株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
日本エアーテックという会社が気になっています。クリーンエアシステムの専門メーカーだそうです。
売上も堅調で高配当なんです。今から投資しても大丈夫でしょうか?
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。
- 本記事の内容
- 日本エアーテックとは
日本エアーテック株のおすすめポイント
日本エアーテック株のデメリット
日本エアーテックの株価の推移(チャート)
日本エアーテック株の配当金、配当利回り、配当性向
日本エアーテック株の配当金がもらえるのはいつ?
日本エアーテックの売上の推移
日本エアーテックの財務状況
日本エアーテックのキャッシュフロー
日本エアーテック株の評判
日本エアーテック株の購入方法
日本エアーテックのIRニュース
日本エアーテックのよくある質問
日本エアーテック株以外のおすすめ高配当銘柄
今回は日本エアーテック株について解説いたします。
日本エアーテックは、国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカーです。
クリーンエアーシステムとは、きれいな空気を創る装置とその環境を想像する仕組みのことです(日本エアーテック会社案内)。
クリーンエアーシステムを導入している企業は、電子、半導体、自動車、医療、製薬、食品メーカーなど多岐にわたります。
工場見学などで室内に入る時、入口に上記のような装置で空気を浴びて除塵した経験のある人もいるのではないでしょうか。
日本エアーテックは、国内で初めてのクリーンエアーシステム専門の製造会社なんだって
日本エアーテックの業績も安定していて株の長期保有に向いていると思われます。
- 着実な売上を継続
- 高い営業利益率
- 高い配当額と配当利回り
本記事を見ていただいた後は日本エアーテックについて理解が深まり、株購入のヒントになること間違いなしです。
ぜひ最後までご覧ください。
- 株のツールっていろいろあるし、どれを見たらいいのか分からない…
- 複数のサイトをそれぞれ見るのが面倒…1つにまとめて見られたらいいのに…
- 無料の情報サイトは煩雑で見づらい…
このような経験はありませんか?
私も株探プレミアムを知る前はいろいろなツールやサイトを行ったり来たりして、本当に面倒な思いをしていました。
株探プレミアムなら配当利回りや株価、チャートだけでなく、決算情報も一目で分かるようになっています。
おかげで他のサイトやツールを使わずとも、高配当株についての必要な情報を株探プレミアム一本で得られるようになりました。
今なら30日間無料で体験できますので、この機会にぜひお試しください。
無料登録方法やおすすめの使い方は下記の記事で分かりやすく解説しています。
日本エアーテックとは
まずは日本エアーテックの概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。
上場会社名 | 日本エアーテック株式会社 AIRTECH JAPAN, LTD. |
上場取引所 | 東京証券取引所プライム市場(旧東証一部) ※2023年10月20日よりスタンダード市場に移行予定 |
コード番号 | 6291 |
本社所在地 | 〒110-8686 東京都台東区入谷一丁目14番9号 |
創業 | 1973年(昭和48年)3月8日 |
設立 | 1973年(昭和48年)3月8日 |
事業内容 | クリーンエアシステムの専門メーカーとして、 独自の技術を背景にクリーンルーム、クリーンベンチ、 バイオハザードシステム等の設計製造、販売を行う(会社概要より) |
代表者 | 代表取締役社長 平沢 真也 |
資本金 | 21億0,922万円 |
年商 | 13,172百万円(2022年12月期) |
年初来高値 | 1,268円 (2022年12月15日) |
年初来安値 | 947円(2022年3月8日) |
配当利回り | 4.73~6.34%(年初来高値~安値における配当金) |
配当金 | 1株60円(2022年度) 1株60円(2023年度予想) |
決算期 | 12月末日 |
IR情報 | https://www.airtech.co.jp/ir/ |
公式HP | https://www.airtech.co.jp/ |
日本エアーテックは、クリーンエアシステムの専門メーカーとして、クリーンルーム、クリーンベンチ、バイオハザードシステム等の設計製造会社です。
電子、半導体、自動車、医療、製薬、食品分野などの顧客に空気をきれいにする機械を販売しています。
ファンフィルターユニットやクリーンブースなど、国内シェアNo.1の製品が多くありますよ。
日本エアーテックのおすすめポイント
日本エアーテックのおすすめポイントは下記です。
- 着実な売上を継続
- 高い営業利益率
- 高い配当額と配当利回り
- グローバル化の推進(中国新工場、米国再進出)
- 新市場への積極展開(半導体電子・バイオ分野へ)
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
着実な売上を継続
日本エアーテックの売上は、2017年12月期(通期)以降安定して100億円を超えています。
要因はコロナ対策の特需の恩恵を受けたものです。
コロナが収束した後は、半導体・電子分野及び製薬会社による設備投資が売上を下支えます。
2023年12月期(通期)の売上も100億を優に超える130億円と予想しています。
高い営業利益率
日本エアーテックの営業利益率は製造業としては高めで推移しています。
※製造業の営業利益率の平均は約4%(中小企業の売上高営業利益率 経済産業省より)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
営業利益率(%) | 11.3 | 13.9 | 8.4 | 7.3 |
理由は電子・半導体、医療などのハイテクノロジー分野に強みがあることと、日本でシェアNo.1商品を多く展開しているからです。
ここ2年ほどは10%を下回っていますが、2021年は13.9%を達成しています。
グローバル化の推進(中国新工場、米国再進出)
日本エアーテックの中長期基本方針に「グローバル化」があります。
現在日本エアーテックの商品の売上はすべて日本市場からです。
海外の提携会社は7か国に8社ありますが、全て技術支援です。
そこで将来のグローバル化を見据えてふたつの施策を実施しています。
- 中国関連会社へ出資し工場新設
- 米国へ再進出
日本エアーテックは中国の蘇州に蘇州安泰空気技術有限公司(蘇州エアーテック)を設立し、新工場を 2棟 2021年12月より稼働しています。
従来工場3棟を含め生産能力の向上を目指します。
現在コロナの影響で、人的交流が停滞していましたが、渡航制限が解除され次第活発化していく方向です。
また米国について日本エアーテックは1995年から2000年にかけて、⽶国オレゴン州に子会社を設⽴した経験があります。
様々な事情から現在は撤退していますが、米国への進出を再度目指し米国進出分科会プロジェクトを設立して、米国企業との交流や日系企業からの情報収集を進めていますよ。
新市場への積極展開(半導体電子・バイオ分野へ)
日本エアーテックの主な顧客は電子、半導体、自動車、医療、製薬、食品分野です。
将来さらなる成長を目指すため、成長著しい電子・バイオの領域にさらに展開を図っています。
具体的には群馬県桐生市に赤城スマートファクトリー(新工場)を建築しました。
2020年より福祉介護施設向けへ営業強化し、2021年より一般環境(オフィス、教育施設等)への営業を開始しています(中期経営計画概要)
日本エアーテック株のデメリット
日本エアーテック株のデメリットは下記です。
- 2021年12月期(通期)以降、営業利益が減少
- グローバル展開が本格稼働していない
順に説明します。
2021年12月期(通期)以降、営業利益が減少
日本エアーテックの営業利益は、2021年12月期(通期)以降減少しています。
理由は原材料価格の高騰と、サプライチェーン混乱による各種電子部品などの供給停止です(2022年12月期)。
ただし、2023年以降はコロナ収束による緩やかな景気回復と、5G、AI、自動運転、電気自動車(EV)などの半導体、電子部品の需要の拡大が予想されています。
このことから各企業の設備投資の活発化で、日本エアーテックの利益の持ち直しも期待されています。
グローバル展開が本格稼働していない
日本エアーテックの売上は全て国内からのものです。
海外の提携先は技術支援のみで売上は発生していません。
日本エアーテックは中期経営計画概要において、中国への出資と米国への再進出を発表しました。
コロナの収束した今後は人的交流を活発化させて、グローバル企業への脱皮が図られることになります。
日本エアーテックの株価の推移(チャート)
日本エアーテックの株価の推移は下記です。
2020年あたりを境に株価をかなり下げましたが、執筆時で上昇トレンドラインに乗りかけています。
安定した売り上げで財務状況も良く、なおかつ高配当なので、長期保有に適しているのではないかと思われます。
日本エアーテック株の配当金、配当利回り、配当性向
日本エアーテック株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。
- 10年以上減配していない配当金
- 高い配当利回り
- 特になし
配当金(1株あたり) | 配当利回り | 配当性向 | |
---|---|---|---|
2012年12月 | 10円 | 2.51~3.27 % | 51.7% |
2013年12月 | 10円 | 1.06~2.76 % | 84.0% |
2014年12月 | 10円 | 0.65~2.36 % | 65.2% |
2015年12月 | 13円 | 1.26~2.19 % | 38.6% |
2016年12月 | 15円 | 2.10~2.73 % | 40.6% |
2017年12月 | 20円 | 2.07~3.17 % | 34.4% |
2018年12月 | 20円 | 1.82~3.83 % | 43.6% |
2019年12月 | 22円 | 2.84~3.99 % | 48.5% |
2020年12月 | 33円 (うち8円記念配) | 1.75~5.56 % | 28.9% |
2021年12月 | 50円 | 2.88~4.70 % | 32.7% |
2022年12月 | 60円 (うち20円記念配) | 4.73~6.34 % | 60.6% |
2023年12月 (予想) | 60円 (うち20円記念配) | – | 76.9% 目標 |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
日本エアーテックは10年以上減配していません。
2023年12月期(通期)も記念配当とあわせて一株60円の配当を発表しています。
配当利回りも2022年12月期(通期)は4.73~6.34%でした。
配当性向はやや高いですが、安定した利益と財務があるので特に問題はありません。
業績に裏付けされた高い配当は魅力的です。
日本エアーテック株の配当金がもらえるのはいつ?
日本エアーテックの配当時期は下記です。
配当日(権利確定日) | 権利付き最終日 ※この日までに買うと配当金が受け取れる | 権利落ち日 ※この日に購入しても直近の配当には間に合わない |
2023年12月29日(金) 次回期末配当 | 2023年12月27日(水) | 2023年12月28日(木) |
2024年6月28日(金) 次回中間配当 | 2024年6月26日(水) | 2024年6月27日(木) |
※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります
日本エアーテックの売上、利益の推移
日本エアーテックの売上、利益の推移は下記です。
- 2017年12月期(通期)以降安定して100億円越えの売上
- 特になし
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年12月期非連結 | 6,998 | 82 | 202 | 138 | 非公開 |
2015年12月期非連結 | 8,084 | 378 | 514 | 303 | 非公開 |
2016年12月期非連結 | 8,858 | 396 | 514 | 331 | 非公開 |
2017年12月期非連結 | 10,166 | 612 | 747 | 517 | 非公開 |
2018年12月期非連結 | 10,190 | 427 | 586 | 410 | 非公開 |
2019年12月期非連結 | 10,442 | 435 | 585 | 405 | 非公開 |
2020年12月期非連結 | 12,487 | 1,414 | 1,562 | 1,136 | 非公開 |
2021年12月期非連結 | 14,289 | 1,991 | 2,195 | 1,584 | 非公開 |
2022年12月期非連結 | 13,172 | 1,105 | 1,396 | 1,017 | 非公開 |
2023年12月期非連結 ※通期予想 | 13,000 | 950 | 1,100 | 800 | 非公開 |
日本エアーテックの売上は、2014年以降着実に伸びています。
新型コロナウィルスの蔓延による空気清浄特需のあった2020年~2022年以降も、半導体需要の増加がその現象をリカバリーしています。
実際に2023年12月期第2四半期時点で前年を上回る売上を出しているので、コロナ後も心配はないと思われます。
- 2022年12月期第2四半期売上:約60億円
- 2023年12月期第2四半期売上:約72億円
今後はさらに医療や製薬、バイオにも事業展開することから、引き続き堅調な売上の増加は見込めそうです。
日本エアーテックの財務状況
日本エアーテックの財務状況です。
- 豊富な利益余剰金と現金及び預金
- 低い有利子負債比率
- 特になし
利益剰余金(百万円) | 現金および預金(百万円) | 自己資本比率 | 有利子負債(百万円) | 有利子負債比率 | |
---|---|---|---|---|---|
2015年12月期非連結 | 6,020 | 5,811 | 67.1% | 300 | 3.3 |
2016年12月期非連結 | 6,233 | 6,206 | 65.3% | 350 | 3.8 |
2017年12月期非連結 | 6,616 | 5,672 | 63.2% | 350 | 3.7 |
2018年12月期非連結 | 6,848 | 5,237 | 66.1% | 300 | 3.1 |
2019年12月期非連結 | 7,075 | 5,373 | 68.4% | 300 | 3.0 |
2020年12月期非連結 | 8,015 | 6,520 | 64.4% | 300 | 2.5 |
2021年12月期非連結 | 9,258 | 7,815 | 67.2% | 280 | 2.1 |
2022年12月期非連結 | 9,835 | 6,365 | 69.6% | 280 | 2.0 |
日本エアーテックの財務状況はとても強固です。
その根拠は年々積み上がる利益剰余金で、営業利益の9倍弱あります(2022年での比較)。
有利子負債比率もひと桁台で推移しており、実質的に無借金経営です。
多少のことがあっても倒産は考えられません。
堅実経営と今後の空気清浄に対するニーズの継続、さらには日本エアーテックのグローバル展開を含めた中長期計画の実行力があれば、長期で株を保有していても心配ないでしょう。
日本エアーテックのキャッシュフロー
日本エアーテックのキャッシュフローは下記です。
- 営業キャッシュフローがプラス
- 豊富な手持ち現金
- 特になし
営業キャッシュフロー(百万円) | 投資キャッシュフロー(百万円) | 財務キャッシュフロー(百万円) | 現金及び現金等同等物に係る換算差額(百万円) | 現金等(百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2015年12月期非連結 | 174 | △24 | △177 | 5,285 | 5,811 |
2016年12月期非連結 | 460 | △98 | △61 | 5,584 | 6,206 |
2017年12月期非連結 | 74 | △322 | △282 | 5,050 | 5,672 |
2018年12月期非連結 | △83 | △100 | △252 | 4,611 | 5,237 |
2019年12月期非連結 | 773 | △402 | △231 | 4,748 | 5,373 |
2020年12月期非連結 | 914 | △761 | 1,004 | 5,894 | 6,520 |
2021年12月期非連結 | 1,799 | △458 | △71 | 7,189 | 7,815 |
2022年12月期非連結 | 228 | △915 | △866 | 5,673 | 6,365 |
2023年12月期非連結 ※通期予想 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
日本エアーテックの営業キャッシュフローは、2019年12月期(通期)以降プラスです。
営業キャッシュフローがプラスである限りは、事業で稼いだキャッシュがしっかり回っている証左ですね。
財務状況の章でも解説しましたが、日本エアーテックの強みは豊富な手持ち資金。
60~70億円の手持ち現金は、年間の営業利益の6~7倍です。
盤石な経営基盤が見て取れますね。
日本エアーテック株の評判
SNS上での日本エアーテック株の評判です。
6291日本エアーテック
— renton (@kamkirifireboy) August 5, 2023
高配当株でありながら
半導体、電子、医療で
活躍する
クリーンルーム製造会社
もしまたコロナ禍来ても
爆上げ確定。
これは長期投資に良さそう😁#株式投資 pic.twitter.com/vTuVcy8wvx
業種別の高配当株の分析記事「機械編」を更新しました
— なげウリ!🐗高配当株🐗業種別 (@nage_uri) July 26, 2023
連続増配・非減配と業績推移に着目した長期保有したい銘柄紹介です
【紹介銘柄】
日本エアーテック
油研工業
アイチコーポレーション
日阪製作所
トーヨーカネツhttps://t.co/mqjptCvMjq
#日本エアーテック
— K2 (@QoKe7e) June 19, 2023
半導体生産強化の国策に乗る日本唯一のクリーンルーム専業小型株…高配当利回りで、業績も回復基調…🤔チャートも悪くなさそう🙄 pic.twitter.com/izvXxqb29P
高配当かつ業績も安定しているので人気がある株ですね。
日本エアーテック株の購入方法
日本エアーテック株を購入するなら、下記3社がおすすめです。
SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。
ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。
取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。
マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。
個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。
現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。
2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。
単元未満株 買い手数料 | 無料 |
単元未満株 売り手数料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
NISA口座 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
取扱銘柄 | 東証、名証ほぼ全て |
注文時間 | 24時間対応 |
auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。
単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。
また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。
日本エアーテックのIRニュース
独自判断ですが、株価に関係がありそうなエアーテックの直近のIRニュースをまとめました。
※現在のところ特にありません。プライム市場からスタンダード市場への移行についてはよくある質問ご覧ください。
日本エアーテック株のよくある質問
日本エアーテック株についてのよくある質問をまとめました。
- 2023年 1 ⽉に熊本出張所、4 ⽉には静岡出張所を開設する狙いについて教えて下さい。
- 2023年12月(通期)の業績予想が2022年11月時点の予想に比べ2023年2月には上方修正されています。理由を教えて下さい。
- 日本エアーテックは、かねてからプライム市場で上場していましたが、2023年第2Q時点において、スタンダード市場に移行するとの発表がなされました。その理由を教えて下さい。
- 2023年 1 ⽉に熊本出張所、4 ⽉には静岡出張所を開設する狙いについて教えて下さい。
- 熊本出張所は、九州地区において半導体を始めとする各種の顧客の製造拠点の投資(台湾のTSMC)が活発化するからです。静岡出張所につきましては、同地区の顧客のサービスを従来の東京と中部(名古屋)の営業担当から移しより柔軟かつ機動的に行うためです。
- 2023年12月(通期)の業績予想が2022年11月時点の予想に比べ2023年2月には上方修正されています。理由を教えて下さい。
- 昨年 11 ⽉に業績予想を下⽅修正しました。当時は原材料・部品の価格の⾼⽌まりや、半導体を使⽤した電⼦部品等の⼊⼿がより困難になると予想したからです。しかし、実際は半導体など電⼦分野の設備投資が想定より堅調だったことで2023年の業績予想を上昇修正しました。
- 日本エアーテックは、かねてからプライム市場で上場していましたが、2023年第2Q時点において、スタンダード市場に移行するとの発表がなされました。その理由を教えて下さい。
- 日本エアーテックは「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を発表し(2021年末)、プライム市場の上場維持基準への適合に向けて取組んでまいりましたが、一部プライム市場の上場維持基準を充⾜しておりませんでした。社内で検討した結果、株主が安心して保有と売買するためにあえてスタンダード市場に移行することを決断したとのことです。
株以外のおすすめ高配当銘柄
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
高配当 | 年初来高値から算出した配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%未満 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して売上20%まで | 最大手に対して売上10%まで | 最大手に対して売上5%まで | 最大手に対して売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
配当性向 | 30%以上40%以下 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
グローバル | 売上比の70%以上が海外 | 売上比の50%以上が海外 | 売上比の40%以上が海外 | 売上比の10%以上が海外 | 売上比の10%未満が海外 |
総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 総合評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当金 (1株あたり) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
---|---|---|---|---|---|
明豊ファシリティワークス (1717) | 3.85% ~4.63% | 32円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
安藤・間 (1719) | 5.17% ~7.32% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
鹿島建設 (1812) | B | 2.89% ~4.82% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
奥村組 (1833) | B | 4.74% ~7.67% | 225円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
イチケン (1847) | 5.30% ~5.76% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日東富士製粉 (2003) | B | 3.56% ~4.17% | 176円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
日本食品化工 (2892) | 4.50% ~7.68% | 125円→200円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | 4.87% ~7.41% | 188円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
武田薬品工業 (4502) | 4.04% ~4.69% | 188円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
ENEOSホールディングス (5020) | B | 3.78% ~5.11% | 22円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOYO TIRE (5105) | 4.16% ~6.17% | 55円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本カーボン (5302) | B | 4.30% ~5.13% | 200円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × |
中山製鋼所 (5408) | B | 3.15% ~5.03% | 38円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
モリ工業 (5464) | B | 3.10% ~4.82% | 130円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
ARE ホールディングス (5857) | 4.46% ~4.96% | 90円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本エアーテック (6291) | 4.73% ~6.34% | 60円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本ピラー工業 (6490) | B | 2.47% ~4.48% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
MS-Japan (6539) | B | 4.63% ~5.89% | 56円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
帝国通信工業 (6763) | B | 3.84% ~5.20% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOA (6809) | 4.69% ~6.19% | 40円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本セラミック (6929) | B | 3.53% ~4.48% | 100円 | 期末:2023年12月27日 | × |
いすゞ自動車 (7202) | 3.87% ~5.59% | 72円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
オーハシテクニカ (7628) | B | 3.64% ~4.35% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
バルカー (7995) | B | 3.55% ~5.80% | 150円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
スクロール (8005) | 4.40% ~6.93% | 48円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | 〇 | |
住友商事 (8053) | 4.62% ~6.52% | 115円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
稲畑産業 (8098) | 4.06% ~5.76% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
伊藤忠エネクス (8133) | 4.29% ~5.02% | 52円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
三井住友フィナンシャルG (8316) | 3.83% ~6.29% | 250円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
東京海上HD (8766) | 3.33% ~4.61% | 121円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
岩井コスモHD (8707) | B | 4.17% ~6.25% | 80円 (2023年3月期) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
九州旅客鉄道 (9142) | C | 3.32% ~4.13% | 93円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
日本電信電話 (9432) | B | 2.79% ~3.37% | 5円 ※株式を25分割済 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
KDDI (9433) | B | 2.91% ~3.53% | 140円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
三協フロンテア (9639) | B | 3.00% ~5.00% | 160円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
イエローハット (9882) | 3.37% ~3.91% | 66円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
蔵王産業 (9986) | B | 3.70% ~5.81% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
まとめ:日本エアーテックは国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカーです
本記事をまとめます。
今回は日本エアーテック株について分かりやすく解説いたしました。
- 着実な売上を継続
- 高い営業利益率
- 高い配当額と配当利回り
- グローバル化の推進(中国新工場、米国再進出)
- 新市場への積極展開(半導体電子・バイオ分野へ)
日本エアーテックは、国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカーです。
営業利益率は10%前後と、製造業としては高めで推移しています。
ここ数年売上、利益も好調です。
特に将来ますます市場が拡大する電子・半導体、医療分野の顧客を多く持つところは強みですね。
配当も60円/株で、配当利回りも4~6%と魅力的です。
グローバル展開に大きな伸びしろを感じる日本エアーテックは、短期でみるより長期的な観点で評価するべき株であると言えますね。
ぜひ本記事を株購入の参考にしてみてください。
今回は以上です。
→おすすめの証券会社で日本エアーテック株を1株から購入してみる
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。