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- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.19
下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。
- 250千円×1.00×660㎡
- 250千円×1.00×660㎡×70%
- 250千円×1.00×660㎡×(1-70%)
- 250千円×1.00×660㎡×(1-70%×30%×100%)
2が適切
250千円×1.00×660㎡×70%が適切です。
普通借地権の計算方法は下記です。
利用区分 | 評価方法 |
自用地 | 路線価方式か倍率方式 |
借地権(普通借地権) | 自用地評価額×借地権割合 |
貸宅地(底地) | 自用地評価額×(1-借地権割合) |
貸家建付地 | 自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合) |
貸家建付借地権 | 自用地評価額×借地権割合×(1-借家権割合×賃貸割合) |
michi
自用地評価額=路線価×奥行補正率×敷地面積ですね。
ちなみに借地権は他人の土地を借りて建物を建てている場合、貸宅地は自分の土地を他人に貸している場合の評価です。
2021年9月学科試験を解きたい。
2021年9月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年9月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。