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- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP3級実技試験【保険顧客資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
Q.5
先に下記の資料をご覧ください。(Q4.5.6で使います)
次に、Mさんは、Aさんが提案を受けた生命保険の保障内容等について説明した。
MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「引受基準緩和型の医療保険は、一般に、他の契約条件が同一で、引受基準緩和型ではない通常の医療保険と比べて、保険料が高く設定されています」
- 「先進医療特約では、契約日時点において厚生労働大臣により先進医療として定められたものであれば、療養を受けた時点において先進医療としての承認を取り消されたものであっても給付の対象となります」
- 「Aさんが、がんに罹患し、三大疾病一時金特約から一時金を受け取った場合、当該一時金は一時所得として総合課税の対象となります」
1が適切
- 「引受基準緩和型の医療保険は、一般に、他の契約条件が同一で、引受基準緩和型ではない通常の医療保険と比べて、保険料が高く設定されています」
適切です。
引受基準緩和型の医療保険は通常の医療保険と比べて保険料が高いです。
michi
そのまんまですが引き受ける基準が緩和されているので、加入しやすいですよ。という事です。
種類 | 加入条件 | 保険料 |
通常の医療保険 | 告知項目が多い | 普通 |
引受基準緩和型医療保険 | 告知項目が少ない | やや高い |
無選択型医療保険 | 告知なしで加入できる | 高い |
- 「先進医療特約では、契約日時点において厚生労働大臣により先進医療として定められたものであれば、療養を受けた時点において先進医療としての承認を取り消されたものであっても給付の対象となります」
不適切です。
先進医療特約の条件は療養を受けた時点において承認されているものなので、契約時点は特に関係ありません。
- 「Aさんが、がんに罹患し、三大疾病一時金特約から一時金を受け取った場合、当該一時金は一時所得として総合課税の対象となります」
不適切です。
三大疾病(特定疾病)一時金は非課税です。
- 入金給付金
- 手術給付金
- 通院給付金
- がん診断給付金
- 特定疾病保険金
- リビング・ニーズ特約保険金
- 介護保険金
michi
じっさいに発生した費用を補填するタイプの給付金は基本的に非課税です。
なぜなら儲かるタイプのものではないからです。(結果的に儲かることはありますが)
- マイナス→0に近づけるタイプ→非課税
- 0→プラスにするタイプ→課税
ただし費用に対してもらいすぎると、非課税の代わりに医療費控除を受けられなくなる可能性もあります。