FP3級【日本FP協会実技】2019年5月【問14】

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本記事の内容
『2019年5月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】

Q.14

FPで税理士でもある桑原さんは、羽田健一さんと妻の恭子さんから贈与税の配偶者控除に関する相談を受けた。羽田さん夫婦からの相談内容に関する記録は下記<資料>のとおりである。この相談に対する桑原さんの回答の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

<資料>

[相談記録]
相談日:2019年5月3日
相談者:羽田健一 様(55歳) 羽田恭子 様(50歳)
相談内容:贈与税の配偶者控除を活用して、健一様所有の居住用不動産を恭子様に贈与したいと考えている。贈与税の配偶者控除の適用要件や控除額について知りたい。

[桑原さんの回答]
「贈与税の配偶者控除の適用を受けるためには、贈与があった日において、配偶者との婚姻期間が( ア )年以上であること等の所定の要件を満たす必要があります。また、贈与税の配偶者控除の額は、最高( イ )万円です。」

  1. (ア)10 (イ)2,000
  2. (ア)20 (イ)2,000
  3. (ア)20 (イ)2,500

2が適切

(ア)の解説

  • 贈与税の配偶者控除の適用を受けるためには、贈与があった日において、配偶者との婚姻期間が( 20 )年以上であること等の所定の要件を満たす必要があります。

(イ)の解説

  • また、贈与税の配偶者控除の額は、最高( 2,000 )万円です。

贈与税の配偶者控除について

  • 居住用不動産、購入資金のみ適用される
  • 最高2,000万円まで
  • 基礎控除110万円も別に受けられる
  • 婚姻期間が20年以上(内縁関係は不可)
  • 贈与の年の翌年の3月15日までに居住し、住み続ける必要がある
  • 同じ配偶者からは1回きりしか受けられない
  • 贈与税額がゼロになっても確定申告が必要
michi
michi

特に贈与税の基礎控除110万円と併用できるところがポイントです。

実技試験でよく問われます。

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