株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
- 本記事の内容
- 『2019年9月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
Q.11
先に下記の資料をご覧ください。(Q10.11.12で使います)
Aさんの2019年分の所得税における総所得金額は、次のうちどれか。
- 670万円
- 690万円
- 720万円
2が適切
690万円が適切です。
今回のポイントは下記です。
- 給与所得
- 解約返戻金からの一時所得
順に見ていきましょう。
- 給与所得
給与所得の計算式は下記です。
給与収入-給与所得控除
資料より当てはめると下記になります。
900万円-(900万円×0.1+120万円)=690万円
- 解約返戻金からの一時所得
終身保険の解約返戻金は一時所得の対象です。
一時所得の計算式は下記です。
一時所得に係わる総収入-その収入に係わる経費-特別控除金(最高50万円)
よって数値を当てはめると下記になります。
330万円-300万円-30万円=0円
1.2を合計すると690万円+0円=690万円が総所得金額になります。