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- 本記事の内容
- 『2021年5月実施』FP2級学科試験の過去問の解説です。
【共通】
Q.19
医療保険等の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 人間ドックの受診で異常が認められ、医師の指示の下でその治療を目的として入院した場合、その入院は、医療保険の入院給付金の支払い対象とならない。
- 先進医療特約で先進医療給付金の支払い対象とされている先進医療は、契約時点において厚生労働大臣によって定められたものをいう。
- がん保険では、１８０日間または６ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者ががんと診断確定された場合であっても、がん診断給付金は支払われない。
- 特定（三大）疾病保障定期保険では、保険期間中にがん、急性心筋梗塞、脳卒中のいずれかの疾病により特定疾病保障保険金が支払われた場合、当該保険契約は終了する。
4が適切
- 人間ドックの受診で異常が認められ、医師の指示の下でその治療を目的として入院した場合、その入院は、医療保険の入院給付金の支払い対象とならない。
不適切です。
入院給付金の対象です。
michi
ちなみに人間ドックで異常が認められているので、その費用は医療費控除の対象にもなります。
- 先進医療特約で先進医療給付金の支払い対象とされている先進医療は、契約時点において厚生労働大臣によって定められたものをいう。
不適切です。
治療時点において厚生労働大臣に定められたものです。
- がん保険では、１８０日間または６ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者ががんと診断確定された場合であっても、がん診断給付金は支払われない。
不適切です。
がん保険の免責期間は90日(3ヶ月間)です。
michi
180日はリビングニーズ特約における余命の要件ですね。
- 特定（三大）疾病保障定期保険では、保険期間中にがん、急性心筋梗塞、脳卒中のいずれかの疾病により特定疾病保障保険金が支払われた場合、当該保険契約は終了する。
適切です。
| ガン、急性心筋梗塞、脳卒中 | 診断時に所定の状態になった場合に支給される(特定疾病保険金) |
| 三大疾病以外 | 死亡時に支給される(死亡保険金) |
※特定疾病保険金と死亡保険金は重複して受け取れません。
