FP3級【きんざい:個人資産】2020年9月【問2】

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本記事の内容
『2020年9月実施』FP3級実技試験【個人資産相談業務】の過去問の解説です。
【きんざい】

Q.2

先に下記の資料をご覧ください。(Q1.2.3で使います)

2020年9月実施FP3級実技試験個人相談業務問2の資料

次に、Mさんは、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の年金額は、2020年度価額に基づいて計算するものとする。

2020年1月実施FP3級実技試験個人相談業務問2の資料②

3が適切

今回のポイントは保険料全額免除期間60月です。

全額免除における年金の反映額は下記です。

申請免除の区分と年金額への反映割合(平成21年4月以降)

区分 年金額への反映割合
全額免除 免除期間の1/2
3/4免除 免除期間の5/8
1/2免除 免除期間の3/4
1/4免除 免除期間の7/8

申請免除の区分と年金額への反映割合(平成21年3月以前)

区分 年金額への反映割合
全額免除 免除期間の1/3
3/4免除 免除期間の1/2
1/2免除 免除期間の2/3
1/4免除 免除期間の5/6

Aさんの全額免除期間は平成21年3月以前のため、年金額への反映は免除期間の3分の1になります。

よって781,700円×(420月+60月×1/3)÷480が適切となります。

michi
michi

ちなみに一見数字がバラバラに見えますが、新は分母を8、旧は分母を6に合わせると覚えやすいです。

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