FP3級過去問題の解説【実技:保険顧客】きんざい2019年5月

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本記事の内容
『2019年5月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
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2級FP技能士michi(みち)です。

Q.1

3択問題です。

先に下記の資料をご覧ください。(Q1.2.3.で使います)

2019年5月実施FP3級実技試験保険顧客資産相談業務問1の資料

はじめに、Mさんは、Aさんが現時点(2019年5月26日)において死亡した場合に妻Bさんに支給される遺族基礎年金の年金額(2018年度価額)を試算した。Mさんが試算した遺族基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。

  1.  779,300円+224,300円=1,003,600円
  2.  779,300円+224,300円+74,800円=1,078,400円
  3.  779,300円+224,300円+224,300円=1,227,900円

3が適切

779,300円+224,300円+224,300円=1,227,900円が適切です。

遺族基礎年金は老齢基礎年金+子の加算で構成されます。

遺族基礎年金の受給要件(配偶者と子が受給権者の場合)
遺族の範囲 死亡した人に生計を維持されていた子のある配偶者、または子
給付額 老齢基礎年金と同じ金額
子の加算 2人目まで→224,300円
3人目以降74,800円

※金額は設問当時のものです。

よって今回の遺族基礎年金の計算式は下記になります。

79,300円(老齢基礎年金)+224,300円(長男C)+224,300円(次男D)

michi
michi

ちなみに前述したように3人目以降の加算額は74,800円です。仮に4人いるとしたら

779,300円+224,300円+224,300円+74,800円+74,800円になります。

2021年の年金額
  • 老齢基礎年金→781,700円
  • 子の加算(2人目まで)→224,900円
  • 子の加算(3人目以降→75,000円
michi
michi

問題当時と比べて少し増えています。

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FP3級試験(実技)保険顧客資産相談業務2019年5月 きんざい主催

※本記事の問題の権利はすべて一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)に帰属されており、許可を取ってWEB上に載せております。

 

許諾番号: 2101K000001