FP2級【日本FP協会実技】2021年5月【問40】

本記事の内容

『2021年5月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。

【日本FP協会】

Q.40

先に下記の資料をご覧ください。(Q35.36.37.38.39.40で使います)

2021年5月実施日本FP協会FP2級実技試験第40問の資料

真理さんは、病気療養のため2021年3月、KA病院に10日間入院し、退院後の同月内に同病院に5日間通院した。真理さんの2021年3月の1ヵ月間における保険診療分の医療費(窓口での自己負担額)が24万円、入院時の食事代が2万円、差額ベッド代が10万円であった場合、下記<資料>に基づく高額療養費として支給される額として、正しいものはどれか。なお、隆行さんは全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の被保険者であって標準報酬月額は47万円であり、真理さんは隆行さんの被扶養者であるものとする。また、KA病院に「健康保険限度額適用認定証」の提示はしておらず、世帯合算および多数該当は考慮しないものとする。

2021年5月実施日本FP協会FP2級実技試験第40問の資料②

1. 153,370円
2. 154,570円
3. 270,570円
4. 274,570円

2が適切

154,570円が適切です。

 

今回のポイントは下記です。

 

  1. 高額療養費の対象
  2. 総医療費の求め方
  3. 高額療養費の計算

 

順に見ていきましょう。

 

【ポイント1】

今回の設問内で高額療養費の対象の分類は下記です。

 

保険診療分の医療費 対象
入院時の食事代 対象でない
差額ベッド代 対象でない

 

よって保険診療分の医療費のみが対象となります。

 

【ポイント2】

総医療費は下記から求められます。

 

  1. 真理さんの医療費の自己負担割合から逆算

 

真理さんは健康保険被保険者である隆行さんの被扶養者であり53歳なので、自己負担割合は3割です。

医療費の一部負担(自己負担)割合について

一般、低所得者 現役並み所得者
75歳以上 1割負担 3割負担
70歳以上75歳未満 2割負担 3割負担
6歳以上70歳未満 3割負担
6歳未満 2割負担

 

設問より窓口にて24万円を支払っているのでここから逆算します。

 

総医療費=24万円÷0.3=80万円となります。

 

【ポイント3】

高額療養費の求め方は下記です。

 

保険診療分の医療費(窓口で支払ったお金)-1カ月当たりの自己負担限度額

 

保険診療分の医療費は24万円です。

 

1ヶ月当たりの自己負担額は、隆行さんの標準報酬月額が47万円であることをふまえて資料より計算します。

 

80,100円+(800,000円-267,000円)×1%=85,430円

 

よって240,000円-85,430円=154,570円が高額療養費となります。

 

以上で解説は終了です。お疲れさまでした。

解説終了

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続けて2021年5月学科試験を解きたい。

続けて2021年5月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。

続けて2021年5月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。

続けて2021年5月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。

続けて2021年5月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。

 

 

 

FP2級試験(実技)2021年5月 日本FP協会主催

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