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- 本記事の内容
- 『2022年1月実施』FP2級学科試験の過去問の解説です。
【共通】
Q.40
決算書に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 貸借対照表において、純資産の部の合計額がマイナスになることがある。
- 貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。
- 損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。
- 損益計算書における経常利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
4が不適切
- 貸借対照表において、純資産の部の合計額がマイナスになることがある。
適切です。
債務超過(資産の部<負債の部)になると、純資産の部はマイナスになります。
- 貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。
適切です。
資産の部=負債の部+純資産の部
- 損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。
適切です。
- 損益計算書における経常利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
不適切です。
設問は営業利益の内容です。
michi
経常利益は営業利益に営業外収益を足して、営業外費用を差し引いたものです。