FP3級【日本FP協会実技】2019年9月【問6】

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本記事の内容
『2019年9月実施』FP3級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】

Q.6

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、その土地に対する建築物の建築面積の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

2019年9月実施FP3級実技試験第6問の資料
  1.  300㎡×80%×6/10=144㎡
  2.  300㎡×80%=240㎡
  3.  300㎡×400%=1,200㎡

2が適切

1の解説

  •  300㎡×80%×6/10=144㎡

不適切です。

このような計算式はありません。


2の解説

  • 300㎡×80%=240㎡

適切です。


3の解説

  • 300㎡×400%=1,200㎡

不適切です。

延べ面積を求める計算式ですが、本設問の場合は前面道路の幅員に対する法定乗数の値の方が少なくなります。

※前面道路の幅員12m未満での容積率は、下記2つのうちで少ない方が採用されます。

  1. 指定容積率
  2. 前面道路の幅員による容積率の制限

よって仮に延べ面積を求めるとしたら計算式は下記になります。

300㎡×6m×6/10=1,080㎡

michi
michi
  • 建築面積→建蔽率
  • 延べ面積→容積率

と覚えましょう!

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