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『2021年5月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.26
先に下記の資料をご覧ください。(Q26.27.28で使います)
鶴見さんは、老後の生活費を補うものとして、毎年年末に100万円を受け取りたいと考えている。受取期間を20年間とし、年利1.0%で複利運用をした場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか。
18,046,000円が適切
今回のポイントは下記です。
- 使う係数は年金現価係数
- 係数がまったく分からない場合
【ポイント1】
使う係数は年金現価係数です。
『年金』というワードが出てきたら次のどちらかです。
※設問では年金という言葉は出ていませんが、老後の生活費という事で意味は同じです。
- 年金現価係数→現在いくらの元本が必要か?(げんざい)
- 資本回収係数→将来いくら受け取れるか?(しょうらい)
係数早見表から20年の年金現価係数で計算します。
1,000,000円×18.046=18,046,000円が答えです。
【ポイント2】
係数が全く分からなくても解答できます。
ポイントは下記です。
- 毎年100万円受け取る
- 20年間受け取る
- 年利1.0%で複利運用
1.2から100万円×20年=2,000万円くらいとアタリが付きます。
よってこの時点で可能性があるのは下記の2つ。
年金終価係数 | 22.019 |
年金現価係数 | 18.046 |
3から複利運用するとあるので、仮に年金終価係数にした場合だと複利運用しなくても毎年100万円以上を20年間もらえてしまうことになります。
よって残った年金現価係数を使えば良いと分かります。
2021年5月学科試験を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。