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本記事の内容
『2021年5月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.27
先に下記の資料をご覧ください。(Q26.27.28で使います)
野村さんは、相続で得た2,000万円を老後に備えて運用しようと考えている。これを15年間、年利1.0%で複利運用した場合、15年後の合計額はいくらになるか。
23,220,000円が適切
今回のポイントは下記です。
- 使う係数は終価係数
- 係数がまったく分からない場合
【ポイント1】
使う係数は終価係数です。
『まとまったお金』の場合はつぎのどちらかです。
キーワード『まとまったお金』
- 現価係数→現在いくら必要か?(げんざい)
- 終価係数→将来いくらになるか?(しょうらい)
係数早見表から15年の終価係数で計算します。
20,000,000円×1.161=23,220,000円が答えです。
【ポイント2】
係数が全く分からなくても解答できます。
ポイントは下記です。
- 運用しているので2,000万円未満にはならない
- 年利1%なので2,000万円よりチョット多い
1で可能性があるのは下記に絞られます。
終価係数 | 1.161 |
年金終価係数 | 16.097 |
年金現価係数 | 13.865 |
2から年利1%なので年金終価係数、年金現価係数は多すぎます。
よって残った終価係数を使えば良いと分かります。
2021年5月学科試験を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。