FP3級【きんざい:保険顧客】2022年1月【問15】

株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。

本記事の内容
『2022年1月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】

Q.15

先に下記の資料をご覧ください。(Q13.14.15で使います)

2022年1月実施FP3級実技試験保険顧客資産相談業務問15の資料

Aさんの相続に係る課税遺産総額(「課税価格の合計額-遺産に係る基礎控除額」)が3億円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。

  1.  6,550万円
  2.  8,160万円
  3.  1億800万円

1が適切

6,550万円が適切です。

今回のポイントは下記です。

  1. それぞれの法定相続分
  2. それぞれの相続税

順に見ていきましょう。


1の解説

  • それぞれの法定相続分

今回の課税遺産総額が3億円なので法定相続分をそれぞれ分けます。

  相続割合 法定相続分
妻Bさん 2分の1 1億5,000万円
長女Cさん 6分の1 5,000万円
二女Dさん 6分の1 5,000万円
孫Fさん(長男Eさんの代襲相続人) 12分の1 2,500万円
孫Gさん(長男Eさんの代襲相続人) 12分の1 2,500万円

2の解説

  • それぞれの相続税

資料の速算表をもとにそれぞれの相続税を求めます。

妻Bさん (15,000万円×0.4【40%】)-1,700万円=4,300万円
長女Cさん (5,000万円×0.2【20%】)-200万円=800万円
二女Dさん (5,000万円×0.2【20%】)-200万円=800万円
孫Fさん(長男Eさんの代襲相続人) (2,500万円×0.15【15%】)-50万円=325万円
孫Gさん(長男Eさんの代襲相続人) (2,500万円×0.15【15%】)-50万円=325万円

 

すべて合計すると今回の相続税は6,550万円になります。

解説は以上で終了です。お疲れさまでした。

解説終了

問1へ戻る

続けて2022年1月学科試験を解きたい。

続けて2022年1月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。

続けて2022年1月日本FP協会実技試験を解きたい。