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本記事の内容
『2019年9月実施』FP3級試験学科試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】【きんざい】共通
Q.42
表面利率(クーポンレート)1.2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり101円で購入し、2年後に額面100円当たり100円で売却した場合の所有期間利回り(単利)は、( )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとし、答は%表示の小数点以下第3位を四捨五入している。
1) 0.69%
2) 0.73%
3) 0.87%
1が正しい
0.69%が適切です。
イメージとしては問題文から数値を抜き取って、式に当てはめるのがやりやすいです。
本設問の数字
- 表面利率1.2%
- 100円で売却
- 101円で購入
- 所有期間2年
今回ちょっとむずかしいのは最終利回り(4年)ではなく所有期間利回り(2年)を求めるところですね。
通常は~年は1つしかないので当てはめるのは簡単です。
michi
所有期間利回りの当てはめ方
画像のようになるので
1が正しいです。
ちなみに債権の儲けは下記の2つです。
- 利息
- 売却益(損する場合もあります)
両方を合計したものを、投資金額で割ると利回りがでます。
※下記は所有期間利回り。
上記のように個別にとらえると理解しやすいかと。
利回り計算は最初見ると『うわっ!』って思うんですが、慣れると点取り問題なので何度も練習しましょう。
michi