中山製鋼所(5408) が高配当の理由とは?おすすめポイント、デメリットを解説

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悩んでいる人
悩んでいる人

中山製鋼所という会社が気になっています。最近業績も急拡大で配当もいいみたい。おすすめポイントやデメリットを知りたいです。

こんなお悩みを解決します。

注意

本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。

リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。

また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。

本記事の内容
中山製鋼所とは
中山製鋼所株のおすすめポイント
中山製鋼所株のデメリット
中山製鋼所の株価の推移(チャート)
中山製鋼所株の配当金、配当利回り、配当性向
中山製鋼所株の配当金がもらえるのはいつ?
中山製鋼所の売上の推移
中山製鋼所の財務状況
中山製鋼所のキャッシュフロー
中山製鋼所株の評判
中山製鋼所株の購入方法
中山製鋼所のIRニュース
中山製鋼所のよくある質問
中山製鋼所株以外のおすすめ高配当銘柄

記事の信頼性

Webライターのみらいのびたです。

高配当日本株、米国株を中心に長期保有のスタイルで運用中。投資歴26年で配当、利子収入は積算400万円以上。生涯運用益も8桁越え。

株の運用は、日々の研鑽がモットーです。

みらいのびたです。

記事の監修者

CFP®(申請中)、AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

リスクの少ない運用を実施中。

高配当日本株や米国株をはじめ、投資の勉強のためREIT、金、FX、仮想通貨などあらゆる資産を保有。

michi(みち)
です。

今回は中山製鋼所株について解説いたします。

中山製鋼所は「鉄鋼」、「エンジニアリング」、「不動産」と3つの分野で事業を展開しています。

主な収益源である「鉄鋼」セグメントは、全売上げの98%以上を占める中山製鋼所の屋台骨です。

鉄鋼事業主力製品のイメージ写真
鉄鋼事業主力製品(中山製鋼所ウェブページ

中山製鋼所の業績はコロナが収束して以来、本格回復してきました。

  • 2021年3月期(通期)以降の収益が回復基調
  • 年々積み上がる利益余剰金
  • 鋼材販売価格を原料高以上に改定、営業利益率向上に寄与

ここ2年は利益もしっかり高配当、株価も順調に上昇しています。

みらいのびた
みらいのびた

NFGってご存知でしょうか。N(NAKAYAMA)、 F(FINE=微細な)、 G(GRAIN=粒子)の略です。世界で中山製鋼所でしか製造のできない軽量・高強度のスーパーメタルなんだって。

ぜひ最後までご覧いただき、投資の参考にしてください。

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中山製鋼所とは

まずは中山製鋼所の概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。

上場会社名株式会社 中山製鋼所
上場取引所東京証券取引所プライム市場(旧東証一部)
コード番号5408
本社所在地〒551-8551
大阪市大正区船町一丁目1番66号
創業1919年(大正8年9月)
設立1923年(大正12年)12月22日
事業内容鉄鋼一次製品、二次加工製品等の製造・販売
代表者代表取締役社長 箱守 一昭
資本金20,044,777,066円
年商188,514百万円(2023年3月期)
年初来高値1,205円 (2023年2月28日)
年初来安値 755円(2023年6月1日)
配当利回り3.15~5.03%(年初来高値~安値における配当金)
配当金1株55円(2023年3月期)
1株38円(2024年3月期予想)
決算期3月末日
IR情報https://www.nakayama-steel.co.jp/menu/investment/
公式HPhttps://www.nakayama-steel.co.jp/
中山製鋼所の概要

中山製鋼所は、主に鉄鋼一次製品、二次加工製品等の製造・販売メーカーです。

売上セグメントは3つあり「鉄鋼」、「エンジニアリング」、「不動産」に分類されます。

  • 鉄鋼:鉄鋼一次製品、二次加工製品等の製造・販売
  • エンジニアリング:鋼製魚礁や増殖礁、ロール、バルブ等の受注・販売
  • 不動産:保有不動産の賃貸や販売
鉄鋼セグメントエンジニアセグメント不動産セグメント
売上(百万円)185,5421,9071,064
経常利益(百万円)12,9792697
中山製鋼所のセグメント別収益(2023年3月期)

鉄鋼セグメントが収益のほぼすべてを支えています。

中山製鋼所のおすすめポイント

中山製鋼所のおすすめポイントは下記です。

  • 2021年3月期(通期)以降の収益が回復基調
  • 年々積み上がる利益剰余金
  • 鋼材販売価格を原料高以上に改定、営業利益率向上に寄与
  • スーパーメタルは中山製鋼所だけが保有する独自の技術

それぞれ分かりやすく説明していきますね。

2021年3月期(通期)以降の収益が回復基調

2021年3月期(通期)以降、中山製鋼所の収益は大幅伸長、コロナの影響はほぼ払拭されたといっていいでしょう。

2021年3月期(通期)
実績
2022年3月期(通期)
実績
2023年3月期(通期)
実績
売上(百万円)113,275166,701↗188,514↗
売上げ対前年比(%)△16.950.2↗13.1↗
経常利益(百万円)2,3557,250↗13,644↗
利益対前年比(%)△11.4208.3↗88.2↗
中山製鋼所の収益推移(2021年3月期以降)

明らかな伸びが見て取れるので、今後は心配なさそうです。

年々積み上がる利益剰余金

中山製鋼所の利益剰余金は、2014年3月期(通期)以降ずっと伸長しています。

中山製鋼所の利益剰余金の推移
中山製鋼所の利益剰余金の推移

2023年3月期(通期)の利益剰余金は、同年度の営業利益額の4.8倍以上。

万一利益が出ない事態になっても、4年以上会社の内部保留で事業継続可能です。

鋼材販売価格を原料高以上に改定、営業利益率向上に寄与

中山製鋼所の営業利益率は年々上昇傾向です。

2023年3月期(通期)は約7.2%です。

2021年3月期(通期)2022年3月期(通期)2023年3月期(通期)
営業利益率(%)2.14.37.2
中山製鋼所の営業利益率推移

利益率を上げている理由は下記です。

  • 電力・ガスなどのエネルギー価格の上昇によるコストアップをしのぐ、鋼材販売価格の値上げの推進
  • 主原料であるスクラップ価格の低下

スーパーメタルは中山製鋼所だけが保有する独自の技術

中山製鋼所の最大の期待は、次世代に需要が見込まれるスーパーメタルの独自技術です。

いま中山製鋼所が注力しているのはNFG(NAKAYAMA、FINE、GRAIN)です。※日本語で「中山微細粒子」

平成13年12月から生産・販売を始めており、世界で唯一中山製鋼所でしか製造できません。

NFGの用途は今後増産が見込まれる電気自動車(EV)です。

中長期的にNFGの活躍余地はかなり広がると予想されています(微細粒熱延鋼板(NFGシリーズ))。

中山製鋼所株のデメリット

中山製鋼所株のデメリットは下記です。

  • 利益向上に寄与した原料スクラップ・鋼片価格の上昇による利益の押し下げ
  • 円安の状況下においても海外の拠点がない

順に説明いたします。

利益向上に寄与した原料スクラップ・鋼片価格の上昇による利益の押し下げ

中山製鋼所の2024年3月期(第1四半期)決算短信によると、2023年3月期(第1四半期)から2024年3月期(第1四半期)において営業利益が3,275百万円から3,777百万円まで15.3%増加していることがわかります。

この理由は、販売製品の鋼材販売価格の改定もありますが、主原料のスクラップ・鋼片などの価格が下落したことによることと説明されています。

スクラップ・鋼片価格の推移は下記のようになっています。

4月5月6月7月8月
2023年47,800~49,30045,800~47,70048,000~49,30048,800~50,00049,300~50,700
2022年65,300~66,50056,500~57,50051,700~52,70040,200~41,50049,300~50,700
対2022年差-17500~-17200-10700~-9800-3700~-34008,500~8,600↗3,500~3,700↗
鉄スクラップ(鋼スクラップ)価格(日本鉄リサイクル工業会、単位:円/トン)(関東・中部・関西三地区平均)

2024年3月期(第2四半期)の7月、8月の鉄スクラップ価格は、微増傾向にあり、今後の収益圧迫要因となるかもしれません。

中山製鋼所の利益は、市場に出回るスクラップの価格に依存し、いつ減少してもおかしくない状況です。

ただ、2019年や2020年のようにスクラップ・鋼片の価格がまた低下することもあり得ます。

これだけはミクロに見るのではなく、マクロに見ていかないとわかりません。

円安の状況下においても海外の拠点がない

円安になれば輸出産業が好景気になるのは経済の原理です。

しかしながら、中山製鋼所には輸出の拠点がありません。

総売上のうち、輸出は5%以下です。

もしグローバルカンパニーなら最近の円安はかなり追い風になっていたはず。

2022年度上期決算説明会の長期ビジョン(2030年のありたい姿)を見てみても海外展開の方針は掲げていないようです。

ただEV車用のスーパーメタルNFGが本格的に動き出した時には、顧客のEV車メーカーの海外展開に乗っかって中山製鋼所の売上も伸長するでしょう。

中山製鋼所の株価の推移(チャート)

中山製鋼所の株価の推移は下記です。

中山製鋼所の株価チャート
株探プレミアムより

2023年の2月~3月にかけて株価を大分下げていますが、再び上昇の兆しを見せています。

執筆時でPER7.7倍、PBR0.53倍と割安感があるので、買い時と言えそうです。

中山製鋼所株の配当金、配当利回り、配当性向

中山製鋼所株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。

良い点
  • 2017年3月期(通期)以降継続して還元される配当金
  • 配当額に対して割安な株価により配当利回りが高い
気になる点
  • 特になし
配当金(1株あたり)配当利回り配当性向
2012年3月0円0~0 %0%
2013年3月0円0~0 %0%
2014年3月0円0~0 %0%
2015年3月0円0~0 %0%
2016年3月0円0~0 %0%
2017年3月5円0.61~0.86 %4.7%
2018年3月8円0.98~1.30 %8.0%
2019年3月8円1.03~1.79 %12.5%
2020年3月10円1.68~3.18 %13.8%
2021年2月6円1.26~1.81 %18.6%
2022年3月16円2.91~4.16 %18.0%
2023年3月55円4.56~13.58 %29.1%
2024年3月
(予想)
38円30.3%
目標
配当金、配当利回り、配当性向

※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。

中山製鋼所株の配当金は2017年3月期(通期)以降継続して支払われています。

2022 年5月10 日に発表した中期経営計画(2022 年度~2024 年度)によると中山製鋼所は、2023年3月期(通期)から連結配当性向を30%とするとの発表を行っています。

配当額に対して株価が比較的割安に放置されているので、配当利回りも高めです(2023年3月期は4.56~13.58%)。

このことから、中山製鋼所の株主はキャピタルとインカムの両方得られる可能性があります。

株の配当金がもらえるのはいつ?

中山製鋼所の配当時期は下記です。

配当日(権利確定日)権利付き最終日
※この日までに買うと配当金が受け取れる
権利落ち日
※この日に購入しても直近の配当には間に合わない
2024年3月29日(金)
次回期末配当
2024年3月27日(水)2024年3月28日(木)
2024年9月30日(月)
次回中間配当
2024年9月26日(木)2024年9月27日(金)
配当時期

※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります。

中山製鋼所の売上、利益の推移

中山製鋼所の売上、利益の推移は下記です。

良い点
  • 2021年3月期(通期)以降の売上が順調に進捗
  • 営業利益率もここ3年伸長
気になる点
  • 2024年3月期(通期)の収益予想がやや保守的
売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
包括利益
(百万円)
2015年3月期連結149,0254,6463,8279,1219,746
2016年3月期連結132,2245,5944,9854,1373,688
2017年3月期連結123,9926,0966,0245,8086,354
2018年3月期連結148,7196,3846,3295,4435,223
2019年3月期連結153,7255,7335,1913,4643,070
2020年3月期連結136,2454,5244,4392,9132,319
2021年3月期連結113,2752,3552,6652,3593,097
2022年3月期連結166,7017,2506,6544,8154,953
2023年3月期連結188,51413,64413,37110,22710,364
2024年3月期連結※通期予想180,00011,40011,0006,800
売上、利益の推移

中山製鋼所の売上は2021年3月期(通期)以降、順調に進捗しています。

おもな理由は販売価格の改善、いわゆる値上げです。

主原料のスクラップ・鋼片の価格の上昇リスクがあるものの、数年にわたって着実に需要家(顧客)に対して値上げができるのも、中山製鋼所が需要家との信頼関係を長年築いてきた証拠です。

実際、2013年に経営が傾いた時に再生支援の申込みをした金融機関は、中山製鋼所が全国に450社を超える最終需要家と強く結びついている点を評価したそうです。

さらに着目すべきは営業利益率の改善です。

「中山製鋼所のおすすめポイント」でも解説した通り、ここ数年中山製鋼所の営業利益率の増加は好材料です。

顧客との信頼構築を確立しながらも効率的な経営を実現する中山製鋼所の今後は、大いに期待ができますね。

中山製鋼所の財務状況

中山製鋼所の財務状況です。

良い点
  • 年々積み上がる利益剰余金
  • 有利子負債比率も年々低下傾向
気になる点
  • 特になし
利益剰余金(百万円)現金および預金(百万円)自己資本比率有利子負債(百万円)有利子負債比率
2015年3月期連結30,73232,80949.2%29,15846.7%
2016年3月期連結35,09229,93158.3%19,89930.1%
2017年3月期連結40,90121,20862.5%9,71013.4%
2018年3月期連結45,93823,16562.5%9,53712.3%
2019年3月期連結48,89718,22764.1%8,78011.0%
2020年3月期連結51,45318,53468.4%7,7629.5%
2021年3月期連結53,85318,32868.6%6,7518.0%
2022年3月期連結58,36415,76561.9%15,99218.0%
2023年3月期連結66,17916,77565.1%10,27610.6%
財務状況

中山製鋼所の利益剰余金は年々上昇しています。

利益剰余金の多さは企業の体力です。

2023年3月期(通期)時点で4年分以上の営業利益にに相当する額が積み上がっています。

さらに注目すべきが、有利子負債比率の年度の推移です。

中山製鋼所の有利子負債比率推移
中山製鋼所の有利子負債比率推移

有利子負債比率は、資本に占める利子を支払う必要のある負債の割合であり、少ない方がよいとされています。

年々減少していることから、筋肉質な企業に変化していることがうかがえます。

中山製鋼所のキャッシュフロー

中山製鋼所のキャッシュフローは下記です。

良い点
  • 2023年3月期(通期)におけるプラスの営業キャッシュフロー
  • 150億円以上の安定した手持ち現金
気になる点
  • 特になし
営業キャッシュフロー(百万円)投資キャッシュフロー(百万円)財務キャッシュフロー(百万円)現金及び現金同等物の増減額(百万円)現金等(百万円)
2015年3月期連結7,7063,906△6,1195,49232,809
2016年3月期連結9,879△2,778△9,978△2,87729,931
2017年3月期連結4,348△2,574△10,497△8,72221,208
2018年3月期連結4,429△1,636△8361,95623,165
2019年3月期連結2,090△5,286△1,742△4,93718,227
2020年3月期連結5,082△3,098△1,67630718,534
2021年3月期連結4,127△2,652△1,679△20618,328
2022年3月期連結△8,756△2,3088,388△2,67615,765
2023年3月期連結13,012△3,460△8,5411,01016,775
2024年3月期連結
※通期予想
非公開非公開非公開非公開非公開
キャッシュフロー

中山製鋼所のキャッシュフローで良い点は、直近の営業キャッシュフローがしっかりプラスに計上されていることです。

営業キャッシュフローがプラスなので、事業によるキャッシュがしっかり回っていることがうかがえます。

もう一つ重要なことは豊富な手持ち現金です。

常に150億円以上の手持ち現金を保有しているので、想定外の突発事項への対応も可能です。

ちなみに2022年3月期の営業キャッシュフローがマイナスなのは、棚卸資産が増えたことによるものです。

棚卸資産は商品になるので、マイナスは一時的なものといえます。

事実2023年3月期は過去最高の売上だったので、特に問題はありません。

中山製鋼所株の評判

SNS上での中山製鋼所株の評判です。

高配当かつ手堅い業績、財務で人気もありますね。

中山製鋼所株の購入方法

中山製鋼所株を購入するなら、下記3社がおすすめです。

証券会社単元未満株
買い手数料
単元未満株
売り手数料
1
SBI証券
無料無料
2
マネックス証券
無料約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
3
auカブコム証券
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料
約定代金の0.55%
※最低手数料52円
新NISAでの取引は無料

国内株式売買手数料「SBI証券」

SBI証券
単元未満株
買い手数料
無料
単元未満株
売り手数料
無料
NISA口座
取扱銘柄東証ほぼ全て
注文時間24時間対応

SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。

ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。

取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。

取引アプリが使いやすい「マネックス証券」

マネックス証券
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単元未満株
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約定代金の0.55%
※最低手数料52円
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NISA口座
取扱銘柄東証、名証ほぼ全て
注文時間一部制限あり

マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。

個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。

現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。

2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。

単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。

豊富な自動売買ツールがある「auカブコム証券」

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買い手数料
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単元未満株
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NISA口座約定代金の0.55%
※最低手数料52円
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取扱銘柄東証、名証ほぼ全て
注文時間24時間対応

auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。

単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。

また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。

単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。

高配当日本株を単元未満(1株単位)で買いたい方におすすめのネット証券会社10選

中山製鋼所のIRニュース

独自判断ですが、株価に関係がありそうな中山製鋼所の直近のIRニュースをまとめました。

※今のところ特にありません。

中山製鋼所株のよくある質問

中山製鋼所株についてのよくある質問をまとめました。

  • 中山製鋼所は経営不振から平成25年3月28日に再生支援の申込みを実施、債権放棄を成立させ経営再建に成功させています。詳しく教えて下さい。
  • 中山製鋼所独自の技術で開発された微細粒熱延鋼板(NFGシリーズ)に期待しています。しかし従来の鋼鉄と比較しどういいのかいまいちわかりません。
中山製鋼所は経営不振から平成25年3月28日に再生支援の申込みを実施、債権放棄を成立させ経営再建に成功させています。詳しく教えて下さい。
2013年、経営不振に陥った中山製鋼所は倒産回避を目的に債権放棄の依頼と新株発行を行いました。債権は主に銀行からの借入金で、債権放棄の要求額は601億円でした(債務の総額に対する割合は51%)。当時のメインバンク三菱東京UFJ銀行も中山製鋼所とともに地域経済活性化支援機構に働きかけ、40の取引金融機関からの債権放棄を受けることで合意しました。また、新日鐵住金株式会社、阪和興業株式会社など6社から約 90 億円規模の第三者割当増資を受けました。これらの一連の処理により経営基盤が整い、今の強固な企業体質が実現しています。
中山製鋼所独自の技術で開発された微細粒熱延鋼板(NFGシリーズ)に期待しています。しかし従来の鋼鉄と比較しどういいのかいまいちわかりません。
NFGは、N(NAKAYAMA) F(FINE=微細な) G(GRAIN=粒子)の略で世界で中山製鋼所でしか製造できない高機能スーパーメタルです。従来の鋼材と異なる点は、鋼が多くの結晶粒で構成されており、従来の熱延鋼板(10~15μm)の約3分の1の粒径です。さらに強度が鋼の1.5倍、添加剤の使用が控えられており純度が高く、省資源、リサイクル性に優れています。他にも、疲労性能、加工性がよく、鋼材表面の膜が薄く密着性に富み、低温じん性、溶接性、切断性、耐摩耗性に優れた特長があります。

S(5点)A(4点)B(3点)C(2点)D(1点)
高配当年初来高値から算出した配当利回り5%以上年初来高値から算出した配当利回り4%以上年初来高値から算出した配当利回り3%以上年初来高値から算出した配当利回り2%以上年初来高値から算出した配当利回り2%未満
企業規模最大手に対して売上50%まで最大手に対して売上20%まで最大手に対して売上10%まで最大手に対して売上5%まで最大手に対して売上5%未満
キャッシュリッチ有利子負債ゼロ現金が有利子負債に対して100%以上現金が有利子負債に対して50%以上現金が有利子負債に対して25%以上現金が有利子負債に対して25%未満
配当性向30%以上40%以下20%以上30%未満
40%以上60%未満
10%以上20%未満
60%以上80%未満
5%以上10%未満
80%以上100%未満
5%未満
100%以上
グローバル売上比の70%以上が海外売上比の50%以上が海外売上比の40%以上が海外売上比の10%以上が海外売上比の10%未満が海外
総合評価全ての数値の合計が25以上全ての数値の合計が20以上25未満全ての数値の合計が15以上20未満全ての数値の合計が10以上15未満全ての数値の合計が10未満

総合評価について

S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点

※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価

※表は右にスクロールできます。

銘柄名
(銘柄をタップすると
詳細にアクセスできます)
総合評価
(S~D)
配当利回り
※注
配当金
(1株あたり)
配当金の権利付き最終日
(この日までに買うと
配当金が受け取れる)
株主
優待
明豊ファシリティワークス
(1717)
A3.85%
~4.63%
32円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
安藤・間
(1719)
A5.17%
~7.32%
60円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
鹿島建設
(1812)
B2.89%
~4.82%
70円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
奥村組
(1833)
B4.74%
~7.67%
225円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
イチケン
(1847)
A5.30%
~5.76%
100円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日東富士製粉
(2003)
B3.56%
~4.17%
176円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本食品化工
(2892)
B→A4.50%
~7.68%
125円→200円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
JT【日本たばこ産業】
(2914)
A4.87%
~7.41%
188円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
武田薬品工業
(4502)
A4.04%
~4.69%
188円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
ENEOSホールディングス
(5020)
B3.78%
~5.11%
22円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
TOYO TIRE
(5105)
A4.16%
~6.17%
55円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
日本カーボン
(5302)
B4.30%
~5.13%
200円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
中山製鋼所
(5408)
B3.15%
~5.03%
38円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
モリ工業
(5464)
B3.10%
~4.82%
130円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
ARE
ホールディングス
(5857)
A4.46%
~4.96%
90円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本エアーテック
(6291)
A4.73%
~6.34%
60円期末:2023年12月27日
中間:2024年6月26日
×
日本ピラー工業
(6490)
B2.47%
~4.48%
120円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
MS-Japan
(6539)
B4.63%
~5.89%
56円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
帝国通信工業
(6763)
B3.84%
~5.20%
70円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
TOA
(6809)
A4.69%
~6.19%
40円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
日本セラミック
(6929)
B3.53%
~4.48%
100円期末:2023年12月27日×
いすゞ自動車
(7202)
S3.87%
~5.59%
72円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
オーハシテクニカ
(7628)
B3.64%
~4.35%
60円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
バルカー
(7995)
B3.55%
~5.80%
150円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
スクロール
(8005)
A4.40%
~6.93%
48円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
住友商事
(8053)
A4.62%
~6.52%
115円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
稲畑産業
(8098)
S4.06%
~5.76%
120円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
伊藤忠エネクス
(8133)
A4.29%
~5.02%
52円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
三井住友フィナンシャルG
(8316)
A3.83%
~6.29%
250円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
東京海上HD
(8766)
A3.33%
~4.61%
121円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
岩井コスモHD
(8707)
B4.17%
~6.25%
80円
(2023年3月期)
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×
九州旅客鉄道
(9142)
C3.32%
~4.13%
93円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
日本電信電話
(9432)
B2.79%
~3.37%
5円
※株式を25分割済
期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
KDDI
(9433)
B2.91%
~3.53%
140円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
三協フロンテア
(9639)
B3.00%
~5.00%
160円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
イエローハット
(9882)
A3.37%
~3.91%
66円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
蔵王産業
(9986)
B3.70%
~5.81%
100円期末:2024年3月27日
中間:2024年9月26日
×

※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。

まとめ:中山製鋼所は独自の技術を持つ安定した業績、財務の優良企業です

本記事をまとめます。

今回は中山製鋼所株について分かりやすく解説いたしました。

  • 2021年3月期(通期)以降の収益が回復基調
  • 年々積み上がる利益剰余金
  • 鋼材販売価格を原料高以上に改定、営業利益率向上に寄与
  • スーパーメタルは中山製鋼所だけが保有する独自の製造技術

中山製鋼所は、大阪府に本店を置く主に鉄鋼一次製品、二次加工製品等の製造・販売を行う会社です。

ここ数年の業績の拡大が著しく、主原料の鉄スクラップ価格の低下や鉄鋼製品の値上げの効果もあり、営業利益率も改善しています。

さらに世界で中山製鋼所だけが製造できる夢のスーパーメタルNFGは、次世代の鉄鋼二次加工製品素材としてクレーンやEV自動車部品としての利用が期待できます。

会社としての株主還元方針も明確、配当性向30%を目指し、2023年3月期(通期)も55円/株を実施しました。

新技術と高配当が期待できる中山製鋼所の株は長期間の保有で最大の投資効果を得られそうです。

今回は以上です。

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注意

本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。

リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。

また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。