FP3級【学科】2022年1月【問47】

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本記事の内容
『2022年1月実施』FP3級学科試験の過去問の解説です。
【共通】

Q.47

給与所得者が30年間勤務した会社を定年退職し、退職金2,500万円の支給を受けた場合、退職所得の金額の計算上、退職所得控除額は( )となる。

  1.  800万円+40万円×(30年-20年)=1,200万円
  2.  800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円
  3.  70万円×30年=2,100万円

2が適切

800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円が適切です。

退職所得控除の計算式は下記です。

退職所得の控除額

勤務年数20年以下 40万円×勤続年数(最低80万円)
勤務年数20年超 800万円+70万円×(勤続年数-20年)

今回は勤務年数30年なので『勤務年数20年超』で計算します。

よって800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円が退職所得控除になります。

michi
michi

これを計算すると退職所得は(2,500万円-1,500万円)×1/2=500万円になります。

退職所得と退職所得控除の違いをしっかり覚えましょう!

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