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- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
Q.9
先に下記の資料をご覧ください。(Q7.8.9で使います)
Ｍさんは《設例》の定期保険について説明した。ＭさんのＡさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「契約者貸付制度を利用する場合、当該制度により借り入れることができる金額は、利用時点での既払込保険料相当額が限度となります」
- 「Ａさんが死亡した場合にＸ社が受け取る死亡保険金は、借入金の返済等の事業資金として活用することができます」
- 「当該定期保険を払済終身保険に変更する場合、商品内容が変更されるため、Ａさんは改めて健康状態等についての告知をする必要があります」
2が適切
- 「契約者貸付制度を利用する場合、当該制度により借り入れることができる金額は、利用時点での既払込保険料相当額が限度となります」
不適切です。
既払込保険料ではなく解約返戻金相当額が限度です。
- 解約返戻金をもとに借入額を算出する
- 保険を継続したまま借り入れができる
- 借り入れに審査がない
- 借りたまま満期を迎えると、満期保険金から差し引かれる
- 借入総額が解約返戻金を上回ると保険が失効する
- 「Ａさんが死亡した場合にＸ社が受け取る死亡保険金は、借入金の返済等の事業資金として活用することができます」
適切です。
使用目的は特に問われません。
- 「当該定期保険を払済終身保険に変更する場合、商品内容が変更されるため、Ａさんは改めて健康状態等についての告知をする必要があります
不適切です。
変更時に告知は不要です。
michi
ただし変更した後に元に戻したい場合(復旧)は告知が必要になります。
