- 本記事の内容
- 『2022年1月実施』FP3級学科試験の過去問の解説です。
【共通】
Q.13
一般に、格付の高い債券ほど利回りが高く、格付の低い債券ほど利回りが低くなる。
②誤り
不適切です。
格付けが高い債券の方が利回りは低くなるのが一般的です。
理由は下記です。
- 格付けが高い債券は安全性が高いので債券価格が高いのが一般的。
- 仮に条件が同じ場合、債券価格が高い方が売却益が低い。
分かりやすい例
- 格付けが低い50円の債権が、1年後に100円で売れました→利回り200%
- 格付けが高い90円の債権が、1年後に100円で売れました→利回り111%
よって格付けが高い債券の利回りは低いと分かります。

michi
ただし格付けの低い債券は信用リスク等の問題を抱えているので、一概におすすめできるとは言えません。