FP3級【日本FP協会実技】2019年9月【問18】

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本記事の内容
『2019年9月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】

Q.18

先に下記の資料をご覧ください。(Q16.17.18.19.20で使います)

2019年9月実施FP3級実技試験第16問の資料

誠さんは、住宅ローンの繰上げ返済について、FPの藤原さんに質問をした。住宅ローンの繰上げ返済に関する藤原さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 「繰上げ返済は、現に返済しているローンの利息部分を返済するものです。」
  2. 「毎月の返済額は変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」
  3. 「最低返済額や繰上げ手数料は、金融機関によって異なります。」

1が不適切

1の解説

  • 「繰上げ返済は、現に返済しているローンの利息部分を返済するものです。」

不適切です。

繰上げ返済は現在返済しているローンの元金部分を返済するものです。


2の解説

  • 「毎月の返済額は変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」

適切です。

  • 期間短縮型→毎月の返済額は変えずに、返済期間を短縮する方法。
  • 返済額軽減型→返済期間を変えずに、毎月の返済額を軽減する方法。
michi
michi

同一条件の場合、より利息系軽減効果があるのは期間短縮型です。


3の解説

  • 「最低返済額や繰上げ手数料は、金融機関によって異なります。」

適切です。

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