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- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.20
下記の相続事例(2021年7月10日相続開始)における相続税の課税価格の合計額を計算しなさい。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
5,200万円が適切
相続税の課税価格の計算式は下記です。
相続財産-債務控除
資料の中で死亡保険金のみ非課税限度枠があります。
500万円×法定相続人の数
よって死亡保険金の課税価格は『3,000万円-(500円×3人)』=1,500万円となります。
その他をまとめると下記になります。
土地 | 1,200万円 |
建物 | 800万円 |
現預金 | 2,000万円 |
死亡保険金 | 1,500万円 |
また債務および葬式費用は債務控除の対象なので、相続税の課税価格から控除されます。
よって今回の相続税の課税価格は下記になります。
1,200万円+800万円+2,000万円+1,500万円-300万円=5,200万円
一度休憩しましょう。
では続きです。
2021年9月学科試験を解きたい。
2021年9月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年9月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。