JT【日本たばこ産業】株(2914) 高配当で有名?おすすめポイントやデメリットも解説

株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。

悩んでいる人
悩んでいる人

JT(日本たばこ産業)の株が、高配当と話題です。でも禁煙や分煙が進む中、JTの株をいまから買うメリットってあるのでしょうか?おすすめポイントやデメリットもあれば教えてください。

こんなお悩みを解決します。

注意

本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。

リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。

また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。

本記事の内容
JT(日本たばこ産業)とは
JT(日本たばこ産業)株のおすすめポイント
JT(日本たばこ産業)株のデメリット
JT(日本たばこ産業)の株価の推移(チャート)
JT(日本たばこ産業)株の配当金、配当利回り、配当性向
JT(日本たばこ産業)株の配当金はいつもらえる?
JT(日本たばこ産業)の売上、利益の推移
JT(日本たばこ産業)の財務状況
JT(日本たばこ産業)のキャッシュフロー
JT(日本たばこ産業)株の評判
JT(日本たばこ産業)株の購入方法
JT(日本たばこ産業)のよくある質問
JT(日本たばこ産業)株以外のおすすめ高配当銘柄

記事の信頼性

Webライターのみらいのびたです。

高配当日本株、米国株を中心に長期保有のスタイルで運用中。投資歴26年で配当、利子収入は積算400万円以上。生涯運用益も8桁越え。

株の運用は、日々の研鑽がモットーです。

みらいのびたです。

記事の監修者

CFP®(申請中)、AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

リスクの少ない運用を実施中。

高配当日本株や米国株をはじめ、投資の勉強のためREIT、金、FX、仮想通貨などあらゆる資産を保有。

michi(みち)
です。

今回はJT(日本たばこ産業)株について解説いたします。

たばこと言うと禁煙、分煙が進み、スモーカーにとって受難の時代ですよね。

「たばこメーカーの株を購入しても大丈夫かな?」

このような疑問をお持ちの方は多いと思います。

そんなあなたに、今回はJT株についての売り上げ、利益などの数値を検証したうえで、おすすめのポイントを紹介いたします。

JTのおすすめポイントは下記です。

  • 高配当
  • 2020/12期以降売上、利益とも伸長
  • 配当性向が75%と極めて高い
  • たばこ事業以外へ多角化を推進

配当利回りは執筆時で5.78~7.40%と極めて高く、配当金もここ10年ほどは1株当たり100円~200円付近と高配当です。

配当性向は75%と多くの株主還元をしています。

JT【日本たばこ産業】の配当金計算書

本記事を読んだ後は私も保有しているJT株についての理解が深まり、株購入の参考にできまので最後までぜひご覧ください。

みらいのびた
みらいのびた

東証での配当性向の平均は30~40%と言われています(生命保険協会などの調べ)。

株主還元にここまで積極的な企業は珍しいですね。利益を配当金に回しすぎかと思われますが、その点についても調べました。

JT(日本たばこ産業)株を今すぐ1株買いたい方はこちら

株探プレミアムが今なら30日間無料体験できます!
私が利用しているツール「株探プレミアム」の紹介です。
  • 株のツールっていろいろあるし、どれを見たらいいのか分からない…
  • 複数のサイトをそれぞれ見るのが面倒…1つにまとめて見られたらいいのに…
  • 無料の情報サイトは煩雑で見づらい…

このような経験はありませんか?

私も株探プレミアムを知る前はいろいろなツールやサイトを行ったり来たりして、本当に面倒な思いをしていました。

株探プレミアムなら配当利回りや株価、チャートだけでなく、決算情報も一目で分かるようになっています。

おかげで他のサイトやツールを使わずとも、高配当株についての必要な情報を株探プレミアム一本で得られるようになりました。

今なら30日間無料で体験できますので、この機会にぜひお試しください。

今なら30日間無料

月額2,460円→0円

無料登録方法やおすすめの使い方は下記の記事で分かりやすく解説しています。

株探プレミアムの無料登録方法とおすすめの使い方を58枚の画像付きで分かりやすく解説

JT(日本たばこ産業)とは

まずはJT(日本たばこ産業)の概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。

上場会社名日本たばこ産業株式会社
上場取引所東京証券取引所プライム市場(旧東証一部)
コード番号2914
本社所在地〒105-6927 東京都港区⻁ノ⾨4-1-1
創業1949年6月1日
設立1985年4月1日
事業内容たばこ・医薬品・食品
代表者代表取締役社長 寺畠 正道
資本金1,000億円
年商2兆6,578億(2022年12月期)
年初来高値3,858円 (2023年12月4日)
年初来安値 2,538円(2023年1月16日)
配当利回り4.87~7.41%(年初来高値~安値における配当金)
配当金188円/株(2022年12月期)
  188円/株(2023年12月期予想)
決算期12月末日
IR情報https://www.jti.co.jp/investors/library/index.html
公式HPhttps://www.jti.co.jp/index.html
JT(日本たばこ産業)の概要

JTグループの事業の90%以上がたばこ事業で、そのなかでも70%ほどが海外たばこ事業です。

JT事業の内訳

例えば「ウィンストン」、「キャメル」、「メビウス」、「LD」は、世界でも有数のたばこブランドなので、ご存知の方も多いですよね。

JTたばこ事業の世界的ブランド
JTたばこ事業の世界的ブランド(22年度会社案内より
みらいのびた
みらいのびた

10%にも満たないですが、医薬事業や加工食品事業にも注目です。

JTの培った研究技術の知見が応用できるので、期待ができる事業領域ですね

JT(日本たばこ産業)のおすすめポイント

JT(日本たばこ産業)のおすすめポイントは下記です。

  • 高配当
  • 株主還元に積極的
  • 2020年度以降売上、利益が順調に推移
  • たばこ事業以外へ多角化を推進
  • 外部環境に影響されない安定感
  • 禁煙ブームに負けない強さ

それぞれ分かりやすく説明していきますね。

高配当

JT株の2022年の配当率は6.55~9.40%です。

配当金(1株あたり)配当利回り配当性向
2010年3月6,800円(分割前※)1.90~2.79 %38.8%
2011年3月10,000円(分割前※)2.48~3.56 %22.8%
2012年3月68円2.64~3.68 %23.7%
2013年3月96円2.50~3.92 %110.4%
2014年12月100円2.38~3.34 %50.1%
2015年12月118円2.43~3.81 %64.2%
2016年12月130円2.68~3.58 %55.2%
2017年12月140円3.30~3.88 %63.9%
2018年12月150円4.05~6.05 %69.7%
2019年12月154円5.31~7.07 %93.0%
2020年12月154円6.32~8.57 %88.1%
2021年12月140円5.79~7.38 %73.4%
2022年12月188円6.55~9.40 %75.4%
2023年12月
(予想)
188円4.87~7.41 %
(執筆時)
75.8%
目標
配当金、配当利回り、配当性向

東証プライム2981件中、なんと9位(2023年3月時点)。

これは、一株188円という高配当が理由です。

2023年も同じ配当額を予定中で、高配当がしばらく続きそうですね。

株主還元に積極的

特筆すべきは75%を超える配当性向※です。

配当性向が高いということは、自社にお金をため込むのではなく株主へ還元しているのです。

株主を大切にするという企業の考え方の現れです。

みらいのびた
みらいのびた

投資家を大切にする企業とは末永く付き合いたいですね

当期純利益に占める年間の配当金の割合を示す指標のことで、下記の式で計算されます。

配当性向(%)=配当支払い総額(円)/当期純利益(円)×100
配当性向計算式

2020年度以降、売上、利益が順調に推移

2020年期~2022年期までの売上、利益が拡大傾向です。

特に2022年は近年では最大でした。(売上約2兆6,000億円、税引き前利益約5,900億円)

2020年2021年2022年
売上
(百万円)
2,092,5612,324,8382,657,832↗
営業利益
(百万円)
469,054499,021653,575
税引き前利益
(百万円)
420,063472,390593,450↗
2020年度以降の売上と利益

どの年も営業利益率が20%以上と驚異的な数値を出していますね。

売上、利益とも増加した理由としてたばこ製品のプライシング(適切な価格設定)と海外たばこ事業の円安効果と説明されています(2022年度決算説明会資料)。

ちなみに現在の業績として2023年12月期第2四半期が終わり、売上、利益ともにさらに増加しています。

  • 今期:売上約1兆3,900億円、税引き前利益約3,730億円
  • 前年同時期:売上約1兆2,660億円、税引き前利益約3,610億円

今期当初の予想は若干減でしたが、今のペースだと更新する可能性がありますよ。

たばこ事業以外へ多角化を推進

あまり知られていませんが、JTの事業にはたばこ以外に「医薬事業」や「加工食品事業」があります。

医療事業は、1998年から鳥居薬品をグループ会社に迎えいれ、JTの研究成果を鳥居薬品が販売しています。

アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム軟膏」
アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム軟膏」(22年度会社案内より

また「加工食品事業」も地味なが、しっかり利益を出しています。

おもに冷凍・常温事業、調味料事業、ベーカリー事業の3つを展開中です。

JTの加工食品事業 
JTの加工食品事業 (22年度会社案内より

たばこに比べて目立たないとはいえ、2つの事業を合わせるとおよそ10%の売上(約2,000億円)なので、軽視できないですよね。

外部環境に影響されない安定感

2020年初旬から2022年末ごろまでの世界的なコロナ禍でも、JTの業績は売上、利益とも順調に増加しています。

その理由はJTの巧みなM&A戦略によるものです。

たとえば、2007年に当時世界5位のたばこ企業ギャラハー(英国)を1兆7300億円で買収し、強力な国際ブランド企業としての地位を確立しました。

さらに、JTは早くからHTS(heated tobacco sticks=高温加熱型の加熱式たばこ)への積極投資を行っています。

昨年JTは、Altria Groupと共同で、 Japan Tobacco International及およびPhilip Morris USA, Inc.を通じ、米国に合弁会社を設立しています(Horizon Innovations LLC)。

この合弁事業によりJTは、米国における HTS 製品(Ploomプルーム)の商業化を目指しています。

Ploom Xの販売拡大
Ploom Xの販売拡大(たばこ事業2022年実績及び2023年ガイダンスより)
みらいのびた
みらいのびた

JTの電子タバコブランドPloomXは、英国、イタリアを皮切りに今後20ヶ国以上に市場展開する予定です。

以上のようなM&A戦略がJTの強みですね。

禁煙ブームに負けない強さ

今は世界中で禁煙ブームですが、JTは売上の90%以上がたばこ事業なのにも関わらず、安定の業績を上げています。

この理由のひとつは、たばこ事業の売り上げの70%以上が海外からもたらされたものだからです。

JTは、2017年よりフィリピン・インドネシア・エチオピア・ロシア・バングラデシュなどのたばこ企業を相次いで買収しました(特定子会社に該当)。

なぜこの戦略が有効かというと、先進国に比べ、発展途上国では教育が行き届いていないことがあげられます。

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患など多くの病気の原因はよく知られた事実です(厚生労働省:喫煙による健康影響)が、発展途上国ではまだそこまで知識のある喫煙者がいないため、消費量が落ちないのです。※最新たばこ情報(厚生労働省HPより)

つまり、禁煙ブームなのは教育のが比較的行き届いた先進国での話です。

みらいのびた
みらいのびた

先進国の伸び悩みを新興国がリカバリーしている図式ですね。

私たちが肌感覚でもっているたばこのイメージとギャップがあるのです

今後発展途上国の人口はますます増えていくと予想されているので、たばこ産業はまだまだ需要がありますね。

もちろん先進国での販売減をそのままにしているわけではなく、Ploomなどの電子タバコで売上増を目指しています。

JT(日本たばこ産業)株のデメリット

JT(日本たばこ産業)株のデメリットは下記です。

  • 将来の利益によっては減配の可能性もある
  • 株主優待が取りやめになった
  • 海外たばこ事業の中で重要な位置づけのロシア事業撤廃の可能性がある

順に分かりやすく解説しますね。

将来の利益によっては減配の可能性もある

実は2020年度に一株154円の配当が、2021年度は140円に減配しています。

理由は営業利益の大幅な減少です(△22.6%)。

営業利益の減少は、「海外たばこ事業におけるネガティブな為替影響及び医薬事業での減少により減益」と説明されています(2020年度決算説明会資料)。

このように、業績に連動し柔軟に配当額を変えていくのもJTの特徴です。

2023年度の計画では2022年度同様、一株188円と発表されていますが、業績の推移を注意深く見ていく必要がありそうですね。

株主優待が取りやめになった

JTには配当金以外に100株以上保有で、自社グループ商品が貰える株主優待制度がありました。

もらえるものは「ご飯詰め合わせ」や「カップ麺」でした。

しかしながら、「株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点」から2023年の発送をもって中止となりました(当社の株主優待について)。

ちょっとした楽しみではありましたが、高い配当金で株主還元してもらえるので、大きな問題ではないですね。

海外たばこ事業の中で重要な位置づけのロシア事業撤廃の可能性がある

JTはロシアに4つの工場を持つJTインターナショナル(JTI)を保有し、4000人の従業員を雇用しています。

22年度の決算報告書によると、JTグループ全体に占めるロシア市場の売上・収益率は、約11%です。

2022年3月10日に発表されたロシア市場に関するプレスリリースによると、JTはロシアにおける全ての新規の投資及びマーケティング活動を一時的に停止することを発表しています(ロシア市場における現在の状況に関するお知らせ)。

今後、JTのロシア市場におけるたばこ事業の運営のあり方については、グループからの分離を含めた選択肢も検討しているとのこと、状況を注視する必要がありそうです。

JT(日本たばこ産業)の株価の推移(チャート)

JT(日本たばこ産業)の株価の推移は下記です。

JT(日本たばこ産業)の株価チャート
株探プレミアムより

直近では2023年の6月に中間配当が確定した後に株価を下げています。

しかしながら12月の期末配当に向けての好材料として、第2四半期の決算で売上利益ともに前年比増を達成しているので、株価がまた上がる可能性がありますね。

執筆時PER12.1倍、PBR1.43倍とやや割高感がでてきていますが、安定感は抜群です。

JT(日本たばこ産業)株の配当金、配当利回り、配当性向

JT(日本たばこ産業)株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。

良い点
  • 高配当
  • 高い配当性向
気になる点
  • 2023年以降の配当の推移
配当金(1株あたり)配当利回り配当性向
2010年3月6,800円(分割前※)1.90~2.79 %38.8%
2011年3月10,000円(分割前※)2.48~3.56 %22.8%
2012年3月68円2.64~3.68 %23.7%
2013年3月96円2.50~3.92 %110.4%
2014年12月100円2.38~3.34 %50.1%
2015年12月118円2.43~3.81 %64.2%
2016年12月130円2.68~3.58 %55.2%
2017年12月140円3.30~3.88 %63.9%
2018年12月150円4.05~6.05 %69.7%
2019年12月154円5.31~7.07 %93.0%
2020年12月154円6.32~8.57 %88.1%
2021年12月140円5.79~7.38 %73.4%
2022年12月188円6.55~9.40 %75.4%
2023年12月
(予想)
188円75.8%
目標
配当金、配当利回り、配当性向

※2010年期と2011年期の配当金は、1株を200株に分割前。配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。

現在では配当利回り9%を超えるほどの超高配当です。

東証プライム市場(旧東証一部)2981件中9位とトップクラスです(2023年3月時点)。

2023年度も高配当予想なので、この流れはしばらく続きそうです。

またもう一つ見逃せないのが75%という高配当性向です。

業界トップクラスですが、せっかく得られた利益を株主に還元しすぎてしまうのは少し心配になりますよね。

ここで知っておきたいのが「内部保留」という考え方です。

内部留保とは簡単にいうと貯金のことです。

貸借対照表(P/L)の利益剰余金として計上されます。

この利益剰余金から配当が支出されます。

内部留保が積みあがることで、万が一の対応が速やかにできるメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。

  • 内部留保課税という税金が課されるかもしれない(国会で議論になっている)
  • 企業がお金をため込んでいるという批判にさらされる
  • ROE※(Return On Equity、自己資本利益率)が低下する

自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合です。計算式は下記です。

ROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100、またはROE(%)=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100。
ROE計算式

実際には利益剰余金は現金だけではなく、設備投資などにも回されるのですべてため込んでいるわけではありません。

しかしながら上記のデメリットを考慮すると、配当して株主還元に利益を振り分けるのは妥当な判断と言えますね。

みらいのびた
みらいのびた

JTは売上約2兆6千億円、税引き後純利益約4,500億円と安定しており、キャッシュも約8,600億円と潤沢です。

税引き後純利益に対して75%の配当金を出したとしても、ビクともしない企業です。

JT(日本たばこ産業)株の配当金がもらえるのはいつ?

JT(日本たばこ産業)株の配当時期は下記です。

配当日(権利確定日)権利付き最終日
※この日までに買うと配当金が受け取れる
権利落ち日
※この日に購入しても直近の配当には間に合わない
2023年12月29日(金)
次回期末配当
2023年12月27日(水)2023年12月28日(木)
2024年6月28日(金)
次回中間配当
2024年6月26日(水)2024年6月27日(木)
配当時期

※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります

JTは決算期が12月なので、6月に中間配当、12月に期末配当の基準日があります。

上場企業は3月決算が多いですが、JTは違うので注意しましょう。

JT(日本たばこ産業)の売上、利益の推移

JT(日本たばこ産業)の売上、利益の推移は下記です。

良い点
  • 2020年度以降、売り上げ、利益が順調に推移
  • JTの主な事業クラスターの海外売り上げが進捗
気になる点
  • 2023年12月期連結予想が売り上げ、利益とも前年実績比マイナス
売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
税引き前利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
包括利益
(百万円)
2014年12月期連結2,019,745499,880502,526362,919244,868
2015年12月期連結2,252,884565,229565,113485,691207,708
2016年12月期連結2,143,287593,329578,237421,695235,250
2017年12月期連結2,139,653561,101538,532392,409554,198
2018年12月期連結2,215,962564,984531,486385,677129,302
2019年12月期連結2,175,626502,355465,232348,190365,816
2020年12月期連結2,092,561469,054420,063310,253132,883
2021年12月期連結2,324,838499,021472,390338,490540,258
2022年12月期連結2,657,832653,575593,450442,716998,229
2023年12月期連結
※通期予想
2,629,000612,000未公開440,000未公開
売上、利益の推移

経常利益:営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いた利益

税引き前利益:経常利益に特別利益を加え、特別損失を差し引いた利益

みらいのびた
みらいのびた

日本たばこ産業では経常利益ではなく、特別利益、損失を加えた「税引き前利益」を2013年以降発表しています。

売上、利益については2022年度が近年では最高額を記録しました。

この理由は、海外たばこ事業の好調と円安によるものです。

ただ円安も落ち着き、ロシア、ウクライナ危機の先行きも見えないなか、2023年度はやや硬めの予想となっています。

そこで心強いのは、HTS(Heated tobacco stick(高温加熱型の加熱式たばこ))への優先的な投資ですね。

主力製品のPloomXのグローバル展開を加速化させて英国、イタリアを手始めに今後2年間で20ヶ国以上の市場に展開する予定です。

さらに、JT事業の中核をなす海外のたばこ事業の進捗が極めて好調です。

JTの海外売り上げ推移
JTの海外売り上げ推移(決算短信よりグラフ化)

この上昇傾向は将来も続くと思われます。

なぜなら、米国の調査会社REPORTOCEANによると、たばこ包装の世界市場は2030年にかけて、年平均成長率3.01%で推移すると予想しています(注意:REPORTOCEANの調査は有料です)。

以上のことから、JTの今後についても大きな心配はなさそうです。

みらいのびた
みらいのびた

そもそもJTはこの厳しい時代においても営業利益率が20%超と超優良企業なので、ちょっとのことでは傾かないですね。

JT(日本たばこ産業)の財務状況

JT(日本たばこ産業)の財務状況です。

良い点
  • バランスの良い数値
気になる点
  • 特になし
利益剰余金(百万円)現金および預金(百万円)株主資本比率有利子負債(百万円)有利子負債比率
2015年12月期連結526,76553.8%
2016年12月期連結294,15751.8%
2017年12月期連結285,48652.9%
2018年12月期連結2,660,381282,06348.2%977,78037.2%
2019年12月期連結2,750,506357,15848.0%974,50224.8%
2020年12月期連結2,783,718538,84446.9%958,88127.1%
2021年12月期連結2,863,843721,73148.7%918,62227.8%
2022年12月期連結3,089,909866,88554.1%958,31128.0%
財務状況

株主資本:資本金+資本剰余金+利益剰余金

自己資本:株主資本+その他包括利益累計額(時価で価値が変動する資産の評価額)

みらいのびた
みらいのびた

自己資本に新株予約権と非支配株主持分を加えたものが純資産です。

全体的な評価としては可もなく不可もなくといったところですが、配当性向75%でこの財務状況なのが驚異的です。

20%超の高い営業利益率だからこそといえますね。

有利子負債も30%未満、自己資本比率も特別高いわけではないですが安心して見ていられる数値です。

JT(日本たばこ産業)のキャッシュフロー

JT(日本たばこ産業)のキャッシュフローは下記です。

良い点
  • 営業キャッシュフローがしっかりプラス
  • 現金等の流動資産が豊富
気になる点
  • 特になし
営業キャッシュフロー(百万円)投資キャッシュフロー(百万円)財務キャッシュフロー(百万円)現金等(百万円)
2014年12月期連結543,696△49,110△388,859385,820
2015年12月期連結468,432△63,271△254,852526,765
2016年12月期連結376,549△687,50991,318294,157
2017年12月期連結419,212△352,632△77,032285,486
2018年12月期連結461,389△383,307△62,360282,063
2019年12月期連結540,410△123,571△333,832357,158
2020年12月期連結519,8335,354△297,404538,844
2021年12月期連結598,909△97,499△353,138721,731
2022年12月期連結483,799△101,822△306,176866,885
2023年12月期連結
※通期予想
未発表未発表未発表未発表
キャッシュフロー

JTの営業キャッシュフローが安定的にプラスであることは、好ましい傾向です。

主力のたばこ事業でキャッシュ(現金)をしっかり稼いでいることの証明ですね(2022年度12月決算短信より)。

投資と財務のキャッシュフローがマイナスなのはネガティブ要因ではありません。

営業キャッシュフローを稼ぐために積極的に投資を行っている、配当金などで株主に還元していることを表しているからです。

トータルでの現金は増えていますし、手元の流動資金も豊富にありますので特に気になる点はありませんね。

JT(日本たばこ産業)株の評判

SNS上でのJT(日本たばこ産業)株の評判です。

JTは高配当で有名です。

2022年は1株当たり188円の配当金なので、さらに人気が出そうですね。

JT(日本たばこ産業)株の購入方法

JT(日本たばこ産業)株を購入するなら、下記3社がおすすめです。

証券会社単元未満株
買い手数料
単元未満株
売り手数料
1
SBI証券
無料無料
2
マネックス証券
無料約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
3
auカブコム証券
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料

国内株式売買手数料「SBI証券」

SBI証券
単元未満株
買い手数料
無料
単元未満株
売り手数料
無料
NISA口座
取扱銘柄東証ほぼ全て
注文時間24時間対応

SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。

ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。

取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。

取引アプリが使いやすい「マネックス証券」

マネックス証券
単元未満株
買い手数料
無料
単元未満株
売り手数料
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
NISA口座
取扱銘柄東証、名証ほぼ全て
注文時間一部制限あり

マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。

個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。

現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。

2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。

単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。

豊富な自動売買ツールがある「auカブコム証券」

auカブコム証券
単元未満株
買い手数料
無料
単元未満株
売り手数料
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
NISA口座約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
取扱銘柄東証、名証ほぼ全て
注文時間24時間対応

auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。

単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。

また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。

単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。

高配当日本株を単元未満(1株単位)で買いたい方におすすめのネット証券会社10選

JT(日本たばこ産業)株のよくある質問

JT(日本たばこ産業)株についてのよくある質問をまとめました。

  • 今後の成長戦略について教えてください。
  • ロシア、ウクライナ情勢が気になります。
  • 2023年度の売り上げ、利益予想がマイナスなのはなぜでしょうか。

順に説明してきます。

今後の成長戦略について教えてください。
中長期的な戦略として、たばこ事業を利益成長の中核におきつつ、健康リスク低減製品(RRP:Reduced-Risk Products)への積極投資を行います。
ロシア、ウクライナ情勢が気になります。
ロシア・ウクライナ情勢が長期化・複雑化する中、欧米を中心とする西側諸国のロシアへの目が厳しくなっています。JTとしてあらゆる制裁措置・規制等を順守した上で、事業運営を継続しているところです。
2023年度の売り上げ、利益予想がマイナスなのはなぜでしょうか。
2022年決算レポートによると、2023年度の売り上げマイナスの理由としてたばこ全体の需要減によるものとしています。また、円安がひと段落し円高に進行することを見込み、収益もマイナスを予想しています。

S(5点)A(4点)B(3点)C(2点)D(1点)
高配当年初来高値から算出した配当利回り5%以上年初来高値から算出した配当利回り4%以上年初来高値から算出した配当利回り3%以上年初来高値から算出した配当利回り2%以上年初来高値から算出した配当利回り2%未満
企業規模最大手に対して売上50%まで最大手に対して売上20%まで最大手に対して売上10%まで最大手に対して売上5%まで最大手に対して売上5%未満
キャッシュリッチ有利子負債ゼロ現金が有利子負債に対して100%以上現金が有利子負債に対して50%以上現金が有利子負債に対して25%以上現金が有利子負債に対して25%未満
配当性向30%以上40%以下20%以上30%未満
40%以上60%未満
10%以上20%未満
60%以上80%未満
5%以上10%未満
80%以上100%未満
5%未満
100%以上
グローバル売上比の70%以上が海外売上比の50%以上が海外売上比の40%以上が海外売上比の10%以上が海外売上比の10%未満が海外
総合評価全ての数値の合計が25以上全ての数値の合計が20以上25未満全ての数値の合計が15以上20未満全ての数値の合計が10以上15未満全ての数値の合計が10未満

総合評価について

S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点

※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価

※表は右にスクロールできます。

銘柄名
(銘柄をタップすると
詳細にアクセスできます)
総合評価
(S~D)
配当利回り
※注
配当金
(1株あたり)
配当金の権利付き最終日
(この日までに買うと
配当金が受け取れる)
株主
優待
明豊ファシリティワークス
(1717)
A3.85%
~4.63%
32円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
安藤・間
(1719)
A5.17%
~7.32%
60円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
鹿島建設
(1812)
B2.89%
~4.82%
70円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
奥村組
(1833)
B4.74%
~7.67%
225円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
イチケン
(1847)
A5.30%
~5.76%
100円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日東富士製粉
(2003)
B3.56%
~4.17%
176円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本食品化工
(2892)
B→A4.50%
~7.68%
125円→200円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
JT【日本たばこ産業】
(2914)
A4.87%
~7.41%
188円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
武田薬品工業
(4502)
A4.04%
~4.69%
188円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
ENEOSホールディングス
(5020)
B3.78%
~5.11%
22円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
TOYO TIRE
(5105)
A4.16%
~6.17%
55円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
日本カーボン
(5302)
B4.30%
~5.13%
200円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
中山製鋼所
(5408)
B3.15%
~5.03%
38円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
モリ工業
(5464)
B3.10%
~4.82%
130円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
ARE
ホールディングス
(5857)
A4.46%
~4.96%
90円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本エアーテック
(6291)
A4.73%
~6.34%
60円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
日本ピラー工業
(6490)
B2.47%
~4.48%
120円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
MS-Japan
(6539)
B4.63%
~5.89%
56円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
帝国通信工業
(6763)
B3.84%
~5.20%
70円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
TOA
(6809)
A4.69%
~6.19%
40円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本セラミック
(6929)
B3.53%
~4.48%
100円期末:2023年12月27日×
いすゞ自動車
(7202)
S3.87%
~5.59%
72円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
オーハシテクニカ
(7628)
B3.64%
~4.35%
60円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
バルカー
(7995)
B3.55%
~5.80%
150円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
スクロール
(8005)
A4.40%
~6.93%
48円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
住友商事
(8053)
A4.62%
~6.52%
115円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
稲畑産業
(8098)
S4.06%
~5.76%
120円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
伊藤忠エネクス
(8133)
A4.29%
~5.02%
52円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
三井住友フィナンシャルG
(8316)
A3.83%
~6.29%
250円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
東京海上HD
(8766)
A3.33%
~4.61%
121円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
岩井コスモHD
(8707)
B4.17%
~6.25%
80円
(2023年3月期)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
九州旅客鉄道
(9142)
C3.32%
~4.13%
93円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
日本電信電話
(9432)
B2.79%
~3.37%
5円
※株式を25分割済
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
KDDI
(9433)
B2.91%
~3.53%
140円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
三協フロンテア
(9639)
B3.00%
~5.00%
160円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
イエローハット
(9882)
A3.37%
~3.91%
66円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
蔵王産業
(9986)
B3.70%
~5.81%
100円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×

※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。

S(5点)A(4点)B(3点)C(2点)D(1点)
配当
利回り
年初来高値から算出した
配当利回り5%以上
年初来高値から算出した
配当利回り4%以上
年初来高値から算出した
配当利回り3%以上
年初来高値から算出した
配当利回り2%以上
年初来高値から算出した
配当利回り2%未満
配当性向30%以上
40%未満
20%以上30%未満
40%以上60%未満
10%以上20%未満
60%以上80%未満
5%以上10%未満
80%以上100%未満
5%未満
100%以上
企業規模最大手に対して売上50%まで最大手に対して
売上20%まで
最大手に対して
売上10%まで
最大手に対して
売上5%まで
最大手に対して
売上5%未満
キャッシュリッチ有利子負債ゼロ現金が有利子負債に対して100%以上現金が有利子負債に対して50%以上現金が有利子負債に対して25%以上現金が有利子負債に対して25%未満
直近10年増配回数
(対前年)
7回以上5回以上7回未満3回以上5回未満1回以上3回未満0回
直近10年減配回数
(対前年)
0回1回以上3回未満3回以上5回未満5回以上7回未満7回以上
高配当
総合評価
全ての数値の合計が25以上全ての数値の合計が20以上25未満全ての数値の合計が15以上20未満全ての数値の合計が10以上15未満全ての数値の合計が10未満

総合評価について

S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点

※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価

※増配、減配はそれぞれの合計を2分の1した評価(小数点切り上げ)

※表は右にスクロールできます。

銘柄名
(銘柄をタップすると
詳細にアクセスできます)
高配当
評価
(S~D)
配当利回り
※注
配当性向企業規模キャッシュリッチ直近10年増配回数
(対前年)
直近10年減配回数
(対前年)
配当金の権利付き最終日
(この日までに買うと
配当金が受け取れる)
株主
優待
アクシーズ
(1381)
BC
2.90%
~3.36%
S
38.4%
DAA
(6回)
S
(0回)
期末:2024年6月26日
中間:なし
ホクリヨウ
(1384)
AB
3.31%
~5.70%
A
22.7%
SAA
(6回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:なし
日東富士製粉
(2003)
AB
3.51%
~4.18%
A
40.2%
CAS
(8回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
中部飼料
(2053)
BC
2.91%
~3.37%
D
121.4%
SDA
(6回)
S
(0回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
フィード・ワン
(2060)
BC
2.99%
~3.79%
C
92.6%
SDB
(3回)
S
(0回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
東洋精糖
(2107)
AA
4.37%
~11.83%
A
41.6%
CSB
(3回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
DM三井製糖HD
(2109)
AA
3.67%
~6.16%
A
48.9%
SBA
(6回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
フジ日本精糖
(2114)
BC
2.31%
~6.16%
A
27.3%
BAB
(3回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
ウェルネオシュガー
(2117)
AA
4.15%
~5.63%
D
182.8%
ABB
(4回)
A
(1回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
柿安本店
(2294)
AA
4.15%
~5.63%
A
40.4%
DSS
(7回)
A
(1回)
期末:2024年4月25日
中間:無し
伊藤ハム米久HLDGS
(2296)
AC
2.94%
~3.71%
A
40.8%
SBB
(3回)
S
(0回)
期末:2024年3月27日
中間:無し
キリンHD
(2503)
AB
3.07%
~3.62%
A
51.1%
SDS
(8回)
S
(0回)
期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
日清オイリオ
(2602)
BC
2.72%
~3.96%
S
34.9%
SDB
(4回)
S
(0回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
大冷
(2883)
BC
2.88%
~3.26%
S
34.6%
DAC
(1回)
S
(0回)
期末:2024年3月27日
中間:なし
日本食品化工
(2892)
AA
4.5%
~7.68%
S
34%
SDA
(5回)
B
(4回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
JT【日本たばこ産業】
(2914)
AA
4.87%
~7.41%
B
75.4%
SBS
(8回)
A
(1回)
期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
イフジ産業
(2924)
BC
2.38%
~5.16%
A
25.8%
DAS
(7回)
B
(3回)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×

※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。

まとめ:JTは売上約2兆6,000億円、営業利益率20%超の超優良企業です

本記事をまとめます。

今回はJT(日本たばこ産業)株について分かりやすく解説いたしました。

  • 高配当で配当性向も75%以上
  • 2020/12期以降売り上げ、利益とも伸長
  • 営業キャッシュフローや手元キャッシュも豊富に保有
  • ロシア、ウクライナ情勢が最大の懸念点
  • 世界的なたばこ需要にささえられJTの業績は低リスク

JTは売上約2兆6,000億円、営業利益率20%超という超優良企業です。

配当利回り、配当性向も業界トップクラス、2023年度の売上も好調です。

もちろん株に絶対はありませんが、おすすめの企業だと思います。

今回は以上です。

おすすめの証券会社でJT(日本たばこ産業)株を1株から購入してみる

注意

本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。

リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。

また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。