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東京エレクトロン株が業績もよく高配当って聞きました。半導体製造装置のグローバルリーディングカンパニーなんだって。おすすめポイントやデメリットもあれば教えてください。
東京エレクトロンの2024年3月期配当予想は1株320円と大幅減配です。
今期業績予想も減収ですが、それでも営業利益率20%超なので長期保有株としては問題ないと思われます。
しかしながら高配当ではなくなってしまったので、高配当目的の方は東京エレクトロン株以外のおすすめ高配当銘柄を参考にして購入してみてください。
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社のIRをチェックしてください。
- 本記事の内容
- 東京エレクトロンとは
東京エレクトロン株のおすすめポイント
東京エレクトロン株のデメリット
東京エレクトロンの株価の推移(チャート)
東京エレクトロン株の配当金、配当利回り、配当性向
東京エレクトロン株の配当金がもらえるのはいつ?
東京エレクトロンの売上の推移
東京エレクトロンの財務状況
東京エレクトロンのキャッシュフロー
東京エレクトロン株の評判
東京エレクトロン株の購入方法
東京エレクトロンのIRニュース
東京エレクトロンのよくある質問
東京エレクトロン株以外のおすすめ高配当銘柄
今回は東京エレクトロン株(8035)について解説いたします。
パソコンやスマートフォンをはじめ、あらゆる電子機器に必要不可欠な半導体。
その半導体を製造する「半導体製造装置」の製造・販売しているのが、東京エレクトロン株式会社です。
東京エレクトロンのおすすめポイントは下記です。
- 売上・営業利益とも大幅に伸びている
- 配当金も大幅に増額
- 日本・中華圏・東南アジア・欧米に展開するグローバルリーディングカンパニー
売上・利益をきっちりだして、配当もしっかり株主に還元しています。
情報通信技術の拡充に伴うデータ社会への移行の流れにも追従していて、長期保有にピッタリな銘柄です。
半導体の重要性は将来ますます高まることが予想されます。
今回は東京エレクトロンの売上や利益など数値を検証した上で、おすすめポイントをデメリット含め解説していきます。
ぜひ購入の参考にして下さい。
- 株のツールっていろいろあるし、どれを見たらいいのか分からない…
- 複数のサイトをそれぞれ見るのが面倒…1つにまとめて見られたらいいのに…
- 無料の情報サイトは煩雑で見づらい…
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東京エレクトロンとは
まずは東京エレクトロンの概要を説明いたします。※執筆当時のデータです。
上場会社名 | 東京エレクトロン株式会社 Tokyo Electron Ltd. |
上場取引所 | 東京証券取引所プライム市場(旧東証一部) |
コード番号 | 8035 |
本社所在地 | 〒107-6325 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー 38F |
創業 | 1963年(昭和38年)11月11日 |
設立 | 1963年(昭和38年)11月11日 |
事業内容 | 半導体製造装置事業 |
代表者 | 代表取締役社長・CEO 河合 利樹 |
資本金 | 549億6,119万円 |
年商 | 2兆2,090億円(2023年3月期) |
年初来高値 | 21,885円 (2023年8月1日)※株式分割調整後 |
年初来安値 | 12,740円(2023年1月4日)※株式分割調整後 |
配当利回り | 1.46~2.51%(年初来高値~安値における配当金) |
配当金 | 1株570.33円(2023年3月期)※株式分割調整後 1株320円(2024年3月期予想) |
決算期 | 3月末日 |
IR情報 | https://www.tel.co.jp/ir/index.html |
公式HP | https://www.tel.co.jp/ |
東京エレクトロンの売上構成比は97%が半導体製造装置、3%がFPD※製造装置です。
※FPD(フラットパネルディスプレイ)
FPD(フラットパネルディスプレイ)とは、CRT(ブラウン管)に代わる、薄型で、平坦な画面の薄型映像表示装置の総称です。FPDには、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、FED(フィールド・エミッション・ディスプレイ)、電子ペーパなどがあります。TVを始め、携帯電話、PCディスプレイ、ノートPC、モバイルミュージックプレイヤーなどの生活に浸透し、いまや生活必需品ともいえる機器に搭載されていて、さらに他のアプリケーションへの展開も期待されています。今後は更なる大画面化、薄型化、低コスト化、高精細化、高輝度化、高色再現性などの市場要求を満たすための技術開発を求められています。
日本半導体製造装置協会
半導体製造装置(売上構成比97%)
半導体製造装置とはズバリその名の通り「半導体」を製造するための装置です。
一般的には、半導体材料を洗浄、回路パターンを転写、検査、組み立て工程などの一式が組み合わされてできています。
FPD製造装置(売上構成比3%)
FPD製造装置とは、FPD(フラットパネルディスプレイ)を製造するための装置です。 FPD製造装置には回路設計から点灯検査まで多くの工程で構成されています。
FPDはカーナビや、最近で言うと自動販売機に使われているのをよく目にしますよね
東京エレクトロンのおすすめポイント
東京エレクトロンのおすすめポイントは下記です。
- 売上・営業利益とも大幅に伸びている
- 配当金も大幅に増額
- 日本・中華圏・東南アジア・欧米に展開するグローバルリーディングカンパニー
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
売上・営業利益とも大幅に伸びている
東京エレクトロンの売上、営業利益は大幅に伸びています。
2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |
売上(百万円) | 1,399,102 | 2,003,805(43.2↗) | 2,209,000(10.2↗) |
営業利益(百万円) | 320,685 | 599,271(86.9↗) | 617,723(3.1↗) |
半導体市場は、情報通信技術やDXの進展、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)への対応を背景に活発化しています。
その結果、欧米を中心に半導体の設備投資が促され、グローバルに展開している東京エレクトロンの売上・利益が大幅に増加いたしました。
2023年3月期も前年の勢いはなくなりましたが、増収増益です。
来年以降は本格的に電気自動車市場の拡大と、AIの進化がデータを記憶保持する役割を持つ半導体メモリ市場を押し上げると予想されています。
東京エレクトロンの強みはメモリ関連なので、今後の売上も期待できますね。
配当金も大幅に増額
東京エレクトロンの配当金は、好調な業績を受け大幅増額しました。
年度 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 |
配当額(円) | 260.33 | 467.67 | 570.33 |
※上記の数値は株式分割調整後です。2023年の4月1日に株式を3分割しています。
2022年3月期の配当額は前年と比較し1.8倍(+207.34円)、2023年3月期も増額しました。
今後の半導体の需要増を考えると、さらなる増額の可能性も十分にありますね。
日本・中華圏・東南アジア・欧米に展開するグローバルリーディングカンパニー
東京エレクトロンの売上構成を分析してみると、特徴的なのがリージョン毎(地域毎)の売上構成です。
下図に示したように、アジアを中心に北米、欧州とグローバルに展開しています。
東京エレクトロンの地域別売上構成比(2022年統合報告書/アニュアルレポート)
世界各地に売上を確保しているので、1つの地域が崩れたとしてもまったく問題ありません。
世界同時大不況みたいなことが起こらない限り大丈夫。まさに、グローバルリーディングカンパニーです。
東京エレクトロン株のデメリット
東京エレクトロン株のデメリットは下記です。
- 顧客が最先端の大手半導体メーカー向けのため、個社の投資動向の影響を受けやすい
- 地政学リスク(安全保障、外交政策など)の影響を受けやすい
順に説明していきます。
顧客が最先端の大手半導体メーカー向けのため、個社の投資動向の影響を受けやすい
半導体は情報通信技術の用途の多さから見て、長期的に成長が見込まれる分野です。
ただ、東京エレクトロンの主要顧客は世界的に大きな半導体会社のため、短期的に見ると個社の特殊事情に影響を受ける可能性は否めません。
東京エレクトロンの主な相手先
主要顧客名 | 販売高(百万円) | 割合(%) |
Samsung Electronics Co., Ltd.(サムスン電子) | 256,656 | 18.3 |
Intel Corporation(インテル) | 193,706 | 13.8 |
Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.(TSMC) ※世界最大の半導体製造メーカー | 164,340 | 11.7 |
※割合:販売高/東京エレクトロンの連結売上%(2020年4月1日から2021年3月31日)
しかしながら東京エレクトロンは世界各国に取引先があるため、長期的にその影響を受け続けることは考えづらいでしょう。
地政学リスク(安全保障、外交政策など)の影響を受けやすい
グローバルな企業ゆえの弱点として、地政学リスク(安全保障、外交政策)の影響を受けやすいデメリットがあります。
最近の米中対立やウクライナ危機に見られるように、国際秩序やグローバルな経済情勢に影響を与える出来事が頻繁に発生しています。
東京エレクトロンは、世界中から原料を調達し世界中に商品を販売しているため、常にリスクにさらされていることに注意が必要です。
ただし東京エレクトロンとしては、最新の市場動向を把握した上で設備投資や人員・在庫計画等の適正化を行っています。
リスク管理もしっかりしているので、安心していて見ていられますね。
東京エレクトロンの株価の推移(チャート)
東京エレクトロンの株価の推移は下記です。
少し前に下げましたが、反発して上昇トレンドラインに乗っています。
執筆時はPER32.0倍、PBR6.06倍とやや割高なので、様子見しつつ買うと良さそうです。
東京エレクトロン株の配当金、配当利回り、配当性向
東京エレクトロン株の配当金、配当利回り、配当性向は下記です。
- 2010年度期以来配当額がほぼ右肩上がり
- 2017年期以降、配当性向を50%に固定
- 特になし
配当金(1株あたり) ※株式分割調整後 | 配当利回り | 配当性向 | |
---|---|---|---|
2010年3月 | 4円 | 0.19~0.33% | — |
2011年3月 | 38円 | 1.71~2.91% | 28.4% |
2012年3月 | 26.67円 | 1.62~2.41% | 39.0% |
2013年3月 | 17円 | 1.04~1.62% | % |
2014年3月 | 16.67円 | 0.77~1.26% | 150.4% |
2015年3月 | 47.67円 | 1.51~2.49% | — |
2016年3月 | 79円 | 0.28~4.29% | 35.7% |
2017年3月 | 117.33円 | 2.87~5.33% | 51.4% |
2018年3月 | 208円 | 2.61~5.45% | 50.1% |
2019年3月 | 252.67円 | 3.46~6.54% | 50.1% |
2020年3月 | 196円 | 2.27~4.27% | 50.2% |
2021年2月 | 260.33円 | 1.65~4.13% | 50.0% |
2022年3月 | 467.67円 | 2.96~3.28% | 50.0% |
2023年3月 | 570.33円 | 2.72~4.95% | 56.6% |
2024年3月 (予想) | 320円 | 50.0% 目標 |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
東京エレクトロンの配当額は、2010年期以降ほぼ右肩上がりです。
2022年の配当額は、対2010年度比100倍以上です。
仮の話、2010年3月に2,067円で100株を購入し保有し続けていたとすれば、投資額20万6,700円に対し、2022年3月末までの積算配当金額が51万9,300円になります。
配当金に加えて株価が20倍以上になっています。たらればだけどね。
さらに2017年度以降、配当性指向を50%に固定していることにも注目です。
企業業績が好調を維持する限り高配当が期待できます。
2024年3月期は1株320円と減配予想です。
東京エレクトロン株の配当金がもらえるのはいつ?
東京エレクトロンの配当時期は下記です。
配当日(権利確定日) | 権利付き最終日 ※この日までに買うと配当金が受け取れる | 権利落ち日 ※この日に購入しても直近の配当には間に合わない |
2024年3月29日(金) 次回期末配当 | 2024年3月27日(水) | 2024年3月28日(木) |
2024年9月30日(月) 次回中間配当 | 2024年9月26日(木) | 2024年9月27日(金) |
※入金は、配当日(権利確定日)以降、2~3か月後になります。
東京エレクトロンの売上、利益の推移
東京エレクトロンの売上、利益の推移は下記です。
- 東京エレクトロンの売上・利益は右肩上がり
- 年々増加傾向の営業利益率
- 特になし
売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 612,170 | 32,204 | 35,487 | △19,408 | △10,888 |
2015年3月期連結 | 613,124 | 88,113 | 92,949 | 71,888 | 80,295 |
2016年3月期連結 | 663,948 | 116,788 | 119,399 | 77,891 | 60,984 |
2017年3月期連結 | 799,719 | 155,697 | 157,549 | 115,208 | 119,399 |
2018年3月期連結 | 1,130,728 | 281,172 | 280,737 | 204,371 | 206,152 |
2019年3月期連結 | 1,278,240 | 310,571 | 321,662 | 248,228 | 242,696 |
2020年3月期連結 | 1,127,286 | 237,292 | 244,979 | 185,206 | 187,084 |
2021年3月期連結 | 1,399,102 | 320,685 | 322,103 | 242,941 | 305,801 |
2022年3月期連結 | 2,003,805 | 599,271 | 601,724 | 437,076 | 486,183 |
2023年3月期連結 | 2,209,000 | 617,723 | 625,185 | 471,584 | 501,421 |
2024年3月期連結 ※通期予想 | 1,700,000 | 393,000 | 395,000 | 300,000 | – |
東京エレクトロンの売上・利益は上記の表のとおり、ほぼ右肩上がりです。
2023年3月期売上は、過去最高になりました。。
営業利益率※を計算してみると、これも右肩上がりです。
営業利益率の増加の要因は、生産リードタイムを短くし工場の回転率を向上させたことです(東洋経済河合社長インタビューより)。
年々収益率アップを実現しているビジネスモデルはとても魅力的ですね。
年度 | 2015年 3月期 | 2016年 3月期 | 2017年 3月期 | 2018年 3月期 | 2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 |
営業利益率(%) | 5.3 | 14.4 | 17.6 | 19.5 | 24.9 | 24.3 | 21.0 | 22.9 | 29.9 |
※営業利益率(%)=営業利益/売上高×100
来期予想は減収ですが2023年3月期が良すぎただけなので、例年通り高い売上と利益率は確保しそうです。
東京エレクトロンの財務状況
東京エレクトロンの財務状況です。
- 70%前後の高い自己資本比率
- 無借金経営
- 特になし
利益剰余金(百万円) | 有利子負債(百万円) | 現金および預金(百万円) | 自己資本比率 | |
---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 436,174 | 11,531 | 56,345 | 69.8% |
2015年3月期連結 | 488,816 | 0 | 79,382 | 73.0% |
2016年3月期連結 | 427,618 | 0 | 75,674 | 70.9% |
2017年3月期連結 | 503,325 | 0 | 70,866 | 67.2% |
2018年3月期連結 | 625,390 | 0 | 87,377 | 63.8% |
2019年3月期連結 | 748,827 | 0 | 177,634 | 70.0% |
2020年3月期連結 | 702,990 | 0 | 149,906 | 64.1% |
2021年3月期連結 | 835,240 | 0 | 186,538 | 71.1% |
2022年3月期連結 | 1,104,983 | 0 | 274,274 | 70.5% |
2023年3月期連結 | 1,322,203 | 0 | 473,099 | 68.7% |
東京エレクトロンの財務状況は極めて良好です。
70%ほどの高い自己資本比率と無借金。
売上も年々増加していることから、心配する材料は一切ありません。
東京エレクトロンのキャッシュフロー
東京エレクトロンのキャッシュフローは下記です。
- 年々増加傾向の営業キャッシュフローと現金等
- 特になし
営業キャッシュフロー(百万円) | 投資キャッシュフロー(百万円) | 財務キャッシュフロー(百万円) | 現金及び現金等同等物に係る換算差額(百万円) | 現金等(百万円) | |
---|---|---|---|---|---|
2014年3月期連結 | 44,449 | △19,599 | △186 | △3,973 | 104,797 |
2015年3月期連結 | 71,860 | 155,737 | △18,213 | 3,505 | 317,632 |
2016年3月期連結 | 69,398 | △150,013 | △138,600 | △2,776 | 95,638 |
2017年3月期連結 | 136,948 | △28,893 | △39,380 | 53 | 164,366 |
2018年3月期連結 | 186,582 | △11,833 | △82,549 | 1,312 | 257,877 |
2019年3月期連結 | 189,572 | △84,033 | △129,761 | △1,020 | 232,634 |
2020年3月期連結 | 253,117 | 15,951 | △250,374 | △3,369 | 247,959 |
2021年3月期連結 | 145,888 | △18,274 | △114,525 | 4,946 | 265,993 |
2022年3月期連結 | 283,387 | △55,632 | △167,256 | 9,156 | 335,648 |
2023年3月期連結 | 426,270 | △41,736 | △256,534 | 8,843 | 472,471 |
分かりやすくいうと基準ルールの違いです。
- 貸借対照表の現金及び預金:現金および1年以内に現金化できる預金など
- キャッシュフローの現金及び現金同等物:現金および3カ月以内に現金化できる預金など
上記の差により、数値上の違いがでることがあります。
意味合いとしてはキャッシュフローの方がより現金に近いですね。
東京エレクトロンの営業キャッシュフローと現金等が年々増加傾向なのは好材料です。
特に2023年3月期は、営業キャッシュフロー、現金等ともに過去最高を記録しました。
この調子で行けば、来期もさらに記録を更新する可能性が大きいでしょう。
東京エレクトロン株の評判
SNS上での東京エレクトロン株の評判です。
ノルウェー政府が保有している日本株ランキング11〜20位(投資金額多い順番)
— けんちゃんファンド (@kenchanfan_com) February 23, 2023
⑪任天堂(7974)
⑫KDDI(9433)
⑬SOMPOホールディングス(8630)
⑭三井物産(8031)
⑮武田薬品(4502)
⑯東京エレクトロン(8035)
⑰リクルートHD(6098)
⑱伊藤忠(8001)
⑲本田技研(7267)
⑳三菱商事(8058) pic.twitter.com/gKRUdVJDHJ
バフェットの投資先候補(独断)
— ぴんすけ@配当金生活🔥FIRE希望 (@pinsuke5000) April 13, 2023
✅銀行:三菱UFJ、三井住友
✅半導体:東京エレク、信越化学
✅資源エネルギー:INPEX、日本製鉄
✅商社:三菱商事、三井物産、伊藤忠
✅医療:アステラス製薬、塩野義製薬
✅通信:NTT、KDDI
✅その他金融:東京海上、三菱HCC
✅メーカー:ブリヂストン、コマツ
8035 東京エレクトロン(その5)
— 夢見るドリーマー (@yumemirudreame) April 27, 2023
EUVを使って製造される最先端のロジック向け半導体の設備では東京エレクトロンのコータ/デベロッパでしか製造できない→シェア100%
※EUVの装置は対中輸出規制対象。
粗利益率45%前後
営業利益率30%前後
純利益率21%前後
→高い収益率#東京エレクトロン https://t.co/pf6lIyRtqK
高い配当もさることながら、独自の半導体製造装置を世界展開している東京エレクトロンの強みが人気となっていますね。
東京エレクトロン株の購入方法
東京エレクトロン株を購入するなら、下記3社がおすすめです。
SBI証券は2023年9月30日より、単元未満株を含む国内株式売買手数料が完全無料になりました。
ネット証券口座で1,000万口座を突破している、最も人気のある証券会社です。
取引銘柄数も東証ほぼ全てに対応しており、単元未満株ではおすすめNo.1口座と言えます。
マネックス証券は国内で有数のネット証券会社です。
個人的な所感ではアプリなどのツールはマネックス証券が使いやすいので、おすすめの証券会社ですよ。
現在は買い手数料は無料で、売り手数料のみかかります。
2024年から始まった新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株の取引銘柄もほぼすべての上場企業なので、銘柄をきちんと選んで取引ができます。
単元未満株 買い手数料 | 無料 |
単元未満株 売り手数料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
NISA口座 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 新NISAでの取引は無料 |
取扱銘柄 | 東証、名証ほぼ全て |
注文時間 | 24時間対応 |
auカブコム証券はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)を親会社に持つネット証券会社です。
単元未満株の手数料は無料ではないため割高に感じますが、自動売買ツールが豊富のため色々な取引方法を試したい方に向いている証券会社です。
また、マネックス証券と同じく2024年からの新NISA口座で取引する場合は買い、売り共に手数料無料になります。
単元未満株でおすすめの証券会社をすべて見たい方は下記をご覧ください。
東京エレクトロンIRニュース
独自判断ですが、株価に関係がありそうな東京エレクトロンの直近のIRニュースをまとめました。
- 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北事業所 新棟建設のお知らせ
東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北事業所 新棟建設のお知らせ
岩手県奥州市に東京エレクトロンの物流センターを建設予定です。
2024年春に着工、2025年の秋に竣工を予定しています。
東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北事業所 新棟建設のお知らせ
東京エレクトロン株のよくある質問
東京エレクトロン株についてのよくある質問をまとめました。
- 2022年に対する2023年度の売上・営業利益予想が2兆3,500→2兆1,700億円、7,160→5,800億円に修正されていますが原因は?
- Rapidusという東京エレクトロンの顧客に元会長の東哲郎氏が取締役会長に就任している。技術情報などの情報保護について教えて欲しい。
- 東京エレクトロンが期待しているWFE※市場の成長性について、どう分析しているのか?
- 2022年に対する2023年度の売上・営業利益予想が2兆3,500→2兆1,700億円、7,160→5,800億円に修正されていますが原因は?
- 主な原因は、部材価格の高騰と製品ミックスの影響と分析されている。(2023年3月期 第2四半期決算説明会 質疑応答集より)
- Rapidusという東京エレクトロンの顧客に元会長の東哲郎氏が取締役会長に就任している。技術情報などの情報保護について教えて欲しい。
- 東京エレクトロンとRapidusが特別な関係にあるということはなく、Rapidusも他の顧客と公平に対応していく。また、全ての顧客から信頼を得るような情報セキュリティの高さを維持する」との見解が示されている。
- 東京エレクトロンが期待しているWFE市場*の成長性について、どう分析しているのか?
- WFE市場は、まだ始まったばかりであるが、IoT、AI、 5G、そしてメタバースなどが広がれば、半導体の需要は一層伸びると期待している。
WFEとは、Wafer fab equipmentの略で、半導体前工程製造装置のこと。WFEの世界市場規模は2022年に62930百万米ドルであったが、半導体の底堅いニーズに支えられ今後も伸長が続き2028年までに年間6%弱成長率を維持し、97470百万米ドルまで伸びると予測されてい(QY Research調べ)。また、米国が2022年8月に成立させた「CHIPS法」は、半導体製造やその研究開発に対し5年間で527億ドルの資金投入を行うという内容であり、半導体設備投資が活性化する大きな要因になると言われている(出典:JETRO)。
東京エレクトロン株以外のおすすめ高配当銘柄
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
高配当 | 年初来高値から算出した配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%未満 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して売上20%まで | 最大手に対して売上10%まで | 最大手に対して売上5%まで | 最大手に対して売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
配当性向 | 30%以上40%以下 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
グローバル | 売上比の70%以上が海外 | 売上比の50%以上が海外 | 売上比の40%以上が海外 | 売上比の10%以上が海外 | 売上比の10%未満が海外 |
総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 総合評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当金 (1株あたり) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
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明豊ファシリティワークス (1717) | 3.85% ~4.63% | 32円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
安藤・間 (1719) | 5.17% ~7.32% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
鹿島建設 (1812) | B | 2.89% ~4.82% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
奥村組 (1833) | B | 4.74% ~7.67% | 225円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
イチケン (1847) | 5.30% ~5.76% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日東富士製粉 (2003) | B | 3.56% ~4.17% | 176円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
日本食品化工 (2892) | 4.50% ~7.68% | 125円→200円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | 4.87% ~7.41% | 188円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
武田薬品工業 (4502) | 4.04% ~4.69% | 188円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
ENEOSホールディングス (5020) | B | 3.78% ~5.11% | 22円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOYO TIRE (5105) | 4.16% ~6.17% | 55円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本カーボン (5302) | B | 4.30% ~5.13% | 200円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × |
中山製鋼所 (5408) | B | 3.15% ~5.03% | 38円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
モリ工業 (5464) | B | 3.10% ~4.82% | 130円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
ARE ホールディングス (5857) | 4.46% ~4.96% | 90円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本エアーテック (6291) | 4.73% ~6.34% | 60円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本ピラー工業 (6490) | B | 2.47% ~4.48% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
MS-Japan (6539) | B | 4.63% ~5.89% | 56円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
帝国通信工業 (6763) | B | 3.84% ~5.20% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOA (6809) | 4.69% ~6.19% | 40円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本セラミック (6929) | B | 3.53% ~4.48% | 100円 | 期末:2023年12月27日 | × |
いすゞ自動車 (7202) | 3.87% ~5.59% | 72円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
オーハシテクニカ (7628) | B | 3.64% ~4.35% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
バルカー (7995) | B | 3.55% ~5.80% | 150円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
スクロール (8005) | 4.40% ~6.93% | 48円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | 〇 | |
住友商事 (8053) | 4.62% ~6.52% | 115円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
稲畑産業 (8098) | 4.06% ~5.76% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
伊藤忠エネクス (8133) | 4.29% ~5.02% | 52円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
三井住友フィナンシャルG (8316) | 3.83% ~6.29% | 250円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
東京海上HD (8766) | 3.33% ~4.61% | 121円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
岩井コスモHD (8707) | B | 4.17% ~6.25% | 80円 (2023年3月期) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
九州旅客鉄道 (9142) | C | 3.32% ~4.13% | 93円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
日本電信電話 (9432) | B | 2.79% ~3.37% | 5円 ※株式を25分割済 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
KDDI (9433) | B | 2.91% ~3.53% | 140円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
三協フロンテア (9639) | B | 3.00% ~5.00% | 160円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
イエローハット (9882) | 3.37% ~3.91% | 66円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
蔵王産業 (9986) | B | 3.70% ~5.81% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
まとめ:東京エレクトロンは半導体製造装置の世界的企業です
本記事をまとめます。
今回は東京エレクトロン株について分かりやすく解説いたしました。
- 売上・営業利益とも大幅に伸びている
- 配当金も大幅に増額
- 日本・中華圏・東南アジア・欧米に展開するグローバルリーディングカンパニー
世界的な半導体の需要の増加を追い風に、東京エレクトロンの業績は絶好調です。
好業績を受け、東京エレクトロン株の配当額は大幅増加、配当性向も2017年以来50%に固定しています。
結果、配当利回りは2.96~7.41%と高配当です(2023年3月期)。
手元流動に懸念もなく、グローバルに展開している東京エレクトロンは、長期保有に適した株であると言えそうです。
ぜひ購入の参考にしてみてください。
今回は以上です。
→おすすめの証券会社で東京エレクトロン株を1株から購入してみる
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
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