FP2級【日本FP協会実技】2021年9月【問24】

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本記事の内容
『2021年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】

Q.24

先に下記の資料をご覧ください。(Q23.24.25で使います)

2021年9月実施FP2級実技試験第24問の資料

鶴見家のキャッシュフロー表の空欄(イ)に入る数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。

886万円が適切

資料より分かることは下記です。

  • 1年目の金融資産残高が問われている
  • 基準年の金融資産残高は862万円
  • 金融資産残高の変動率は1%

その年(今回でいう1年目)の金融資産残高を求める計算式は下記です。

その年の年間収支+(前年の金融資産残高+前年の金融資産残高の変動率分)

その年の年間収支は収入-支出で分かるので『686万円-671万円=15万円』です。

よって当てはめると下記になります。

15万円+{862万円×(1+0.01)}=885.62≒886万円

michi
michi

よくあるミスで(15万円+862万円)×(1+0.01)がありますが、これだと年間収支まで変動率1%になってしまっています。

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