FP2級【日本FP協会実技】2020年1月【問26】

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本記事の内容

『2020年1月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。

【日本FP協会】

Q.26

先に下記の資料をご覧ください。(Q26.27.28で使います)

2020年1月実施日本FP協会FP2級実技試験第26問の資料

井上さんは、将来の有料老人ホームへの入居に備え、新たに積立てを開始する予定である。毎年年末に100万円を積み立てるものとし、10年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、10年後の合計額はいくらになるか。

10,462,000円が適切

今回のポイントは下記です。

  1. 使う係数は『年金終価係数』
  2. 係数がまったく分からない場合

順に見ていきましょう。

【ポイント1】

『積立』というキーワードが出てきた場合は次のどちらかです。

キーワード『積立』
  1. 減債基金係数→毎年の積立額はいくらか?(げんざい)
  2. 年金終価係数→積み立て後の金額はいくらか?(しょうらい)

将来の金額を問われているので使う係数は年金終価係数です。

よって計算式は下記になります。

1,000,000円×10.462=10,462,000円

【ポイント2】

使う係数がまったく分からない場合は下記のように解いていきましょう。

  1. 毎年100万円を10年間積み立てる
  2. 年利1%の複利運用

この条件から100万円×10年=1,000万円よりちょっと多いくらいの答えになると予想します。

そうなると当てはまるのが年金終価係数しかありません。

年金現価係数が近い答えになりますが、最低でも1,000万円以上になっていないとおかしいので違うと分かります。

michi

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2020年1月学科試験を解きたい。

2020年1月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。

2020年1月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。

2020年1月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。

2020年1月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。