FP3級【日本FP協会実技】2022年1月【問7】

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本記事の内容
『2022年1月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】

Q.7

下記<資料>の甲土地の建築面積の最高限度を算出する基礎となる敷地面積として、正しいものはどれか。なお、この土地の存する区域は特定行政庁が指定する区域に該当しないものとし、その他記載のない条件については一切考慮しないこととする。

2022年1月実施FP3級実技試験第7問の資料
  1.  120㎡
  2.  180㎡
  3.  190㎡

3が適切

190㎡が適切です。

今回のポイントは下記です。

  1. セットバックについて
  2. 建築面積の最高限度を算出する基礎となる敷地面積の計算

順に見ていきましょう。


1の解説

  • セットバックについて

本設問の道路は建築基準法42条2項に該当する道路なので、建築物を建てる場合道路の中心線からそれぞれ2m後退しなければなりません。

今回幅員が3mの道路なので、道路の中心線からはそれぞれ1.5mずつです。

よって2m後退するためにはあと0.5m敷地側にセットバックする形になります。


2の解説

  • 建築面積の最高限度を算出する基礎となる敷地面積の計算

上記から今回の建築面積の最高限度を算出する基礎となる敷地面積の計算式は下記になります。

20m×(10m-0.5m)=190㎡

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