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『2020年1月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.10
建築基準法に従い、下記<資料>の甲土地に建物を建てる場合の建築面積の最高限度として、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。
1. 73.6㎡
2. 105.6㎡
3. 110.4㎡
4. 115.2㎡
3が適切
110.4㎡が適切です。
今回のポイントは下記です。
- 幅員4m以下の場合
- 建築面積の最高限度の計算
順に見てきましょう。
【ポイント1】
建築基準法の1つで建築物を建てる土地は幅員4m以上の道路に2m以上接しなければなりません(接道義務)
今回資料より幅員は3mしかないのでいわゆる2項道路になります。
2項道路の場合、道路の中心線から両側に2m確保しなければならないので、その分を土地を後退させます(セットバック)
今回道路の幅は3mなので中心線からそれぞれ1.5mが2項道路分です。
よってあと0.5mを甲土地側に後退させなければ2mを確保できません。
1.5m(2項道路分)+0.5m(セットバック)=2m確保
つまり建物を建てる際の甲土地の面積は下記になります。
16m×(12m-0.5m)=184㎡
【ポイント2】
建築面積の最高限度を求める計算式は下記です。
土地の面積×建蔽率
よって184㎡×6/10=110.4㎡が適切です。
2020年1月学科試験を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。