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FP3級を独学で勉強したいけど、どのテキストがいいのか分からない……
「史上最強のFP3級テキスト」は分かりやすいかな?
こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 史上最強のFP3級テキストとは
史上最強のFP3級テキストをレビュー
本書のデメリット
本書のメリット
史上最強のFP3級テキストの口コミや評判
史上最強のFP3級テキストで実際に勉強した感想
史上最強のFP3級テキストの購入方法
史上最強のFP3級テキストの誤植情報
史上最強のFP3級テキストの記事リンク集
今回は「史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)」のレビューをいたします。
結論を先に言うと、本書に向いているのは下記のような方です。
- 無駄なく効率的に学習したい。
- 勉強時間があまり取れない。
- 短期間で合格したい。
本書では「合格するために必ず覚えておくべき情報」と「FPとして知っておくべき情報」と分けられていて一目で分かるようになっています。
つまり必ず覚えておくべき箇所を重点的に覚えていけば、FP3級に合格できるよう内容です。
仕事などで忙しく勉強時間をあまり確保できない方、効率よく学習したい方にはピッタリのテキストですね。
本書を使ってみた感想や口コミ・評判についても書いていますので、ぜひテキスト選びの参考にしてください。
この記事を読めば史上最強のFP3級の良さがグッと分かり、最短で合格へと進めます。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)とは
まずは本書の概要を説明いたします。
タイトル | 史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版) |
初心者向け | (4 / 5.0) |
読みやすさ | (3 / 5.0) |
解説の分かりやすさ | (4 / 5.0) |
詳しさ | (5 / 5.0) |
文字の量 | 普通 |
図解の量 | 普通 |
カラー | 全ページフルカラー |
ページ数 | 364ページ |
価格(税込) | 1,650円(税込) |
特徴 | 1)覚えるべき部分は赤い下線、囲みで分かりやすい 2)1セクション2~10ページ程で学習しやすい 3)各セクション内に問題が掲載されていて復習ができる 4)別冊「頻出問題チェック表」がついている |
イマイチな点 | 1)赤い下線が多い 2)例題や過去問トレーニングの答えが丸見えになっている |
FP3級合格ならコレ | (4 / 5.0) |
編者 | オフィス海 |
発行 | 株式会社ナツメ社 |
購入はこちら | Amazon 楽天 Yahoo |
※数値は他書と比較した上での相対評価です。
本書の特徴は、「無駄なく効率的に学習できる本」と言えます。
必ず覚えておくポイントが赤い下線、囲みではっきりと記載されているので、そこを重点的に勉強していけば合格できるようになっています。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)をレビュー
それでは本書をレビューしていきます。
- 内容、構成
- メリット
- デメリット
本書を購入し、勉強した上でご紹介しています。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)の内容、構成
まずは本書の内容、構成について説明いたします。
テキストの構成
- Part1:ライフプランニング
- 1.FPの基礎知識(4ページ)
→過去問トレーニング7問
2.ライフプランニングの考え方(8ページ)
→過去問トレーニング8問
3.住宅取得のプランニング(8ページ)
→過去問トレーニング7問
4.教育資金のプランニング(3ページ)
→過去問トレーニング3問
5.社会保険の概要(2ページ)
→過去問トレーニングなし
6.健康保険の給付内容(7ページ)
→過去問トレーニング5問
7.後期高齢者医療制度と公的介護保険(4ページ)
→過去問トレーニング4問
8.労災保険と雇用保険(8ページ)
→過去問トレーニング9問
9.公的年金制度の概要(6ページ)
→過去問トレーニング5問
10.老齢給付①老齢基礎年金(6ページ)
→過去問トレーニング5問
11.老齢給付②老齢厚生年金(6ページ)
→過去問トレーニング2問
12.障害給付(4ページ)
→過去問トレーニング4問
13.遺族給付(6ページ)
→過去問トレーニング4問
14.企業年金(3ページ)
→過去問トレーニング4問
- Part2:リスク管理
- 1.保険の基礎知識(3ページ)
→過去問トレーニング5問
2.生命保険の保険料(4ページ)
→過去問トレーニング5問
3.生命保険の契約(7ページ)
→過去問トレーニング8問
4.生命保険の種類(10ページ)
→過去問トレーニング13問
5.生命保険と税金(8ページ)
→過去問トレーニング8問
6.法人契約の生命保険(6ページ)
→過去問トレーニング4問
7.損害保険の基礎知識(3ページ)
→過去問トレーニング3問
8.損害保険の種類(9ページ)
→過去問トレーニング8問
9.第三分野の保険(3ページ)
→過去問トレーニング3問
10.保険証券の見方と保険の見直し(6ページ)
→過去問トレーニング2問
- Part3:金融資産運用
- 1.経済・金融の基礎知識(4ページ)
→過去問トレーニング6問
2.金融商品に関する法律(3ページ)
→過去問トレーニング5問
3.貯蓄型金融商品(4ページ)
→過去問トレーニング4問
4.債権(9ページ)
→過去問トレーニング6問
5.株式(8ページ)
→過去問トレーニング5問
6.投資信託(8ページ)
→過去問トレーニング4問
7.金融商品と税金(6ページ)
→過去問トレーニング5問
8.外資建て金融商品(4ページ)
→過去問トレーニング2問
9.ポートフォリオとデリバティブ取引(3ページ)
→過去問トレーニング3問
- Part4:タックスプランニング
- 1.所得税の基礎知識(8ページ)
→過去問トレーニング12問
2.所得金額の算出(10ページ)
→過去問トレーニング10問
3.総所得金額の算出:損益通算と繰越控除(4ページ)
→過去問トレーニング7問
4.所得控除(9ページ)
→過去問トレーニング8問
5.所得税額の算出(6ページ)
→過去問トレーニング2問
6.所得税の申告と納付(10ページ)
→過去問トレーニング4問
- Part5:不動産
- 1.不動産の登記と評価(6ページ)
→過去問トレーニング3問
2.不動産の取引(8ページ)
→過去問トレーニング2問
3.不動産に関する法令(10ページ)
→過去問トレーニング8問
4.不動産の取得と保有にかかる税金(7ページ)
→過去問トレーニング5問
5.不動産の譲渡・賃貸にかかる税金(8ページ)
→過去問トレーニング6問
6.不動産の有効活用(4ページ)
→過去問トレーニング4問
- Part6:相続・事業承継
- 1.贈与税の基本(7ページ)
→過去問トレーニング3問
2.贈与税の特例(6ページ)
→過去問トレーニング5問
3.相続の基礎知識(8ページ)
→過去問トレーニング13問
4.遺言と遺留分(4ページ)
→過去問トレーニング6問
5.相続税のしくみ(7ページ)
→過去問トレーニング8問
6.相続税の計算(8ページ)
→過去問トレーニング11問
7.財産の評価(7ページ)
→過去問トレーニング7問
テキストの構成は以下のようになっています。
- 6つのパートに分けられている。
- 各パート内はさらに細分化した見出しがつけられている。
- 文章が多めだが、箇条書きや図表で読みやすくまとめられている。
- 各セクションに2~13問程度の過去問トレーニングが掲載されている。
本書は学習内容が6つに分けられていて、さらに細かい見出しがあります。
セクションごとに過去問題もついており、学習量は多くて10ページ程度。
30分~1時間くらいで1セクションこなせたので、スキマ時間に無理なく進められますよ。
各セクションには例題や過去問題も掲載されているので、サクッと復習できるところが嬉しいですね。
私は家事育児のスキマ時間で「1日1セクションずつ」と決めて取り組みました。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)のデメリット
本書のデメリットは下記です。
- 赤い下線が多い。
- 問題の答えが丸見えになっている。
順に説明していきます。
赤い下線が多い
1つ目のデメリットは、赤い下線が多く見づらいところ。
特に「インフレとデフレ」の説明文にはほとんどの文脈に赤線が引いてあり、どこが重要なのか分かりづらい印象でした。
赤線ばかりで分かりづらいな……
もう少し図解が欲しいかな。
問題の解答が丸見えになっている
2つ目のデメリットは、解答が丸見えなところ。
問題の続きに解答が載っているので、チラッと見えてしまうんですよね。。
付属の赤シートを使っても答えはうっすらと見えてしまうので、復習に使えずもモヤモヤってことも。
もしきちんと隠したいのであれば、はがきサイズくらいのものを使うのがおすすめです。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)のメリット
本書のメリットは下記です。
- 覚えるべき部分は赤い下線、囲みで分かりやすい
- 1セクション2~10ページほどで学習しやすい
- 各セクション内に問題が掲載されていて復習できる
- 別冊「頻出問題チェック表」で移動中でも確認できる
順に解説します。
覚えるべき部分が一目で分かる
本書の最大の魅力は、覚えるべき箇所がハッキリとしていること。
本書では「覚えるべきもの」と「暗記までは必要ないもの」と区別されているので、効率よく学習できます。
赤い囲みに「出る」と大きく書かれていて、分かりやすいですよね。
例えば健康保険の任意継続被保険者や介護保険には第1号と第2号があるなど、試験では出題される部分ばかりです。
勉強するべき箇所が一目で分かるので、短時間でも学習が進められますよ。
1セクションは2~10ページほどで学習しやすい
勉強する時間があまりないけどFPの勉強できるかな?と不安に感じる方は多いですよね。
1つのセクションは最後の過去問トレーニングも含めて、2~10ページ程。
本書を使用して1日1セクションと決めて学習していった場合、52日間(約1か月半~2ヶ月)で一通りこなせます。
勉強時間が取れない方でも、1日2~10ページ程であれば学習のハードルが下がって継続しやすいですよ。
私は仕事をしながらFP3級を取得しましたが、学習目標が立てやすいテキストは本当に助かりました。
自分がこれなら続けれそう!と思えるテキストがいいですね。
各セクション内に問題が掲載されていて復習ができる
各セクション内には例題と過去問トレーニングの2種類の問題が掲載されています。
- 例題:要点を確認するための簡単な問題(1~2問)
- 過去問トレーニング:過去にFP試験で出題された問題(2~13問)
セクションごとに復習できて暗記しやすいのはもちろんですが、過去問が充実しているのが魅力的です。
問題を解いて分からなかったり、間違えたりしたら、前のページに戻ってサクッと勉強し直すことができますよ。
別冊「頻出問題チェック集」で効率学習できる
別冊「頻出問題チェック表」は5ミリくらいの薄さで持ち運びやすいサイズです。
そのため、バスや電車などの移動中や試験当日にもサッと確認ができます。
しかも〇×形式の一問一答集なので、短時間でチェックできるのも嬉しいですね。
赤シートが付属されているので、解答を隠しながら挑戦してみてください。
問題につまづいたときは、テキストの該当箇所に戻って復習できるようになっていて、使いやすかったです。
右側の解答の箇所には、少しの解説と「→p.〇」のように記載があります。
過去問トレーニングと別冊「頻出問題チェック表」を使って、赤い箇所を覚えておけばしっかりとした試験対策ができますよ。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)の評判や口コミ
それでは私以外の本書に対する評判や口コミを見ていきましょう。
調査対象 | 史上最強のFP3級テキスト(旧著も含む) |
調査人数 | 7人 |
調査媒体 | クラウドワークス |
調査期間 | 2022年9月7日~2022年9月21日 |
本書の悪い評判、口コミです。
練習問題が少ないところがイマイチでした。本書での練習問題が実際の過去問があまり近しく感じなかったので、テキストとしてしか活用できませんでした。また、出題範囲の高いところへマーカーがしてあるところはよかったのですが、マーカー部分が多すぎて少し見づらい気がしました。
内容が多すぎて、もう少し要点を絞って伝えてほしい部分もあり、私は他の動画を見て、教科書はサブ的な役割りとして使いました。 教科書だけだと、細か過ぎて、どこまで覚えたら良いかがわからなかった。動画を見て、わからなかったり再確認したい時は、役立った教科書でした。
本書自体は特にイマイチだと思う点はなかったが本書と同じシリーズの問題集とセットで購入した方が勉強の効率が上がるのかなと感じた。しかし結果的に2冊購入しなくてはいけないため私は予算の都合でテキストのみを購入しました。テキストのみでも合格はできましたがテキストと問題集が一冊にまとまっていて持ち運びしやすいように2部に分かれているような参考書でかつ値段も今よりも少し下がるとなお良いと思った。
深い知識をつけて勉強したい人にとってはこの本だけでは情報量は浅くて少なめかなと感じました。よくわからないことはネットで調べて自分で補足することもありました。ただ、3級に合格したいだけのレベルであれば十分足りると思いました。
本書を利用した上でイマイチだったと感じた点は、参考書の中に収録されている練習問題や過去問題集が非常に少なく、本来のファイナンシャルプランナーの試験に出題される問題の傾向を掴みにくかったという点が挙げられます。
文字が見にくい。親しみやすい文字でかかれているのでしょうが、解説本としては不向きなんだと感じた。またその文字のせいで重要な箇所も重要だと感じられず、サラッと見逃してしまいがち。
テキストなのでしょうがないですが、問題部分が少ないのがデメリットのようですね。
史上最強のFP3級問題集とセットがおすすめです。
本書の良い評判、口コミです。
字の書体や内容の構成が自分には合っていてとても見やすかった。重要な点や押さえておくべきポイントなども分かりやすかった。本が分厚すぎたり情報量が多すぎてもやる気を失うため本書は適切な情報量だったと思う。私は勉強期間が約1ヶ月でした。短期間しか使用しなかったためもう少し値段が安い方がコスパは良かったと感じたが全体的には良い参考書だと感じた。
わかりやすく各科目がまとめられていて、見やすくて良かった。単元ごとに問題も掲載されていて、よくわかる教科書だった。 覚え方や色味も良く、見やすかった。ところどころで、覚えなくても良い部分などの指摘もあって良かった。
知識ゼロの状態から始めたのですが噛み砕いた言い回しのおかげでわかりやすかったです。可愛いイラストが少し使用されているので苦手だなと思っていた論点も印象に残りました。テキストと問題集揃えてもコスパが良いので独学受験生にとってありがたいです。
本書ではテストで出題される頻度の高い部分にマーカーが引いてあったり、テストに「出る」と記載があった点が良かったです。出題頻度の低い部分は時間がある時に学習する、など効率良く学ぶことができました。また、図やグラフでも説明がされているので飽きずに学習することができました。
自分自身が本書を購入した上で、ファイナンシャルプランナーの資格を取得することが出来た最大の理由は、手厚い解説が記載されている参考書でもあったため、個人での勉強でも不便なく学習することが出来たのが、一番大きな理由なのでは無いかという風に思っています。
分野ごとにまとめられていて、解説のあとに問題があるので覚えやすかった。 また細かい解説もしっかりとしてあり、近年難しくなりつつある試験の対策がしっかり出来た。
見やすい、分かりやすいなどの評価が多いですね。
その他の評判、口コミです。
おおむね高評価ですね。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)で実際に勉強した感想
史上最強のFP3級テキストで実際に学習してみた感想はこちらです。
- 試験によく出る箇所がハッキリしている
- 計算方法の手順が分かりやすい
1つずつ説明していきます。
試験によく出る箇所がハッキリしている
本書のキャラクターがセクションごとによく試験に出るところを教えてくれます。
例えば「債権」のセクションでは、「債権の利回りを求める計算問題が超頻出!」と書いてあります。
「債権のところは計算方法をしっかり覚えよう」と目標ができますよね。
セクションごとによく出る箇所を始めに提示してくれるので、時間を費やすべきところがハッキリしていて学習を進めやすかったです。
計算方法の手順が分かりやすい
本書では、計算方法の手順まで分かりやすく解説してくれています。
例えば、最終利回りの計算方法ですが、一切省くことなく説明されています。
複雑な計算式を順序立てて解説してくれているので、分かりやすいです。
- ①(額面金額-購入金額)÷残存期間=(100-97)÷2=1.5
- ② 表面利率1.0+①=1.0+1.5=2.5
- ③ ②÷購入価格×100(%)=2.5÷97×100=2.57731≒2.58%
計算が苦手な方でも理解しやすいテキストと言えますね。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)の購入方法
本書は下記から購入できます。
史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)の誤植情報
史上最強のFP3級テキストの誤植情報を記載いたします。
史上最強のFP3級テキストの記事リンク集
本書に関連する記事をまとめました。
まとめ:史上最強のFP3級テキスト(’22-’23年版)でFP3級に合格しよう
本記事をまとめます。
今回は「史上最強のFP3級テキスト」のレビューをいたしました。
- 「必ず覚えるべきもの」と「暗記まで必要ないもの」がハッキリしている
- 時間を無駄にせず、効率よく学習ができる
- 計算方法の手順があるから分かりやすい
覚えるべきポイントが明確なので、効率よく学習できる一冊です。
ぜひ本書で学習してFP3級に合格してくださいね!
今回は以上です。