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ARE(旧アサヒ)ホールディングス株が高配当と聞きました。いま注目の環境分野、貴金属リサイクルや産業廃棄物処理で業績を上げているみたい。おすすめポイントやデメリットもあれば教えてください。
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。
- 本記事の内容
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスとは
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のおすすめポイント
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のデメリット
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの株価の推移(チャート)
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の配当金、配当利回り、配当性向
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの配当金がもらえるのはいつ?
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの売上の推移
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの財務状況
ARE(旧アサヒ)ホールディングスのキャッシュフロー
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の評判、口コミ
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の購入方法
ARE(旧アサヒ)ホールディングスのよくある質問
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株以外のおすすめ高配当銘柄
今回はARE(旧アサヒ)ホールディングス株について解説いたします。
- 高い営業利益率
- 2023年3月期の売上が前年より大幅増加
- 配当額が10年で3倍
- 15年も減配がない
AREホールディングスは、リサイクル事業などに関わる「環境配慮型企業」です。
今時流に乗っているし、利益もしっかり出して高配当を実現していますよ。
さらに2023年度の売上を大幅に上方修正し、勢いがあります。
今回はAREホールディングスの売上、利益などの数値を検証したうえで、おすすめのポイントをデメリットを含めて紹介いたします。
ご投資の参考にしていただければ幸いです。
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目次 非表示
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスとは
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスのおすすめポイント
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のデメリット
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスの株価の推移(チャート)
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の配当金、配当利回り、配当性向
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスの配当金がもらえるのはいつ?
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスの売上、利益の推移
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスの財務状況
- ARE(旧アサヒ)ホールディングスのキャッシュフロー
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の評判
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の購入方法
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のよくある質問
- ARE(旧アサヒ)ホールディングス株以外のおすすめ高配当銘柄
- まとめ:ARE(旧アサヒ)ホールディングスは売上、利益、配当も好調の優良企業です
ARE(旧アサヒ)ホールディングスとは
まずはARE(旧アサヒ)ホールディングスの概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。
上場会社名 | ARE(旧アサヒ)ホールディングス株式会社 ARE Holdings, Inc |
上場取引所 | 東京証券取引所プライム市場(旧東証一部) |
コード番号 | 5857 |
本社所在地 | 神戸本社 〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4-4-17ニッセイ三宮ビル16F TEL 078-333-5633 FAX 078-333-5681 東京本社 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー11F TEL 03-6270-1833 FAX 03-6270-1859 |
創業 | 1952年7月 |
設立 | 2009年4月 |
事業内容 | 貴金属リサイクル、産業廃棄物処理およびその他の環境保全 |
代表者 | 代表取締役社長 東浦 知哉 |
資本金 | 7,790百万円 |
年商 | 292,449百万円(2023年3月期) |
年初来高値 | 2,096円 (2023年3月10日) |
年初来安値 | 1,816円(2023年8月17日) |
配当利回り | 4.46~4.96%(年初来高値~安値における配当金) |
配当金 | 1株90円(2023年) 1株90円(2024年予想) |
決算期 | 3月末日 |
IR情報 | https://www.asahiholdings.com/ir/ |
公式HP | https://www.asahiholdings.com/ |
AREホールディングスの事業は「貴金属事業」と「環境保全事業」です。
たとえばAREホールディングスの事業の売上の約90%を占める「貴金属事業」は、貴金属を含むスクラップから高純度の貴金属を回収したり、北米の鉱山会社から調達した金や銀の原材料の精錬事業を行っています。
指輪やネックレスなどの貴金属や車の触媒、金歯などを回収し、純度の高い金やプラチナなどを製錬していますよ。
また、「環境保全事業」は工場などから排出された廃棄物をリサイクルして無害化、堆肥原料や耐火レンガ再利用する事業です。
AREホールディングスの事業活動は、地球環境への貢献度が極めて高いと言えますね。
AREホールディングスの事業活動はSDGsそのものです。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスのおすすめポイント
AREホールディングスのおすすめポイントは下記です。
- 高い営業利益率
- 2023年3月期の売上が前年より大幅増加
- 配当額が10年で3倍
- 15年も減配がない
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
高い営業利益率
AREホールディングスの営業利益率は10%前後と安定して高いです。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 (予想) | |
営業利益率 | 11.2% | 13.2% | 15.2% | 13.7% | 6.58% | 7.6% |
2024年は金属価格の動きが難しい中7.6%と固めの予想ですが、それでも十分な利益率です。
営業利益が高い=本業がうまくいっていることの証明なので、安心して見ていられますね。
2023年3月期の売上が前年より大幅増加
AREホールディングスの2023年3月期の売上が前年から大幅に増加しました。
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 94,254 | 9,629 | 9,985 | 5,969 | 6,418 |
2015年3月期連結 | 111,417 | 10,480 | 10,561 | 5,774 | 5,973 |
2016年3月期連結 | 118,473 | 8,705 | 8,510 | 5,031 | 2,554 |
2017年3月期連結 | 106,828 | 2,038 | 1,751 | △1,213 | △2,217 |
2018年3月期連結 | 115,797 | 13,791 | 13,410 | 9,416 | 9,576 |
2019年3月期連結 | 128,669 | 14,478 | 13,791 | 9,000 | 7,633 |
2020年3月期連結 | 135,563 | 18,010 | 17,650 | 9,846 | 5,690 |
2021年3月期連結 | 164,776 | 25,126 | 26,136 | 25,725 | 33,434 |
2022年3月期連結 | 192,422 | 26,446 | 26,372 | 18,735 | 15,173 |
2023年3月期連結 | 292,449 | 19,263 | 16,052 | 10,929 | 12,761 |
2024年3月期連結 (予想) | 250,000 | 19,000 | 18,500 | 13,200 | – |
AREホールディングスの2023年3月期(通期)の事業が好調の理由は以下の3点です。
- AREホールディングスが取り扱う貴金属製品販売量が増加した。
- 北米貴金属精錬事業において金銀製品の加工・販売が増加した。
- コロナ明けで経済活動全般に回復の動きが見られた。
さらに上がり続けている金価格も大きな要因です。
※金の価格トレンド
金の小売価格は今なお上昇していますよ。
また、環境保全事業における医療系廃棄物や消毒薬関連などの廃液の増加も収益向上に寄与しています。
この傾向もコロナによる人々の衛生管理に対する考え方が影響していると考えられます。
2023年3月期(通期)は売上が前年比プラス52%と絶好調でしたが、営業利益は前年比マイナス27.2%と急落しました。
原因は下記です。
- 自動車触媒に含まれるロジウムの価格が第4四半期を中心に急落かつヘッジが難航
具体的には1年間でロジウムの価格が1トロイオンスあたり18,000ドルから8,000ドルと下がってしまい、棚卸資産の価値にダメージを与えてしまいました。※1トロイオンス:約31g
AREホールディングスでは価格の急な値動きに対するヘッジを行っていますが、それも追いつかなかったとのことです。
キャッシュフローを見てみると棚卸資産の額が200億円ほど減っていたので、1つの要因としてロジウムの価格下落が挙げられると思われます。
執筆時ではさらに半額の1トロイオンスあたり4,100ドルと下落し続けています。
ちなみにロジウムが高騰したのは2019年から2021年にかけてのみで、ほかの期間は1トロイオンスあたり3,000ドル付近です。またコロナ明けで経済が回復したことにより自動車の売買も活発になると予想されるので、これ以上値下がることは考えづらいですね。
配当額が10年で3倍
AREホールディングスの配当金は10年で3倍になりました。
配当金(1株あたり) | 配当利回り※ | 配当性向 | |
---|---|---|---|
2010年3月 | 25円(分割後※) | 1.33~2.04 % | 22.83% |
2011年3月 | 25円(分割後※) | 1.20~2.17 % | 26.30% |
2012年3月 | 30円(分割後※) | 1.63~2.09 % | 32.80% |
2013年3月 | 30円(分割後※) | 1.48~2.46 % | 43.10% |
2014年3月 | 30円(分割後※) | 1.38~2.13 % | 32.70% |
2015年3月 | 30円(分割後※) | 1.37~1.93 % | 33.90% |
2016年3月 | 30円(分割後※) | 1.26~2.13 % | — |
2017年3月 | 30円(分割後※) | 1.32~2.24 % | 23.30% |
2018年3月 | 31.5円(分割後※) | 1.21~1.73 % | 52.60% |
2019年3月 | 60円(分割後※) | 2.47~3.15 % | 52.00% |
2020年3月 | 85円(分割後※) | 2.97~4.32 % | 26.00% |
2021年2月 | 85円(分割後※) | 3.85~4.01 % | 37.80% |
2022年3月 | 90円 | 4.08~4.25 % | 44.20% |
2023年3月 | 90円 | 3.85~4.89 % | 63.7% |
2024年3月 (予想) | 90円 | 40% 目標 |
※2021年4月1日以降、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。当該株式は分割調整後の再計算値を記載しています。
2013年ごろは1株当たりの配当金は30円(株式分割後の計算)でしたが、現在では90円です。
2024年も同じく90円予想なので、今の業績の良さとコロナ禍が明けの景気回復により、長期で安定した配当を期待できますね。
15年も減配がない
AREホールディングスは2008年頃から一度も減配がありません。
AREホールディングスは株主重視の方針をとっています。
配当性向40%を目処とし、年間配当水準を現在の額から目減りさせず、安定的に配当を継続すること
税引き後純利益の中から、どれだけ配当金を出したかを見る指標。
- 利益を企業が成長するための投資に回している。
- 単純に貯めこんでいる。
- 株主還元をしっかり行っている。
- 利益が低いのにムリをしている場合も。※100%を超えると利益以上の配当金を出していることになるので、借り入れ等しなければならないこともある。
計算式
配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの税引き後当期純利益×100
じっさいに配当性向も30%~50%前後で推移していて、株主重視の考えがよく分かります。
今後も高配当の継続が期待できますね。
「たら、れば」だけど、10年前に一株800円で購入していたら配当利回り11.25%だよ
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のデメリット
AREホールディングス株のデメリットは下記です。
- 国際的な貴金属相場や為替の影響を受けやすい事業
- リサイクル事業は原料調達がボトルネック
- 持分法適用会社である株式会社フジ医療器の特許侵害トラブル
順にわかりやすく説明します。
国際的な貴金属相場や為替の影響を受けやすい事業
AREホールディングスが販売する商品の原料は、デンタル、宝飾などの店舗や触媒やエレクトロニクスの工場から回収された素材です。
この素材から高純度貴金属を取り出して販売する時、売価が国際的な相場に影響されやすいという宿命があります。(一般的な製品のように、売りたい値段で値付けしづらい)
昨年の売上は貴金属の相場が上がったことから好調に推移しましたが、このまま好調が持続するかは不透明です。
ただ世界の情勢からみてしばらくインフレ傾向が続くとの見方が多く、相場の暴落は生じにくい状況です。
金やプラチナ、銀などは有限の資源なので、代替素材が現れない限り価格が上がり続けるのが一般的です。
リサイクル事業は原料調達がボトルネック
AREホールディングスのメイン事業である貴金属のリサイクルは、原料調達がボトルネックです。
なぜなら石油や天然原料のように国際的な取引市場がないため、世に出回る量は限定的だからです。(バーゼル条約※により国際間の取引が制限されています)。
バーゼル条約とは、有害な廃棄物の国境を越える移動を制限した規制です。日本を含め183カ国とEU及びパレスチナにより締約されています。本条約は、有害廃棄物が欧米の先進国からアフリカの途上国に輸送され、環境汚染が問題となっていたことが発端に制定されました。
参考:バーゼル条約
しかしながら、AREホールディングスは北米で鉱山から直接原料を仕入れて高純度化するビジネスも展開中です。
AREホールディングスは様々な調達方法を持っているので、大きな心配はないと思われます。
持分法適用会社である株式会社フジ医療器の特許侵害トラブル
大きなニュースにはなっていませんが、ファミリーイナダとAREホールディングスの子会社フジ医療器との間に、3件の特許訴訟が発生していました。
両者が有する「マッサージ器」の技術特許について、それぞれの製品の技術的範囲が特許権の侵害に当たると主張したものです。
3件の特許権侵害差止事件
- 令和2年(ネ)第10024号 特許権侵害差止等請求控訴事件(フジ医療器が原告)
- 平成29年(ワ)第7384号 特許権侵害差止等請求事件(ファミリーイナダが原告)
- 平成30年(ワ)第1391号 特許権侵害差止等請求事件(ファミリーイナダが原告)
令和2年(ネ)第10024号は、フジ医療器が原告、ファミリーイナダが被告です。
裁判所はファミリーイナダに対し、3億9000万円余りの賠償を命じる判決を下しています。
また、平成29年(ワ)第7384号と平成30年(ワ)第1391号につきましてはファミリーイナダが原告、フジ医療器が被告です。
平成29年(ワ)第7384号と平成30年(ワ)第1391号の訴訟について大阪高等裁判所はAREホールディングスの子会社フジ医療器に対し、2件の訴訟の合計約2億2800万円の損害賠償の支払いを命じています。
本事件に関る支払いについては、AREホールディングスの2022年10月27日に公開された情報「2023 年 3 月期第 2 四半期業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」にありますように、すでに「持分法による投資損失」として計上済みです。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの株価の推移(チャート)
AREホールディングスの株価の推移は下記です。
2020年くらいまでは微増でしたが、その後株価が急伸しました。
現在は業績に比べるとやや下がり目です。
下降トレンドに入っているので様子を見つつ買うのが良いかと思われます。
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の配当金、配当利回り、配当性向
AREホールディングス株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。
- 過去一度も減配がない配当安定重視施策
- 今後配当性指向を40%以上を維持する方針
- 特になし
配当金(1株あたり) | 配当利回り※ | 配当性向 | |
---|---|---|---|
2010年3月 | 25円(分割後※) | 1.33~2.04 % | 22.83% |
2011年3月 | 25円(分割後※) | 1.20~2.17 % | 26.30% |
2012年3月 | 30円(分割後※) | 1.63~2.09 % | 32.80% |
2013年3月 | 30円(分割後※) | 1.48~2.46 % | 43.10% |
2014年3月 | 30円(分割後※) | 1.38~2.13 % | 32.70% |
2015年3月 | 30円(分割後※) | 1.37~1.93 % | 33.90% |
2016年3月 | 30円(分割後※) | 1.26~2.13 % | — |
2017年3月 | 30円(分割後※) | 1.32~2.24 % | 23.30% |
2018年3月 | 31.5円(分割後※) | 1.21~1.73 % | 52.60% |
2019年3月 | 60円(分割後※) | 2.47~3.15 % | 52.00% |
2020年3月 | 85円(分割後※) | 2.97~4.32 % | 26.00% |
2021年2月 | 85円(分割後※) | 3.85~4.01 % | 37.80% |
2022年3月 | 90円 | 4.08~4.25 % | 44.20% |
2023年3月 | 90円 | 3.85~4.89 % | 63.7% |
2024年3月 (予想) | 90円 | 40% 目標 |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
※2021年4月1日以降、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。当該株式は分割調整後の再計算値を記載しています。
2023年の配当金は、一株90円/株、配当利回りは3.85~4.89%でした。
2024年も同額の予想です。
さらに第9次中期経営計画(2021年度~2023年度)において、「配当性向40%を目処とし、現在の年間配当水準から目減りさせず、安定的に配当を継続する」ことを明言しています。
高い収益性に裏打ちされた、安定配当が今後も期待できますね。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの配当金がもらえるのはいつ?
AREホールディングスの配当時期は下記です。
配当日(権利確定日) | 権利付き最終日 ※この日までに買うと配当金が受け取れる | 権利落ち日 ※この日に購入しても直近の配当には間に合わない |
2024年3月29日(金) 次回期末配当 | 2024年3月27日(水) | 2024年3月28日(木) |
2024年9月30日(月) 次回中間配当 | 2024年9月26日(木) | 2024年9月27日(金) |
※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの売上、利益の推移
AREホールディングスの売上、利益の推移は下記です。
- 2014年から売上が右肩上がりで増加
- 2023年の売上は過去最高
- 営業利益は2021年以降やや頭打ち傾向
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 94,254 | 9,629 | 9,985 | 5,969 | 6,418 |
2015年3月期連結 | 111,417 | 10,480 | 10,561 | 5,774 | 5,973 |
2016年3月期連結 | 118,473 | 8,705 | 8,510 | 5,031 | 2,554 |
2017年3月期連結 | 106,828 | 2,038 | 1,751 | △1,213 | △2,217 |
2018年3月期連結 | 115,797 | 13,791 | 13,410 | 9,416 | 9,576 |
2019年3月期連結 | 128,669 | 14,478 | 13,791 | 9,000 | 7,633 |
2020年3月期連結 | 135,563 | 18,010 | 17,650 | 9,846 | 5,690 |
2021年3月期連結 | 164,776 | 25,126 | 26,136 | 25,725 | 33,434 |
2022年3月期連結 | 192,422 | 26,446 | 26,372 | 18,735 | 15,173 |
2023年3月期連結 | 292,449 | 19,263 | 16,052 | 10,929 | 12,761 |
2024年3月期連結 (予想) | 250,000 | 19,000 | 18,500 | 13,200 | – |
2023年3月期(通期)は過去最高の売上でした(2023年3月期決算短信)。
この要因は、AREホールディングスの事業の90%以上を占める貴金属リサイクル事業における貴金属価格上昇です。
たとえば、貴金属の代表である金、銀の2022年度の変化は下記の表です。
2022年4月1日 | 2023年3月31日 | 差分 | |
金 | 8,402円/g | 9,385円/g | +983円/g |
銀 | 109.67円/g | 115.28円/g | +5.61円/g |
金ではたった1年で1gあたり1,000円もあがっていて、業績に与えるプラスの影響も大きいですよね。
ただ気になるのは営業利益と当期純利益です。
AREホールディングスの当期純利益は2021年以降かつての勢いがありません。
特に2023年3月期連結の営業利益と当期純利益はマイナスです。
営業利益 | 2022年3月期実績 | 2023年3月期 | 差分 |
営業利益 | 26,446 | 19,263 | △7,183 |
当期純利益 | 18,735 | 10,929 | △7,806 |
主な要因としては自動車触媒に使われるロジウムの価格下落です。
1年で急激に値下がりを起こしてしまい、ヘッジをしてもなお抑えきれない利益減になりました。
しかしながらロジウムの価格チャートを見る限りでは今がほぼ底値といえるので、今期は前年ほどのマイナスにならないと思われます。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスの財務状況
AREホールディングスの財務状況です。
- 確実に増えている利益剰余金
- 近年増え続けている有利子負債
利益剰余金(百万円) | 現金および預金(百万円) | 株主資本比率 | 有利子負債(百万円) | 有利子負債比率 | |
---|---|---|---|---|---|
2015年3月期連結 | 44,459 | 10,841 | 48.3% | 32,991 | 65.3% |
2016年3月期連結 | 47,524 | 16,564 | 47.8% | 28,699 | 56.4% |
2017年3月期連結 | 42,783 | 10,798 | 49.8% | 22,915 | 51.7% |
2018年3月期連結 | 50,282 | 24,140 | 49.0% | 41,115 | 63.8% |
2019年3月期連結 | 55,547 | 16,297 | 42.3% | 63,797 | 94.1% |
2020年3月期連結 | 60,797 | 22,908 | 30.1% | 126,801 | 183.3% |
2021年3月期連結 | 80,604 | 10,023 | 40.0% | 104,838 | 107.1% |
2022年3月期連結 | 92,353 | 6,127 | 35.2% | 150,926 | 143.6% |
2023年3月期連結 | 96,319 | 17,952 | 37.2% | 144,362 | 135.0% |
AREホールディングスは営業利益率が高いので、利益剰余金を着実に積み上げています。
一方、近年増え続けている有利子負債は気になる点ですね。
2020年に急激に増えたのは、北米精錬事業におけるメタル調達のための借入金とされていて、本業の資金繰りに苦しんでいるわけではありせん。
有利子負債比率はまだ高いですが、2020年のピークから徐々に下がってきているので、今後は落ち着いてくると思われます。
ARE(旧アサヒ)ホールディングスのキャッシュフロー
AREホールディングスのキャッシュフローは下記です。
- 現金等が2023年で回復
- 現金等の資産が2020年から2022年まで減少傾向
営業キャッシュフロー(百万円) | 投資キャッシュフロー(百万円) | 財務キャッシュフロー(百万円) | 現金及び現金等同等物に係る換算差額(百万円) | 現金等(百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 14,058 | △1,090 | △8,021 | 381 | 9,470 |
2015年3月期連結 | 9,419 | △29,633 | 21,442 | 143 | 10,841 |
2016年3月期連結 | 14,321 | △1,936 | △6,473 | △191 | 16,564 |
2017年3月期連結 | 3,319 | △2,442 | △6,630 | △13 | 10,798 |
2018年3月期連結 | △13,397 | △2,829 | 29,776 | △208 | 24,140 |
2019年3月期連結 | △20,648 | △5,629 | 18,261 | 174 | 16,297 |
2020年3月期連結 | 4,572 | 1,927 | 273 | △163 | 22,908 |
2021年3月期連結 | △33,353 | △2,800 | 24,422 | △1,154 | 10,023 |
2022年3月期連結 | 11,103 | △7,820 | △6,044 | △1,134 | 6,127 |
2023年3月期連結 | 36,754 | △3,935 | △23,818 | 2,824 | 17,952 |
AREホールディングスの手持ちの現金が2020年の22,908百万円をピークに2021年(10,023百万円)、2022年(6,127百万円)と減少気味でした。
原因を一言で言うと営業キャッシュフローに対し支払いが多かったことです。
貴金属リサイクルは原価が高い業種なので、借入金も高額になりがちです。
借りたお金はいずれ返さなくてはならないので、キャッシュフロー上はどうしてもマイナスになってしまう時があります。
ただしAREホールディングスは営業利益率約10%の優良企業ですし、2023年では17,952百万円に戻してきているように、キャッシュをしっかりコントロールしています。
業種としても無くなることはほぼ無いと言えるので、業績が極端に下がらない限り問題ないと思われます。
キャッシュが少ない代わりに、他業種に比べて棚卸資産が極端に多いです。
換金性が極めて高い貴金属類なので、現金を保有しているのと変わらないとも言えますね。
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の評判
SNS上でのAREホールディングス株の評判です。
死ぬまで保有した高配当銘柄
— れおん┃ポイ活投資家(高配当×インデックス) (@FIRE_LEON777) September 22, 2022
①ソフトバンク➡ 5.8%
②三井住友FG➡5.0%
③三菱HCキャピタル➡4.6%
④三菱UFJFG➡4.4%
⑤KDDI➡3.1%
⑥オリックス➡3.8%
⑦伊藤忠商事➡3.5%
⑧アサヒホールディングス➡4.3%
これらの高配当銘柄で不労所得を作れていると、老後は安泰になるんじゃないかな?
5857 アサヒホールディングス
— daiball@日本高配当×分析紹介 (@daiball1006) February 13, 2023
現在価格:1944円
配当利回り:4.62%
◆高配当株の要素
①配当利回りが高い(3%以上)
②業績順調(値上がりも見込める)
③割安(PERが市場平均より低い)
④増配傾向(長期的に減配していない)
⑤株主還元に積極的(自社株買いや優待)
⑥内部留保が多い(増配の可能性) pic.twitter.com/pB560DqKXc
企業分析
— くりーむぱん @年間配当120万に向けて🥯 (@follow66092723) February 10, 2023
アサヒホールディングス
貴金属のリサイクルだけではなく、環境保全事業にも力をいれているところに私は注目しています☺️
ESG投資が今話題ですが、海外からの資金を集めるにはカギだと思います✨#投資家さんとつながりたい #投資家さんと繋がりたい#投資初心者#日本株 #投資#株式投資 pic.twitter.com/qblRAj00KD
高い配当利回りが期待できるので、保有している方も多い印象ですね。
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株の購入方法
AREホールディングス株を購入するなら、下記3社がおすすめです。
SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。
ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。
取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。
マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。
個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。
現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。
2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。
単元未満株 買い手数料 | 無料 |
単元未満株 売り手数料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
NISA口座 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
取扱銘柄 | 東証、名証ほぼ全て |
注文時間 | 24時間対応 |
auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。
単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。
また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株のよくある質問
AREホールディングス株についてのよくある質問をまとめました。
- AREホールディングス子会社フジ医療器の特許訴訟の今後について教えてください
- 米国金融規制改革法で金などの鉱物が規制されていると聞きました。影響について教えてください。
- 2023 年3月期の通期業績予想において売上が大幅上昇なのに対し、当期利益を下方修正しているのはなぜですか。
- AREホールディングスの子会社フジ医療器の特許訴訟の今後について教えてください
- ファミリーイナダより告発されたフジ医療器の特許訴訟については、大阪高等裁判所の命により損害賠償を支払い済みです。また、フジ医療器株は、2022年12月14日に台湾のジョンソンヘルステック社全額譲渡しており、すでにAREホールディングスの持分法適用関連会社ではありません(持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ)。
- 米国金融規制改革法で金などの鉱物が規制されていると聞きました。影響について教えてください。
- 米国金融規制改革法の中に通称「紛争鉱物法案」というのがあります。米国証券取引委員会(SEC)に報告書を提出している米国企業及び外国企業を対象にし、スズ、タンタル、タングステン、金を違法な採掘でないことを第三者機関の監査を受けて報告させる法律です。違法な採掘とは、コンゴ民主共和国及び隣接国産で産出される鉱物が児童労働やテロリストの資金源になることをいい、この状態にないことを証明しなければいけません。AREホールディングスの子会社アサヒプリテックは、「責任ある貴金属管理方針」でリスクのある調達を回避することを明記しています(参考:紛争鉱物とは「責任ある鉱物調達」)。
- 2023 年3月期の通期業績予想において売上が大幅上昇なのに対し、当期利益を下方修正しているのはなぜですか。
- 2022年10月27日に発表された「2023年3月期第 2 四半期業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」によると、売上の上昇は、貴金属回収量及び販売量が大幅に増加したこととあります。一方、当期利益を下方修正した理由は、フジ医療器のジョンソンヘルステック社との取り決めに従い損害賠償の一部が「その他の費用」などとして2023年に計上されたからです。
ARE(旧アサヒ)ホールディングス株以外のおすすめ高配当銘柄
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
高配当 | 年初来高値から算出した配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%未満 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して売上20%まで | 最大手に対して売上10%まで | 最大手に対して売上5%まで | 最大手に対して売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
配当性向 | 30%以上40%以下 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
グローバル | 売上比の70%以上が海外 | 売上比の50%以上が海外 | 売上比の40%以上が海外 | 売上比の10%以上が海外 | 売上比の10%未満が海外 |
総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 総合評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当金 (1株あたり) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
---|---|---|---|---|---|
明豊ファシリティワークス (1717) | 3.85% ~4.63% | 32円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
安藤・間 (1719) | 5.17% ~7.32% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
鹿島建設 (1812) | B | 2.89% ~4.82% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
奥村組 (1833) | B | 4.74% ~7.67% | 225円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
イチケン (1847) | 5.30% ~5.76% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日東富士製粉 (2003) | B | 3.56% ~4.17% | 176円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
日本食品化工 (2892) | 4.50% ~7.68% | 125円→200円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | 4.87% ~7.41% | 188円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
武田薬品工業 (4502) | 4.04% ~4.69% | 188円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
ENEOSホールディングス (5020) | B | 3.78% ~5.11% | 22円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOYO TIRE (5105) | 4.16% ~6.17% | 55円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本カーボン (5302) | B | 4.30% ~5.13% | 200円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × |
中山製鋼所 (5408) | B | 3.15% ~5.03% | 38円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
モリ工業 (5464) | B | 3.10% ~4.82% | 130円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
ARE ホールディングス (5857) | 4.46% ~4.96% | 90円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本エアーテック (6291) | 4.73% ~6.34% | 60円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本ピラー工業 (6490) | B | 2.47% ~4.48% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
MS-Japan (6539) | B | 4.63% ~5.89% | 56円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
帝国通信工業 (6763) | B | 3.84% ~5.20% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOA (6809) | 4.69% ~6.19% | 40円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本セラミック (6929) | B | 3.53% ~4.48% | 100円 | 期末:2023年12月27日 | × |
いすゞ自動車 (7202) | 3.87% ~5.59% | 72円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
オーハシテクニカ (7628) | B | 3.64% ~4.35% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
バルカー (7995) | B | 3.55% ~5.80% | 150円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
スクロール (8005) | 4.40% ~6.93% | 48円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | 〇 | |
住友商事 (8053) | 4.62% ~6.52% | 115円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
稲畑産業 (8098) | 4.06% ~5.76% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
伊藤忠エネクス (8133) | 4.29% ~5.02% | 52円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
三井住友フィナンシャルG (8316) | 3.83% ~6.29% | 250円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
東京海上HD (8766) | 3.33% ~4.61% | 121円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
岩井コスモHD (8707) | B | 4.17% ~6.25% | 80円 (2023年3月期) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
九州旅客鉄道 (9142) | C | 3.32% ~4.13% | 93円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
日本電信電話 (9432) | B | 2.79% ~3.37% | 5円 ※株式を25分割済 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
KDDI (9433) | B | 2.91% ~3.53% | 140円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
三協フロンテア (9639) | B | 3.00% ~5.00% | 160円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
イエローハット (9882) | 3.37% ~3.91% | 66円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
蔵王産業 (9986) | B | 3.70% ~5.81% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
まとめ:ARE(旧アサヒ)ホールディングスは売上、利益、配当も好調の優良企業です
本記事をまとめます。
今回はARE(旧アサヒ)ホールディングス株について分かりやすく解説いたしました。
- 高い営業利益率
- 2023年3月期の売上が前年より大幅増加
- 配当額が10年で3倍
- 15年も減配がない
- 持分法適用会社である株式会社フジ医療器の特許侵害トラブルは解消
AREホールディングス株の直近の配当利回りは4.46~4.96%と高配当です。
配当性向も40%以上をキープする方針です。
2023年3月期(通期)は売上が大幅に増加しました。
貴金属の国際取引価格が上昇傾向の中、今後も好調な業績が期待できますね。
心配された子会社の特許侵害トラブルも、子会社売却により完全解消済み。
もちろん株に絶対はありませんが、AREホールディングスは時流に乗ったおすすめの企業なのは間違いないですね。
ぜひ購入の参考にしてみてください。
今回は以上です。
→おすすめの証券会社でARE(旧アサヒ)ホールディングス株を1株から購入してみる
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
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