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『2020年1月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.34
先に下記の資料をご覧ください。(Q29.30.31.32.33.34で使います)
江里子さんの母親の信子さんは、2020年2月に65歳となる。信子さんの国民年金の保険料納付状況が下記のとおりである場合、信子さんに65歳から支給される老齢基礎年金の額として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<老齢基礎年金の計算式>を使用し、振替加算は考慮しないものとする。
1. 663,085円
2. 672,836円
3. 689,088円
4. 721,593円
3が適切
689,088円が適切です。
今回のポイントは下記です。
- 保険料納付月数
- 老齢基礎年金の計算
順に見ていきましょう。
【ポイント1】
資料より納付月数は下記に分かれます。
納付済み | 324月+84月=408月 |
全額免除 | 24月 |
半額免除 | 12月 |
※保険料未納の月数は含まれません。
【ポイント2】
資料より免除された場合の割合の計算は下記になります。
全額免除 | 免除月数×1/3 |
半額免除 | 免除月数×2/3 |
それぞれ計算します。
全額免除
24月×1/3=8月
半額免除
12月×2/3=8月
上記をふまえた上で老齢基礎年金の計算式に当てはめます。
{780,100円×(408月+8月+8月)}÷480月=689088.333…≠689,088円
2020年1月学科試験を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2020年1月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。