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伊藤忠エネクスという会社の株が高配当と聞きました。買ってみたいのですが、どのようなところが良いのか知りたいです。
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。
- 本記事の内容
- 伊藤忠エネクスとは
伊藤忠エネクス株のおすすめポイント
伊藤忠エネクス株のデメリット
伊藤忠エネクスの株価の推移(チャート)
伊藤忠エネクス株の配当金、配当利回り、配当性向
伊藤忠エネクス株の配当金がもらえるのはいつ?
伊藤忠エネクスの売上の推移
伊藤忠エネクスの財務状況
伊藤忠エネクスのキャッシュフロー
伊藤忠エネクス株の評判
伊藤忠エネクス株の購入方法
伊藤忠エネクスIRニュース
伊藤忠エネクスのよくある質問
伊藤忠エネクス株以外のおすすめ高配当銘柄
今回は伊藤忠エネクス株について解説いたします。
伊藤忠エネクスのおすすめポイントは下記です。
- 4%を超える高い配当率
- 着実に伸長する営業利益
- 低い有利子負債比率
- 親会社は伊藤忠商事
石油製品・LPガスを中心とした生活に欠かせないエネルギー関連サービスを事業としている伊藤忠エネクス。
株価も右肩上がりで上昇中です。
今回は伊藤忠エネクスの売上、利益を分析したうえで、おすすめポイントやデメリットを分かりやすく説明していきます。
最後まで読んでいただき、ぜひ購入の参考にしてみてください。
- 株のツールっていろいろあるし、どれを見たらいいのか分からない…
- 複数のサイトをそれぞれ見るのが面倒…1つにまとめて見られたらいいのに…
- 無料の情報サイトは煩雑で見づらい…
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伊藤忠エネクスとは
まずは伊藤忠エネクスの概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。
上場会社名 | 伊藤忠エネクス株式会社 ITOCHU ENEX CO., LTD. |
上場取引所 | 東京証券取引所プライム市場(旧東証一部) |
コード番号 | 8133 |
本社所在地 | 〒100-6028 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング27階~29階 |
創業 | 1961年(昭和36年)1月28日 |
設立 | 1961年(昭和36年)1月28日 |
事業内容 | 石油製品・LPガスを中心としたエネルギー関連サービス |
代表者 | 代表取締役 社長CEO 吉田 朋史 |
資本金 | 198億7,767万円 |
年商 | 1,012,018百万円(2023年3月期) |
年初来高値 | 1166円 (2023年3月10日) |
年初来安値 | 997円(2022年12月6日) |
配当利回り | 4.29~5.02%(年初来高値~安値における配当金) |
配当金 | 50円/株(2023年3月期) 52円/株(2024年3月期通期予想) |
決算期 | 3月末日 |
IR情報 | https://www.itcenex.com/ja/ir/index.html |
公式HP | https://www.itcenex.com/ja/ |
伊藤忠エネクスの事業は「ホームライフ部門」、「カーライフ部門」、「産業ビジネス部門」、「電力・ユーティリティ部門」から構成されています(図は、統合報告書(エネクスレポート2022)より引用)。
ホームライフ部門
LPガスや電力を各家庭に提供するビジネス
カーライフ部門
ガソリンスタンド(CS:サービスステーション)の経営や日産自動車の販売ビジネス
産業ビジネス部門
産業用燃料や船舶用燃料の販売や供給、道路用アスファルト販売ビジネス
電力・ユーティリティ部門
再生可能エネルギーで生み出した電力や熱供給プラントの設置ビジネス
人々の生活には欠かせないガスや電力、燃料などを主要ビジネスとしているため、安定的な売上や利益を出せる企業です。
伊藤忠エネクスのおすすめポイント
伊藤忠エネクスのおすすめポイントは下記です。
- 4%を超える高い配当率
- 着実に伸長する営業利益
- 低い有利子負債比率
- 親会社は伊藤忠商事
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
4%を超える高い配当率
伊藤忠エネクスの配当率は2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)で4.29~5.02%と高配当です。
配当額は年々着実に増配し、2023年度も増配の計画を発表しています。
配当性向も、ここ7年以上40%以上を安定して推移しています。
伊藤忠エネクス社が公開している株主還元方針は「安定配当」です。
高い配当金を今後も受け取れる可能性が高いといえますね。
伊藤忠エネクスの配当方針
当社は経営の持続的成長を維持していく中で、株主還元策として引き続き継続的な安定配当を方針として掲げ、連結配当性向40%以上を強く意識した上で、中期経営計画期間中(2023-24年度の2ヶ年)の累進配当を実施いたします。
配当方針・配当状況
好業績にも裏打ちされているので、これからも高配当が期待できます。
着実に伸長する営業利益
伊藤忠エネクスの営業利益は、2019年度以降着実に伸長しています。
年 | 2019 3月期 | 2020 3月期 | 2021 3月期 | 2022 3月期 | 2023 3月期 |
営業利益 (百万円) | 17,851 (4.1) | 19,257 (7.9) | 19,346 (0.5) | 20,929 (8.2) | 21,368 (2.1) |
たとえば、大きく伸長した2020年と2022年のアップの要因は下記です。
- LPガス輸入価格上昇に伴う在庫影響や大規模太陽光発電所(メガソーラー)の子会社化に伴う評価益(2022年度短期決算)
- 電力・ユーティリティ事業における電力事業での利幅の増加(2020年度短期決算)
ガスや電力などのインフラは人々の生活に欠かせないものなので、安定した利益を生み出せます。
伊藤忠エネクスの今後の営業利益も期待できますね。
低い有利子負債比率
伊藤忠エネクスの有利子負債比率※は極めて低く、7.9%です(2022年度)。
有利子負債率が低いとは、自己資本に対する会社の借金の比率が低いということを意味します。
すなわち、利息の支払いが少なく手元資金が厚いのです。
伊藤忠エネクスの経営は利益が出やすい条件が揃っています。
有利子負債とは企業の負債のうち、利息を付けて返さないといけない負債をいいます。銀行からの借入金や社債、コマーシャルペーパー(CP)などが主な有利子負債です。有利子負債が大きいと利息の返済が収益を圧迫することから、できるだけ少ない方がよいとされています。
有利子負債比率とは自己資本に対する有利子負債の比率です(有利子負債/自己資本×100)。有利子負債比率は、100%以下が適正とされており、70〜80%であれば理想的です。
伊藤忠エネクスの有利子負債比率は7.9%と驚異的な数字です。
親会社は伊藤忠商事
伊藤忠エネクスは、親会社である伊藤忠商事※が株式の53.97%保有しています。
親会社が巨大総合商社であるメリットは下記です。
- 親会社のブランドにより信頼性の向上する。
- 親会社グループを顧客基盤として活用できる。
- 万一事業が悪化した時にサポートを受けられる。
特に親会社グループ企業を顧客基盤として活用できることは、安定して売上を作るうえで他の専門商社より優位です。
1858年(安政5年)創立の老舗大手総合商社。2022年度の売上は13兆9,456億円を計上し、規模は国内トップ3。繊維、食料、生活資材、情報通信、保険、金融などの非資源分野全般を強みがあり、傘下にポールスミスやファミリーマートなど。
伊藤忠エネクス株のデメリット
伊藤忠エネクス株のデメリットは下記です。
- 収益が原油価格に依存している
- 2022年度の電力・ユーティリティ部門の収益が良くない
順にわかりやすく説明します。
収益が原油価格に依存している
伊藤忠エネクスのサービスは、石油製品や電力等のエネルギーの提供です。
このサービスは地政学的リスクや資源価格、為替の影響を強く受けやすい傾向があります。
ただ、世界銀行の発表(Comodity Markets Outlook )には「エネルギー価格の高騰はほぼ落ち着きを取り戻す」との記載があり、大きな環境変化は当面ないと予想されます(世界銀行の発表日本語)
2022年度の電力・ユーティリティ部門の収益が良くない
伊藤忠エネクスの2023年3月期決算説明会資料によると、電力・ユーティリティ部門の営業利益、当期純利益はそれぞれマイナス65.0%、マイナス70.5%でした。
この原因は2つです。
- 資源価格の高騰による調達価格の上昇で電力小売利幅が縮小
- メガソーラーの子会社化に伴う評価益の反動により減益
ただ、資源価格の高騰は世界銀行の調べでは落ち着きを取り戻す方向にあります。
また、メガソーラーの子会社化に伴う評価益の反動とは、2021年11月末に子会社化した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の利益(29億3千5百万円)が一括で2022年の「電力・ユーティリティ事業」の利益に計上され、2022年度には計上されなかったことです(会計上の措置)。
つまり2021年年度の状況が特殊だったので、2022年度は普通に戻っただけのことです。
したがって特に心配はないと思われます。
伊藤忠エネクスの株価の推移(チャート)
伊藤忠エネクスの株価の推移は下記です。
直近では業績の良さにプラスして、日経平均の伸びに後押しされる形で株価が上昇しています。
執筆当時でPER10.3倍、PBR0.91倍と割安感がまだまだありますが、株価が急上昇しているので、反落の可能性も考えて分散して投資するのが良いと思われます。
伊藤忠エネクス株の配当金、配当利回り、配当性向
伊藤忠エネクス株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。
- 配当額は2012年3月期以降、減配なしの右肩上がり
- 2024年3月期の年間配当額は前期から+2円/株の増配を発表
- 特になし
配当金(1株あたり) | 配当利回り | 配当性向 | |
---|---|---|---|
2012年3月 | 16円 | 3.09~3.99 % | 46.8% |
2013年3月 | 16円 | 2.84~4.02 % | 32.4% |
2014年3月 | 20円 | 3.10~4.36 % | 31.7% |
2015年3月 | 22円 | 2.13~4.10 % | 45.2% |
2016年3月 | 24円 | 1.92~3.12 % | 36.3% |
2017年3月 | 32円 | 3.04~4.38 % | 34.8% |
2018年3月 | 40円 | 3.17~4.60 % | 41.0% |
2019年3月 | 42円 | 3.52~4.74 % | 41.0% |
2020年3月 | 44円 | 4.43~6.15 % | 41.2% |
2021年3月 | 50円(記念配当6円含む) | 4.25~6.49 % | 46.4% |
2022年3月 | 48円 | 4.32~5.07 % | 41.1% |
2023年3月 | 50円 | 4.29~5.02 % | 40.8% |
2024年4月 (予想) | 52円 | 43.5% 目標 |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
伊藤忠エネクス株の配当額は2012年3月期以降、減配なしの右肩上がりです(2021年2月は、記念配6円を含むので実質44円)。
2024年3月期通期の年間配当額も前期から増配となる1株当たり年間52円(対前年比+2円)を発表しています(剰余金の配当に関するお知らせ)。
配当利回りも4~5%ほどで安定して高く、高配当銘柄としても優良だと思われます。
伊藤忠エネクス株の配当金がもらえるのはいつ?
伊藤忠エネクスの配当時期は下記です。
配当日(権利確定日) | 権利付き最終日 ※この日までに買うと配当金が受け取れる | 権利落ち日 ※この日に購入しても直近の配当には間に合わない |
2024年3月29日(金) 次回期末配当 | 2024年3月27日(水) | 2024年3月28日(木) |
2024年9月30日(月) 次回中間配当 | 2024年9月26日(木) | 2024年9月27日(金) |
※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります。
伊藤忠エネクスの売上、利益の推移
伊藤忠エネクスの売上、利益の推移は下記です。
- 右肩あがりの利益率
- 包括利益もしっかり確保
- やや低めの営業利益率
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2015年3月期連結 | 1,373,393 | 13,100 | 12,155 | 5,503 | 7,087 |
2016年3月期連結 | 1,071,629 | 16,384 | 15,004 | 7,469 | 6,927 |
2017年3月期連結 | 1,028,939 | 19,678 | 19,344 | 10,405 | 13,327 |
2018年3月期連結 | 1,156,344 | 17,153 | 19,169 | 11,025 | 13,729 |
2019年3月期連結 | 1,244,260 | 17,851 | 19,414 | 11,559 | 13,150 |
2020年3月期連結 | 897,427 | 19,257 | 19,978 | 12,056 | 14,096 |
2021年3月期連結 | 739,067 | 19,346 | 20,039 | 12,168 | 15,185 |
2022年3月期連結 | 936,306 | 20,929 | 22,241 | 13,194 | 16,192 |
2023年3月期連結 | 1,012,018 | 21,368 | 23,036 | 13,832 | 16,326 |
2024年3月期連結 ※通期予想 | 1,200,000 | 20,900 | 22,300 | 13,500 | — |
伊藤忠エネクスの営業利益額について、2019年3月期通期から2023年3月期通期まで着実に伸長しています。
この要因は下記です。
- 電力事業での利幅の増加(2020年)
- 巣ごもり需要により家庭用LPガスの販売量が底堅く推移した(2021年)
- 産業ビジネス事業が好調に推移した(2023年)
しかしながら、原油価格の高騰に落ち着きがみえるもののロシア・ウクライナ危機の先行きも見えないなか、2024年度はやや硬めの予想となっています。
また、ひとつ気になる点として、低めの営業利益率が上げられます。
たとえば2022年3月期通期の営業利益率は2.1%、2023年は1.7%でした。
この水準は親会社の伊藤忠商事の営業利益率(4.7~5.0%)と比較しても見劣りますね。
ただし、伊藤忠エネクスのようなコモディティを扱う商社※としては特に低すぎるほどではないとも言えます。
※コモディティを扱う商社:資源(原油、鉄鉱石など)や一次産品食料品(小麦、トウモロコシなど)を対象に取引を行う商社のこと。扱う商品に機能がない(商品に技術が付加されていない)ので量をさばくことで売上を稼ぐビジネスモデルとなる。
伊藤忠エネクスの財務状況
伊藤忠エネクスの財務状況です。
- 豊富な利益余剰金
- 低い有利子負債率
- 特になし
利益剰余金(百万円) | 現金および預金(百万円) | 自己資本比率 | 有利子負債(百万円) | 有利子負債比率 | |
---|---|---|---|---|---|
2015年3月期連結 | 62,223 | 16,184 | 34.3% | 40,954 | 36.3% |
2016年3月期連結 | 66,024 | 20,824 | 38.5% | 37,665 | 32.1% |
2017年3月期連結 | 73,300 | 22,727 | 37.0% | 41,020 | 32.2% |
2018年3月期連結 | 80,352 | 22,573 | 35.8% | 42,705 | 31.2% |
2019年3月期連結 | 86,769 | 18,725 | 38.6% | 34,110 | 23.6% |
2020年3月期連結 | 92,761 | 19,243 | 39.2% | 25,180 | 16.6% |
2021年3月期連結 | 99,829 | 34,841 | 39.5% | 17,459 | 10.8% |
2022年3月期連結 | 107,617 | 38,145 | 38.3% | 32,929 | 19.2% |
2023年3月期連結 | 115,899 | 32,013 | 41.6% | 14,127 | 7.8% |
伊藤忠エネクスの利益剰余金は1,000億円を超えています。
この額は有利子負債の8倍以上を占める余裕の金額です。
利益剰余金は配当原資にもなることを考えると、配当が途切れる心配はないですね。
有利子負債比率は100%以下なら問題なし、70~80%が理想と言われる中、10%未満は驚異的ですね
資本における有利子負債の割合を示す有利子負債比率も7.8%と、きわめて低水準です(2023年度)。
伊藤忠エネクスのキャッシュフロー
伊藤忠エネクスのキャッシュフローは下記です。
- 潤沢な営業キャッシュフロー
- 豊富な現金
- 特になし
営業キャッシュフロー(百万円) | 投資キャッシュフロー(百万円) | 財務キャッシュフロー(百万円) | 現金及び現金等同等物に係る換算差額(百万円) | 現金等(百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2015年3月期連結 | 34,336 | △20,410 | △12,115 | 122 | 16,184 |
2016年3月期連結 | 30,322 | △16,673 | △9,059 | -27 | 20,824 |
2017年3月期連結 | 17,831 | △14,712 | △1,195 | -21 | 22,727 |
2018年3月期連結 | 24,239 | △18,458 | △5,850 | -85 | 22,573 |
2019年3月期連結 | 25,403 | △13,410 | △15,857 | 16 | 18,725 |
2020年3月期連結 | 28,106 | △1,411 | △26,196 | 19 | 19,243 |
2021年3月期連結 | 40,214 | △125 | △24,528 | 37 | 34,841 |
2022年3月期連結 | 39,955 | △19,113 | △17,625 | 87 | 38,145 |
2023年3月期連結 | 34,799 | △3,090 | △37,747 | 6 | 32,013 |
2024年3月期連結 ※通期予想 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
営業利益を上回る営業キャッシュフロー額は、伊藤忠エネクスの堅実経営を物語っています。
設備投資もしっかり行い、借金も確実に返しています。
現金等も潤沢に保有しており、安定感なキャッシュの流れがみてとれますね。
伊藤忠エネクス株の評判
SNS上での伊藤忠エネクス株の評判です。
伊藤忠エネクスから配当金が入金された。💰
— イケてる父さん★節約系ブロガー&高配当株投資家 (@h6qSuRVupXGc667) June 16, 2023
総合商社の伊藤忠商事が有名だが、エネクスは伊藤忠系のエネルギー商社。
1,000円付近でコツコツ拾い、現在300株保有中。
含み益が20%出ているが、業績と配当が安定しているのでガチホだ💪
株価は上昇したが、配当利回りが4.22%と割高感はない。 pic.twitter.com/bFFTCY5g1l
あるさん
— プラズマコイ@高配当株で年間100万円の配当金を目指す🎏 (@purazumakoi) March 5, 2023
ご覧いただきありがとうございます🙇♂️
エネルギーセクターは注目しているテーマですが、業績の激しさがネックですよね😅
伊藤忠エネクスさんなら、エネ商社で業界1位の売上&安定増配なのでエネルギー系の高配当株として検討しやすいと思います😊
【配当利回り3%超で減配リスク低い妙味株(※配当利回りは1月23日終値ベースで算出)】
— みんかぶの江口 (@minkabudaisuki) January 25, 2023
・伊藤忠エネクス <8133> [東証P] 配当利回り4.43%
・日本化薬 <4272> [東証P]配当利回り3.46%
・住友精化 <4008> [東証P]配当利回り4.93%#投資 #投資家さんと繋がりたい
伊藤忠エネクス自体も業界トップでありながら、親会社も強いので安定した人気がある銘柄ですね。
伊藤忠エネクス株の購入方法
伊藤忠エネクス株を購入するなら、私も利用している下記3社がおすすめです。
SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。
ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。
取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。
マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。
個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。
現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。
2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。
単元未満株 買い手数料 | 無料 |
単元未満株 売り手数料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
NISA口座 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
取扱銘柄 | 東証、名証ほぼ全て |
注文時間 | 24時間対応 |
auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。
単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。
また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。
伊藤忠エネクスのIRニュース
独自判断ですが、株価に関係がありそうな伊藤忠エネクスの直近のIRニュースをまとめました。
- 2023年3月期 決算発表(2023年4月28日)
2023年3月期 決算
2023年3月期の決算が発表されました。
- 売上:約1兆102万円(前年比8.1%増)
- 営業利益:約212億円(前年比2.1%増)
- 経常利益:約230億円(前年比3.6%増)
- 当期純利益:約160億円(前年比2.7%増)
前年を軒並み上回る業績でした。
2024年の配当金も52円から54円と増配予定です。
伊藤忠エネクス株のよくある質問
伊藤忠エネクス株についてのよくある質問をまとめました。
- 低い有利子負債は企業経営としては健全ですがもっと積極投資をする考え方もあります。この点いかがでしょうか?
- 海外事業の展開について伊藤忠エネクスの考え方を教えて下さい
- 石油製品・LPガスを中心としたサービスを展開する伊藤忠エネクスの脱炭酸への取り組みを教えて欲しいです
- 低い有利子負債は企業経営としては健全ですがもっと積極投資をする考え方もあります。この点いかがでしょうか?
- 現在、財務レバレッジが利いていない状況ではありますが、いい投資案件があれば積極投資してROE を上げていきます。
- 海外事業の展開について伊藤忠エネクスの考え方を教えて下さい。
- 新型コロナウイルスの影響でここ数年は目に見える動きはありませんでしたが、海外を視野に入れないというわけでははありません。いい投資案件があれば、国内・国外を問わず積極的に新規投資をしていきます。
- 石油製品・LPガスを中心としたサービスを展開する伊藤忠エネクスの脱炭酸への取り組みを教えて欲しいです。
- 伊藤忠エネクスのCO2排出量削減目標は50%削減(2030年)と、カーボンニュートラル(2050年)です。具体的には、気候変動が事業活動に与えるリスクを十分考慮し、代替燃料、電化・省エネ、再生可能エネルギー、リサイクルその他の事業にも積極的に取り組みます。
伊藤忠エネクス株以外のおすすめ高配当銘柄
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
高配当 | 年初来高値から算出した配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%未満 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して売上20%まで | 最大手に対して売上10%まで | 最大手に対して売上5%まで | 最大手に対して売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
配当性向 | 30%以上40%以下 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
グローバル | 売上比の70%以上が海外 | 売上比の50%以上が海外 | 売上比の40%以上が海外 | 売上比の10%以上が海外 | 売上比の10%未満が海外 |
総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 総合評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当金 (1株あたり) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
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明豊ファシリティワークス (1717) | 3.85% ~4.63% | 32円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
安藤・間 (1719) | 5.17% ~7.32% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
鹿島建設 (1812) | B | 2.89% ~4.82% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
奥村組 (1833) | B | 4.74% ~7.67% | 225円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
イチケン (1847) | 5.30% ~5.76% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日東富士製粉 (2003) | B | 3.56% ~4.17% | 176円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
日本食品化工 (2892) | 4.50% ~7.68% | 125円→200円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | 4.87% ~7.41% | 188円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
武田薬品工業 (4502) | 4.04% ~4.69% | 188円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
ENEOSホールディングス (5020) | B | 3.78% ~5.11% | 22円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOYO TIRE (5105) | 4.16% ~6.17% | 55円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本カーボン (5302) | B | 4.30% ~5.13% | 200円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × |
中山製鋼所 (5408) | B | 3.15% ~5.03% | 38円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
モリ工業 (5464) | B | 3.10% ~4.82% | 130円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
ARE ホールディングス (5857) | 4.46% ~4.96% | 90円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本エアーテック (6291) | 4.73% ~6.34% | 60円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本ピラー工業 (6490) | B | 2.47% ~4.48% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
MS-Japan (6539) | B | 4.63% ~5.89% | 56円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
帝国通信工業 (6763) | B | 3.84% ~5.20% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOA (6809) | 4.69% ~6.19% | 40円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本セラミック (6929) | B | 3.53% ~4.48% | 100円 | 期末:2023年12月27日 | × |
いすゞ自動車 (7202) | 3.87% ~5.59% | 72円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
オーハシテクニカ (7628) | B | 3.64% ~4.35% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
バルカー (7995) | B | 3.55% ~5.80% | 150円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
スクロール (8005) | 4.40% ~6.93% | 48円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | 〇 | |
住友商事 (8053) | 4.62% ~6.52% | 115円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
稲畑産業 (8098) | 4.06% ~5.76% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
伊藤忠エネクス (8133) | 4.29% ~5.02% | 52円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
三井住友フィナンシャルG (8316) | 3.83% ~6.29% | 250円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
東京海上HD (8766) | 3.33% ~4.61% | 121円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
岩井コスモHD (8707) | B | 4.17% ~6.25% | 80円 (2023年3月期) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
九州旅客鉄道 (9142) | C | 3.32% ~4.13% | 93円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
日本電信電話 (9432) | B | 2.79% ~3.37% | 5円 ※株式を25分割済 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
KDDI (9433) | B | 2.91% ~3.53% | 140円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
三協フロンテア (9639) | B | 3.00% ~5.00% | 160円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
イエローハット (9882) | 3.37% ~3.91% | 66円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
蔵王産業 (9986) | B | 3.70% ~5.81% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
まとめ:伊藤忠エネクスは業界トップの売上、親会社も伊藤忠商事と安定した企業です
本記事をまとめます。
今回は伊藤忠エネクス株について分かりやすく解説いたしました。
- 4%を超える高い配当率
- 着実に伸長する営業利益
- 低い有利子負債比率
- 親会社は伊藤忠商事
石油製品関係のサービスを展開する伊藤忠エネクスは、原油相場の高止まりを追い風に業績が急上昇しています。
好業績を受け2023年度は2円の増配の計画、40%以上の配当性向が2018年から継続中。
配当利回りも4.29~5.02%(2022年度)と、ここ十数年ずっと高配当が続いていますよ。
有利子負債も少なく、財務的にも安定、さらに親会社は日本有数の総合商社の伊藤忠商事です。
伊藤忠エネクスは、長期保有にピッタリな株と言えそうですね。
ぜひ購入の参考にしてみてください。
今回は以上です。
→おすすめの証券会社で伊藤忠エネクス株を1株から購入してみる
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
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