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本記事の内容
『2021年5月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.28
先に下記の資料をご覧ください。(Q26.27.28で使います)
成田さんは、子どもの大学の学費準備として、6年後に400万円を用意しようと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。
652,000円が適切
今回のポイントは下記です。
- 使う係数は減債基金係数
- 係数がまったく分からない場合
【ポイント1】
使う係数は減債基金係数です。
『積立』というワードがでたら下記のどちらかです。
キーワード『積立』
- 減債基金係数→毎年の積立額はいくらか?(げんざい)
- 年金終価係数→積み立て後の金額はいくらか?(しょうらい)
係数早見表から6年の減債基金係数で計算します。
4,000,000円×0.163=652,000円が答えです。
【ポイント2】
係数が全く分からなくても解答できます。
ポイントは下記です。
- 6年後に400万円を用意
- 年利1%で複利運用
1により毎年の積立額は400万円÷6=66.666…万円付近になると分かります。
さらに2により年利1%で複利運用とあるので1の66.666…万円以下でなければ辻褄が合いません。
※仮に66.666円超だとすると複利運用しなくても400万円超えてしまうため。
よって可能性があるのは減債基金係数のみとなります
2021年5月学科試験を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。