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- 本記事の内容
- 『2020年1月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.2
下記は、永井家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
- (ア)453 (イ)383
- (ア)454 (イ)383
- (ア)454 (イ)386
変動率に注意しましょう。
3が正しい
454万円が適切です。
基準年の給与収入(夫)が436万円です。
1%で4年変動するので下記の計算式が成り立ちます。
436×(1+0.01)4=453.70334≒454
ちなみにかみ砕くと下記になります。
436×(1+0.01)=440.36(1年後)
440.36×(1+0.01)=444.7636(2年後)
444.7636×(1+0.01)=449.21123(3年後)
449.21123×(1+0.01)=453.70334≒454(4年後)
386万円が適切です。
その年の金融資産残高は下記で求められます。
その年の年間収支+前年の金融資産残高+変動分
今回は3年目の金融資産残高を求めるので、3年目の年間収支+2年目の金融資産残高とその変動分を足します。
まず年間収支は43万円です。
前年の金融資産残高は340万円ですが1%で変動します。
340万円×(1+0.01)=343.4万円
よって43万円+ 343.4万円=386.4≒386万円が3年目の金融資産残高となります。