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- 本記事の内容
- 『2022年1月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.18
先に下記の資料をご覧ください。(Q16.17.18.19.20で使います)
航平さんは、長女あかりさんの進路が決定したのちに、住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの成田さんに質問をした。住宅ローンの繰上げ返済に関する成田さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
- 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」
- 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」
- 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」
1が不適切
- 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」
不適切です。
繰り上げ返済はローンの元金部分を返済するものです。
michi
このパターンは頻出なので必ず覚えましょう!
- 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」
適切です。
元金部分を減らすと利息部分も自動的に減るので、早めに繰り上げ返済をした方が効果は高くなります。
- 毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」
適切です。
期間短縮型
返済額軽減型
michi
同一条件の場合、より利息系軽減効果があるのは期間短縮型です。