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- 本記事の内容
- 『2019年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.26
先に下記の資料をご覧ください。(Q26.27.28で使います)
山岸さんは、有料老人ホームへの入居を検討しており、そのための資金として、5年後に1,500万円を準備したいと考えている。5年間、年利1.0%で複利運用する場合、現在いくらの資金があればよいか。
14,265,000円が適切
今回のポイントは下記です。
- 使う係数は現価係数
- 係数が全く分からない場合
順に見ていきましょう。
- 使う係数は現価係数
まとまったお金について問われている場合は次のどちらかを使います。
- キーワード『まとまったお金』
- 現価係数→現在いくら必要か?(げんざい)
終価係数→将来いくらになるか?(しょうらい)
現在いくら必要かを聞かれているので、今回は現価係数を使用します。
よって計算式は下記になります。
1,500万円×0.951=14,265,000円
- 係数が全く分からない場合
設問から分かることは下記です。
1%の複利運用をしつつ、5年後に1,500万円用意する
つまり1,500万円よりちょっと低い数値になるという事が分かります。
よって条件に合うのは現価係数のみとなります。
2019年9月学科試験を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。