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- 本記事の内容
- 『2019年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.12
五十嵐重彦さんが2019年中に支払った医療保険および個人年金保険の保険料は下記<資料>のとおりである。この場合の重彦さんの2019年分の所得税の計算における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の保険について、これまでに契約内容の変更はないものとする。また、その年分の生命保険料控除額が最も多くなるように計算すること。
- 34,610円
- 50,000円
- 74,610円
- 84,610円
4が適切
84,610円が適切です。
今回のポイントは下記です。
- 医療保険の控除
- 個人年金の控除
順に見ていきましょう。
- 医療保険の控除
資料から医療保険の契約日は2015年4月1日なので新契約の控除対象です。
よって資料より計算式は下記になります。
58,440円×1/4+20,000円=34,610円
- 個人年金の控除
資料から医療保険の契約日は2005年9月1日なので旧契約の控除対象です。
資料より年間支払保険料が50,000円を超えているので、控除額は50,000円となります。
よって今回の生命保険料控除額は34,610円+50,000円=84,610円となります。
2019年9月学科試験を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2019年9月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。