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AFPって聞いたことがあるのですが、どのような資格ですか?取り方やAFPになるメリット、デメリットなどを具体的に分かりやすく教えてください。
このようなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- AFPとは
AFP資格を最短で取得する方法
AFPのデメリット
AFPのメリット
AFPに具体的に登録する方法
AFP認定者になるとできること
AFP資格を維持する方法
AFPの次のステップは?
AFPのよくある質問
AFPについての関連記事リンク集
今回はAFP(Affiliated Financial Planner)資格を取得する方法を画像付きで分かりやすく解説いたします。
AFP資格をかんたんに説明すると下記です。
- FP2級取得の次に目指せる資格。
- WEBライターや保険営業などのキャリアアップに役立つ。
- FPの最上位資格「CFP®」を目指すために必要。
- FPの業務の1つであるライフプランニングの作成ができるようになる。
- FPについて専用の研修やセミナーが受講できる。
最近ではお金に対する知識の需要が増え、FP3級、2級取得者が多くなってきました。
- FP3級合格者→1回の試験で約3万人の合格者(2010年から)
- FP2級合格者→1回の試験で約2万人の合格者(2007年から)
- AFP認定者→日本で約16万人
AFPの方が多いように感じますが、FP3級、2級は永久資格です。年間で合計約15万人ほどの合格者が出るので、現在ではかなりの人数が資格を保有している計算になります。
このようにFP3級、2級は当たり前のものになっているので、埋もれてしまいがちに。
AFPはファイナンシャル・プランナーとして、また仕事のキャリアを形成する上で差別化できる資格として取る価値があるので、ぜひ本記事を読んで理解を深めてみてください。
読んだ後はAFPについて理解でき、資格を取得できるようになります。
AFPとは
まずはAFPの概要を説明いたします。
資格名 | AFP(Affiliated Financial Planner) |
主催団体 | 日本FP協会 |
公式HP | https://www.jafp.or.jp/aim/afp/afptoha/ |
AFPはFP2級に合格したあとに取得できる上位資格です。
AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。日本FP協会では資格認定に際して「教育」「試験」「倫理」を重視し、健全で質の高いFPの育成に努めるとともに、継続的な能力の維持向上を図っています。
AFP資格とは?(日本FP協会公式HPより引用)
詳しくは後述しますが、私が特に推したいポイントは下記です。
- FPに関連性のある仕事についてのステータスになる(金融系WEBライター、保険営業の転職など)。
- FPの実務が学べる。
- FP同士の横のつながりができる。
FP2級に合格したからといって、ほとんどの人がファイナンシャル・プランニングはできません。
FP3級、2級の試験は知識を問われるだけで実践的ではないからです。
AFPでは専門のセミナーや研修会などにも出席できるので、あなたが本格的にライフプランニングをしたい、本当のFPになりたいのであればおすすめできる資格ですね。
最近需要が増えてきている金融系WEBライターでも、AFPはステータスになります。
FP2級は当たり前になりつつあるので、上位資格であるAFPを持っていれば差別化できるため、副業や在宅で仕事をしたい方にも今後注目されそうです。
AFP資格を最短で取得する方法
AFP資格を最短で取得する方法を説明いたします。
具体的な順番は下記です。
- AFP研修(基本課程)を受ける。
- FP2級合格。
- AFP取得。
※基本課程はFP資格を持っていなくても受講できます。
- FP2級合格。
- AFP研修(技能士課程)を受ける。
- AFPを取得。
AFPになるためには「AFP認定研修修了」+「FP2級合格」が必須です。
認定研修は日本FP協会が認めているAFP認定教育機関で受けられますよ。
→AFP認定研修の検索(日本FP協会公式HP)
無資格なら基本課程、FP3級をすでに持っている方はFP2級合格→AFP研修技能士課程になります。
ちなみにAFP研修(基礎課程)をうけると無資格でもFP2級から受験できるので、手っ取り早く取得したい方にもおすすめです。
なおAFPになるための研修ですが、私は下記をおすすめしています。
FP3級→FP2級に合格していて、AFPを取得したい→FPK研修センターAFP認定研修
あなたが無資格であれば、テレビCMでもおなじみの「資格のユーキャン」がおすすめです。
ファイナンシャル・プランナーについて全く分からない方でも、イチから丁寧に教えてくれます。
すでにFP3級、2級を取得しているのであれば、FPK研修センターがおすすめ。
技能士課程の研修が業界最安の8,800円で受けられます。
私はFPK研修センターの講座を受講しましたが、特に苦労もなくAFPになれたので、FP2級をお持ちであれば問題ないですね。
AFPのデメリット
AFPのデメリットを紹介いたします。
- 2年ごとに更新がある。
- 入会費、年会費がかかる。
順に分かりやすく説明いたします。
2年ごとに更新がある
AFP資格は2年ごとに更新があります。
上記は私のものですが、2022年12月からAFPになったので、2024年の12月末日更新があります。
具体的にはAFPの規定に沿ったセミナーの受講やテスト、学習をして15単位取得する必要がありますよ。
FP3級や2級のように一度取得すれば永遠に使える資格も多いので、面倒に感じるかもしれません。
しかしAFPとしてのクォリティを保つためにこのようなルールが設けられています。
上記は一例ですが、1つのセミナーで7単位などもあるので、負担はほとんどないですね。
更新は多少面倒ですが、AFPとしてのクォリティを保つために設けられているのでしっかり勉強できますよ。
入会費、年会費がかかる
AFPになった場合、入会費と年会費が発生します。
具体的には下記です。
- 入会金→10,000円(入会時の1回のみ)
- 年会費→12,000円(毎年)
※学割制度あり
少し高いと感じるかもしれませんが、ファイナンシャル・プランナーとしての仕事をしていくと考えたらそうでもありません。
AFPになると下記のようなサービスが受けられます。(一例です)
- 月1で発行しているFPジャーナルが自宅に届く。
- FPについて専門的な知識、実務を身に着けるためのセミナーを受講できる。
- 保険の新商品や主力商品などを一覧化して調べられる。
ちなみに写真の12月号では、FPでの執筆業務で月収100万円を達成した人の話などが興味を引きました。
私は存分に活用して今の仕事に役立てているので、むしろこの費用でいいのかと思うくらいですね。
あなたがFPとして本格的に仕事をしたい、キャリアを積んでいきたいのであればAFPはピッタリの資格ですよ。
AFPのメリット
次にAFPのメリットを紹介いたします。
- FPに関連する仕事についてのステータスになる
- ファイナンシャル・プランニングの実務を学べる。
- FPについてのセミナーを受講できる。
- FP同士の横のつながりができる
- CFP®試験を受験できる。
順に分かりやすく説明いたします。
FPに関連する仕事についてのステータスになる
AFPはファイナンシャル・プランナーに関連する仕事についてのステータスになります。
具体的には下記です。
- 金融系WEBライター
- 保険系の転職
- 独立系ファイナンシャルプランナー
最近ではFP2級の取得者も増えてきたため差別化が難しくなってきました。
AFPは上位資格としてFP2級よりも信頼されています。
一般的に上位資格の方がクライアントや転職先、お客様への信頼感が高いのは当然なので、収入アップやキャリア形成したい方にはおすすめです。
ファイナンシャル・プランニングの実務を学べる
AFPになることでファイナンシャル・プランニングの実務を学べます。
FP3級や2級に合格しても知識だけは身につきますが、実践では何もできないですよね。
ファイナンシャル・プランナーの実務能力向上を図っている日本FP協会では、下記の取り組みを実施しています。
また会員内のメインメニュー内に実務能力を高められる取り組みは多数あります。
特にプロフェッショナルFP研修やレジデンシーコースでは実務を中心に学べます。
資格を取得すればファイナンシャル・プランナーを名乗れますが、実務ができてこそなので、本当の意味でFPになりたい方にもおすすめです。
FPについてのセミナーを受講できる
AFP認定者はFPについてのセミナーを受講できるようになります。
具体的には下記のようなもの。
メールが定期的に配信されますが、会員ページのメニューからも検索できます。
FP資格を取ったとしても活かしきれない方は数多くいると思います。
セミナー講師も現役のFPなので、具体的で実践的な話が聞ける良い機会ですね。
FP同士の横のつながりができる
セミナーを受講した場合、会員交流会や懇親会などがあるので、FP同士の横のつながりを持てるようになります。
仕事の幅を広める意味でもFPの交流はあったほうが有利になることも多いです。
セミナーを受けにいくついでに、他のFPと仲良くなっていきましょう。
CFP®試験を受験できる
AFP認定者になるとさらに上位資格のCFP®を受験できます。
CFP®資格とは?
CFP®資格は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2022年3月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるものです。原則として一国一組織により資格認定が行われており、日本においては日本FP協会が認定しています。
CFP®資格とは?(日本FP協会公式HPより引用)
CFP®はファイナンシャル・プランナーの最上位資格です。
FPとしてのステータスになるのはもちろん、合格するとFP1級学科試験の免除もあります。
FP1級試験を受験するためには実務経験が2年以上なければなりません。
CFP®を取得すると実務経験なしでもFP1級を受験できるようになるため、実質的に必要になる試験といえます。
今後FP3級や2級を持っているあなたが今後さらに上を目指すにはピッタリの資格ですよ。
AFPに具体的に登録する方法
それではAFPに登録する方法を具体的に説明いたします。
事前に準備しておくものは下記です。(オンラインでの申請方法)
- FP2級合格証書(FP1級でも可)
- AFP認定研修修了証明書
- 本人確認書類の画像データ(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 入会費、年会費を引き落とすための口座振替先の情報
※書類で申請したい方はAFP資格登録手続き(日本FP協会公式HP)をご覧ください。
まずは日本FP協会公式HPのAFP資格登録手続きにアクセスしてください。
次に仮登録申請の手続きをします。
下記の項目を入力してください。
- 氏名(漢字)
- 氏名(カタカナ)
- 生年月日
- メールアドレス
- 利用上の注意、及び個人情報の取り扱いについて
その後「入力内容を確認」にアクセスしてください。
仮登録申請時に入力したメールアドレス宛に本登録の案内メールが届きます。
必要項目を入力し、本登録の申請を行ってください。
ここで本人画像データ、FP2級合格証、AFP認定研修修了証明、口座振替先の金融機関の情報を使います。
あらかじめ準備をしておいてください。
大体1週間くらいで手続きが完了します。
登録が完了すると下記のセットが日本FP協会から届きます。
- AFP認定証
- AFPライセンスカード
- AFPバッジなど
上記が済むとAFP認定者として活動できるようになります。
AFP認定者になるとできること
AFP認定者になると、日本FP協会のMyPageからいろいろなことができるようになります。
具体的には下記です。
- 実務能力を高めるセミナーを受けられる。
- FPジャーナルONLINEを読める。
- FPのコラムやレポートを見られる。
- 実務におけるいろいろなデータを見られる。
- 会員専用のサポートを受けられる。
- 保険商品の検索ができる。
Mypageを活用してFPとしての実力をどんどん付けられますよ。
AFP資格を維持する方法
AFPは2年ごとに更新があるため、維持条件を満たさなければなりません。
具体的には下記です。
- 2年間で15単位取得。
- 年会費(12,000円)を継続的に支払う。
単位については例えばFPのセミナーを受講する、テストを受けるなどで取得できます。
内容によりますが、1回で7,8単位くらいとれるものもあるので、そこまで負担はかからないかと。
ただし余裕を持ちすぎて忘れてしまわないように、1か月に1度くらいはあなたの単位取得状況を振り返るのをおすすめします。
AFPの次のステップは?
AFP資格取得したら次はさらに上位であるCFP®を目指せます。
CFP®は世界基準のFP資格とされていて、ファイナンシャル・プランナー最高のライセンスと呼ばれています。
ちなみにCFP®になるとFP1級試験の学科が免除され、実技のみの受験ができるようになります。
FP1級学科は実は合格率10%を割ってしまうほど難しいので、CFP®を先に取得するのも良いですね。
もちろんCFP®の試験も難しいですが、あなたに実務経験がない場合FP1級合格の最短ルートなのでおすすめです。
AFPについてのよくある質問
AFPについてのよくある質問をまとめました。
- AFP認定研修は難しい?
AFP認定研修は難しい?
AFPになるための条件の1つとしてAFP認定研修の修了があります。
内容は主に下記2つです。
- FP2級合格レベルの学科問題50問
- ファイナンシャル・プランニング課題
学科問題についてはFP2級試験とほぼ同じ内容の問題が50問出題されます。
FP2級に合格できるのであれば、特に問題なくクリアできますよ。
目の前に試験官がいるわけではないので、テキスト等で調べながら解答できますが、あなたの今の実力を知るためにも本試験と同様にやるのをおすすめします。
ファイナンシャル・プランニング課題については、まっさらの状態ではなくある程度完成されたフォーマットが与えられます。
内容の埋め方も丁寧にテキストで説明されていますので、安心して課題を進められますよ。
ちなみにそれなりに時間がかかるので、根気のほうが必要かもしれません。
本記事の関連リンク集
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まとめ:FP3級、2級の差別化を図るためにAFPになろう
今回はAFPについてご紹介いたしました。
FP2級を取得した先の上級資格になりますが、ステータスとしての差別化はもちろん、ファイナンシャル・プランニングの実務を学びたい方にはおすすめです。
本記事を読んでぜひAFPを目指してみてください。
今回は以上です。