株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
Q.4
先に下記の資料をご覧ください。(Q4.5.6で使います)
はじめに、Mさんは、生命保険の加入等について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「生命保険に加入する際には、過去の傷病歴や現在の健康状態などについて事実をありのままに正しく告知する必要があります」
- 「生命保険は、保険業法に定める保険契約の申込みの撤回等(クーリング・オフ)の対象となり、契約の申込後、所定の期間内であれば、口頭により申込みの撤回等をすることができます」
- 「生命保険の保障開始の時期(責任開始日)は、一般に、告知日からとなりますが、がんの保障については、通常、契約後に6カ月間の免責期間があります」
1が適切
- 「生命保険に加入する際には、過去の傷病歴や現在の健康状態などについて事実をありのままに正しく告知する必要があります」
適切です。
生命保険契約にはこのような告知義務があります。
michi
告知義務違反をすると契約の解除や取り消しになってしまう場合もあります。
- 「生命保険は、保険業法に定める保険契約の申込みの撤回等(クーリング・オフ)の対象となり、契約の申込後、所定の期間内であれば、口頭により申込みの撤回等をすることができます
不適切です。
クーリング・オフは書面で手続きをしなければなりません。
michi
また契約にあたり医師による診査を受けた場合、保険期間が1年以内の契約などクーリング・オフ制度適用外の契約もあります。
- 「生命保険の保障開始の時期(責任開始日)は、一般に、告知日からとなりますが、がんの保障については、通常、契約後に6カ月間の免責期間があります」
不適切です。
がん保険の免責期間は3ヶ月(90日間)です。
michi
ちなみに6カ月はリビングニーズ特約における余命の条件です。