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- 本記事の内容
- 『2019年5月実施』FP3級実技試験【個人資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】
Q.4
先に下記の資料をご覧ください。(Q4.5.6で使います)
Mさんは、《設例》の米ドル建定期預金等について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「米ドル建定期預金の金利は、アメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)が決定する政策金利に連動します。X銀行以外の金融機関に預け入れた場合でも、預入期間・預入金額・預入日が同じであれば、適用される利率は同じです」
- 「X銀行に預け入れた外貨預金は、預金保険制度の保護の対象とはなりません」
- 「米ドル建一時払終身保険の積立利率は、一時払保険料に対する利回りを表しています。高い利回りを享受することを考えた場合、米ドル建定期預金よりも米ドル建一時払終身保険に加入することをお勧めします」
2が適切
- 「米ドル建定期預金の金利は、アメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)が決定する政策金利に連動します。X銀行以外の金融機関に預け入れた場合でも、預入期間・預入金額・預入日が同じであれば、適用される利率は同じです」
不適切です。
銀行によって利率は違います。
- 「X銀行に預け入れた外貨預金は、預金保険制度の保護の対象とはなりません」
適切です。
外貨預金は預金保護制度の対象外です。
- 「米ドル建一時払終身保険の積立利率は、一時払保険料に対する利回りを表しています。高い利回りを享受することを考えた場合、米ドル建定期預金よりも米ドル建一時払終身保険に加入することをお勧めします」
不適切です。
積立利率は保険料に対する利回りを表しているものではありません。
- 積立利率とは
- 保険金を支払うために保険会社が保険料の一部を積み立てています。
その一部に対して適用されるのが積立利率です。
つまり保険料の一部に対しての金利なので、仮に5万米ドル預けたとしても、5万米ドルの2.5%金利があるわけではありません。
設問の『利回り』は本来投資金額すべて(仮に5万米ドルだとしたら、5万米ドルすべて)に対しての割合です。
michi
1.3は難しいので2を正確に理解できているかがポイントです。
- 当座預金
- 利息の付かない普通預金
- 普通預金
- 貯蓄預金
- 納税準備預金
- 通知預金
- 定期預金(大口含む)
- 仕組預金(円建て)
- 掛金
- 定期積金
- 元本補填契約のある金銭信託
- 保護預かり専用の金融債
- 外貨預金
- 譲渡性預金
- 元本補填契約の無い金融債
- 投資信託