (2117) | A 4.15% ~5.63% | D 182.8% | A | B | B (4回) | A (1回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
柿安本店 (2294) | A 4.15% ~5.63% | A 40.4% | D | S | S (7回) | A (1回) | 期末:2024年4月25日 中間:無し | ○ | |
伊藤ハム米久HLDGS (2296) | C 2.94% ~3.71% | A 40.8% | S | B | B (3回) | S (0回) | 期末:2024年3月27日 中間:無し | ○ | |
キリンHD (2503) | B 3.07% ~3.62% | A 51.1% | S | D | S (8回) | S (0回) | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | ○ | |
日清オイリオ (2602) | B | C 2.72% ~3.96% | S 34.9% | S | D | B (4回) | S (0回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
大冷 (2883) | B | C 2.88% ~3.26% | S 34.6% | D | A | C (1回) | S (0回) | 期末:2024年3月27日 中間:なし | ○ |
日本食品化工 (2892) | A 4.5% ~7.68% | S 34% | S | D | A (5回) | B (4回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | A 4.87% ~7.41% | B 75.4% | S | B | S (8回) | A (1回) | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
イフジ産業 (2924) | B | C 2.38% ~5.16% | A 25.8% | D | A | S (7回) | B (3回) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
まとめ:東洋精糖は業績安定で高配当の優良企業です
本記事をまとめます。
今回は東洋精糖株について分かりやすく解説いたしました。
- 安定的に推移する売上高
- 高い営業利益率
- 2024年3月期の配当額は前期比2.8倍以上
- 完全な無借金経営
- 高い自己資本比率
東洋精糖は飽和した市場でも安定した売上を実現しています。
外部環境の苦しい中でも、営業利益率はライバル会社より高い3%台(2023年3月期)を達成中です。
東洋精糖株は多少のリスクにも揺るがない、長期保有に適した投資対象と言えます。
今回は以上です。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。