FP2級【日本FP協会実技】2020年9月【問9】

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本記事の内容

『2020年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。

【日本FP協会】

Q.9

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に耐火建築物を建てる場合、建築面積の最高限度(ア)と延べ面積(床面積の合計)の最高限度(イ)の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこと。

2020年9月実施日本FP協会FP2級実技試験第9問の資料

1.(ア)108㎡ (イ)360㎡
2.(ア)126㎡ (イ)360㎡
3.(ア)108㎡ (イ)288㎡
4.(ア)126㎡ (イ)288㎡

4が適切

(ア)の補足

126㎡が適切です。

理由は下記。

  • 建ぺい率80%以外、かつ防火地域内で耐火建築物を立てるので、建ぺい率が10%上がる

よって

180㎡×(6/10+1/10)

=180㎡×0.7

126㎡になります。

ちなみに『建ぺい率80%の防火地域内』に耐火建築物を立てると、無条件で100%扱いになります。

michi

(イ)の補足

288㎡が適切です。

延べ面積の計算方法は『敷地面積×容積率』です。

資料から下記が分かります。

  1. 幅員が4mなので12m未満であること
  2. 容積率200%
  3. 前面道路の幅員に対する法定乗数4/10

よって容積率は2.3で小さい方を計算式に組み入れることになります。

計算すると

2→200%

3→4m×4/10×100%=160%

3を計算式に組み入れ

180㎡×1.6(160%)=288㎡が答えになります。

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2020年9月学科試験を解きたい。

2020年9月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。

2020年9月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。

2020年9月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。

2020年9月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。