株ログは複数の企業と提携しており、当サイトを経由して商品を購入することで、売り上げの一部が還元されることがあります。しかしながら当サイトのランキング等の評価については提携の有無や支払いの有無が影響していることはありません。
高配当日本株を買いたいけどどのネット証券会社がおすすめ?
お金をあまり持っていないので、手数料が安いところや単元未満株(1株)を買えるところが知りたいです。
こんなお悩みを解決します。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社ウェブサイトをチェックしてください。
- 本記事の内容
- 単元未満株(1株単位)とは
単元未満株のメリット
単元未満株のデメリット
単元未満株で取引したい方におすすめのネット証券会社10選
口座を開設したら買いたいおすすめの単元未満株
単元未満株についてのよくある質問
今回は高配当日本株を1株買うためにおすすめのネット証券会社を紹介いたします。
単元未満株の手数料について
2023年9月30日よりSBI証券、楽天証券の売買手数料が0円になりました。※楽天証券は別途スプレッド発生。
また、2024年から始まる新NISAではさらにマネックス証券、auカブコム証券、松井証券の売買手数料が無料になります。※松井証券は売りのみ
単元未満株(1株) 手数料 (税込) | 買い | 売り | 単元未満株 取扱銘柄数(買い) |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 東証上場銘柄ほぼ全て | |
0円 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
楽天証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 約500銘柄 |
(証券事業より撤退) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 約1,500銘柄 |
大和コネクト証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 約420銘柄 |
岡三オンライン | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降約定代金10万円増加ごとに+660円 | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降約定代金10万円増加ごとに+660円 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て |
松井証券 | なし | 売却のみ可能 (手数料は約定代金×0.55%) ※新NISAから無料 | なし |
DMM株 | なし | 買取請求のみ可能 (手数料は1銘柄550円) | なし |
GMOクリック証券 | なし | 売却、買取請求のみ可能。 (売却:約定代金の2.2% (買取請求:1銘柄につき1,100円) | なし |
取引方法はいろいろありますが、株初心者であればいきなりお金をかけられないですよね。
今は1株単位(単元未満)で購入できるようになっていますので、1万円くらいの資金でも分散投資が可能になりましたよ。
証券会社により手数料や取引期間のルールが違うので、あなたにピッタリの証券会社を本記事を読んで選んでください。
単元未満株(1株単位)とは
- 単元未満株(1株単位)の概要
- 単元未満株(1株単位)のメリット
- 単元未満株(1株単位)のデメリット
順に分かりやすく説明いたします。
単元未満株(1株単位)の概要
単元未満株とはその名のとおり1単元(100株)未満の株のことを言います。
株の売買をする際は通常100株単位で取引しなければなりません。
しかし上場企業の株の価格は1株当たり数百円から数万円のものもあるため、最低でも数十万円必要になってしまい手元資金が少ない方は株を購入できません。
単元未満株であれば1株単位で購入できるため、数百円もあれば株をスタートできます。
1万円ほどでリスクを減らせる分散投資も可能ですよ。
したがって株を始めてみたいけれど最初からお金はかけられないのであれば、単元未満株はピッタリと言えます。
単元未満株(1株単位)のメリット
- 成行価格での売買なので、難しいことを考える必要が無い
- 1株保有でも配当金が受け取れる
- NISAが利用できる
順に解説します。
成行価格での購入なので、難しいことを考える必要が無い
単元未満株(1株単位)を売買する場合、成行価格になります(あなたが買いたい値段、売りたい値段を指定することはできません。)
売買するときに値段を指定しないで注文した時に成立した際の価格。
メリット:買いたい株をほぼ確実に買える。
デメリット:思わぬ高い値段で買う、安い値段で売ってしまう場合がある。
売買する値段を指定したいときは「指値注文」をします。
こちらはあなたの買いたい値段や売りたい値段で売買できますが、いつまで経っても取引が成立しない場合もあります。
一見するとデメリットにも見えますが、株初心者だと指値(自分で値段を決める)の場合、相場感が分からずいつまで経っても売買できない可能性があります。
成行価格であれば市場で決まった値段での取引なので、ほぼ間違いなく株を売買できますよ。
単元未満株でデイトレードのような短期売買はほとんどできないので、指値が使えなくても影響はありません。
むしろ難しいことを考える必要が無いので、メリットとも捉えられます。
1株保有でも配当金が受け取れる
単元未満株(1株)であっても配当金が受け取れます。
- 3月決算の企業:9月の中間配当、3月の期末配当
- 12月決算の企業:6月の中間配当、12月の期末配当
※中間配当が無い企業もあります。
額にすると1株では数十円~数百円ほどの配当金ですが、株を保有するメリットを受けられるので本当にありがたいです。
NISAが利用できる
単元未満株の売買でもNISAが利用できます。
一般NISAなら年間120万円まで、つみたてNISAなら年間40万円までの取引で得た譲渡益や配当益に対して、税金が一切かかりません。
具体例
通常:100万円分の株から得た譲渡益20万円=200,000円×20.315%(復興所得税込)=40,630円の税金
NISA:0円
上記のようにNISAを利用するとおトクなのがよく分かりますよね。
NISA口座の開設は証券会社に口座を開くのと同時に無料でできます。
これから株取引を始められる方であれば、NISA口座は必ず開設してください。
単元未満株(1株単位)のデメリット
- 証券会社の各種サービスが受けられない場合が多い
- 株主優待が受けられない場合が多い
- 議決権がない
順に解説します。
証券会社の各種サービスが受けられない場合が多い
単元未満株の取り引きの場合、証券会社の各種サービスが受けられない場合が多いです。
例えば下記のようなもの
- ポイント還元
- 取引手数料無料
サービスを受けたい場合は100株単位の現物取引をするしかありませんが、単元未満株で動く額はかなり少ないため、影響はほとんどありません。
株主優待が受けられない場合が多い
単元未満株の場合、株主優待が受けられない場合が多いです。
例えば下記のようなものですね。
- 日本電信電話(NTT):dポイント
- KDDI:カタログギフト
- 九州旅客鉄道(JR九州):鉄道優待券など
株主優待を受けたい方は100株単位の現物取引をするか、単元未満株を買い増しして100株にするしかありません。
しかしながら最近は株主優待をしている企業がかなり減ってしまったため、影響はそれほどありません。
議決権が無い
単元未満株に議決権はありません。
株主総会での決議に対して票を入れる権利のこと。通常は1単元(100株)につき1つの議決権が与えられる。
しかしながら議決権を得るために株を売買する個人投資家はほとんどいないので、気にしなくても問題ないです。
議決権を取得したい方は100株単位の現物取引をするか、単元未満株を買い増しして100株にしましょう。
単元未満株(1株単位)で取引したい方におすすめのネット証券口座
では単元未満株(1株単位)で取引される方におすすめのネット証券会社を紹介いたします。
単元未満株(1株) 手数料 (税込) | 買い | 売り | 単元未満株 取扱銘柄数(買い) |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 東証上場銘柄ほぼ全て | |
0円 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
楽天証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 約500銘柄 |
(証券事業より撤退) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 約1,500銘柄 |
大和コネクト証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 約420銘柄 |
岡三オンライン | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降10万円増加ごとに+660円 | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降10万円増加ごとに+660円 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て |
松井証券 | なし | 売却のみ可能 (手数料は約定代金×0.55%) ※新NISAから無料 | なし |
DMM株 | なし | 買取請求のみ可能 (手数料は1銘柄550円) | なし |
GMOクリック証券 | なし | 売却、買取請求のみ可能。 (売却:約定代金の2.2% (買取請求:1銘柄につき1,100円) | なし |
単元未満株(1株単位)の手数料はSBI証券の一強です。
2023年9月30日から単元未満株を含む、国内現物手数料は完全無料になりました。
単元未満株の取引きであれば、まずはSBI証券で間違いないですね。
楽天証券の手数料も無料になりましたが、単元未満株の場合はスプレッドが別途発生するため実質無料ではありません。
※小数点以下切り上げ
また、上記2社を含め2024年から始まる新NISAでは下記の証券会社の売買手数料も無料になります。
- マネックス証券
- auカブコム証券
- 松井証券※売りのみ
したがって特におすすめは下記3社になります。
楽天証券は単元未満株の取引銘柄数が500ほどしかないので、あなたの買いたい株が購入できない可能性があります。
なお、単元未満株であっても一定の取引金額まで非課税のNISA口座が利用できますので、併せて開設してください。
NISA口座は無料で開設できます。株取引の場合通常は譲渡益に対して20.315%の税金がかかってしまいますが、NISAであれば一定の金額までは非課税です。手元に残るお金にかなりの差が出るので、かならず開設してください。
NISA(Nippon Individual Savings Account)の説明をします。
NISAをひとことでいうと、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度のことです。
例えば一般NISAであれば、毎年120万円まで投資した金額から発生した利益は非課税です。
NISAは大きく分けて下記3種類あります。
- 一般NISA→毎年120万円の投資金額から得られる利益が5年間非課税
- つみたてNISA→毎年40万円の投資金額から得られる利益が20年間非課税
- ジュニアNISA→毎年80万円の投資金額から得られる利益が5年間非課税(2024年開始の新NISAからは廃止)
※2024年から新NISAに移行します。制度が多少変わりますので興味のある方はNISAとは?(金融庁HP)をご覧ください。
令和5年度税制改正の大綱等において、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。
実際には下記のように改正されます。
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA(20歳未満) | |
---|---|---|---|
非課税期間 | 5年間 | 20年間 | 5年間 ※ただし、2023年末以降に非課税期間が終了するものについては、20歳まで非課税で保有を継続可能 |
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
投資可能商品 | 上場株式・ETF・公募株式投信・REITなど | 長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託 | 一般NISAと同じ |
買付方法 | 通常の買付け | 積立投資(累積投資契約に基づく買付け)のみ | 一般NISAと同じ |
払出し制限 | なし | なし | あり(18歳までは払い出せない) ※災害等やむを得ない場合には、非課税での払出し可能。 |
注意
現行のNISA制度は2023年に終了し、2024年からは新NISAに移行します。
現NISAから新NISAへはロールオーバー(移管)できませんが、現行制度の非課税措置期間は引き続き適用されるため、2024年以降そのまま保有していても、最大5年(一般NISA、ジュニアNISA)および最大20年(つみたてNISA)は課税されません。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
---|---|---|
非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
口座開設期間 | 恒久化 | 恒久化 |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度枠 | 1,800万円(成長投資枠と合わせて) | 1,200万円(内数) ※例1 つみたて投資枠600万円+成長投資枠1,200万円=計1,800万円 ※例2 つみたて投資枠1,000万円+成長投資枠800万円=計1,800万円 |
投資可能商品 | 積立・分散投資に適した一定の投資信託 ※現行のつみたてNISAと同じ | 上場株式・投資信託等 ※整理、管理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等を除外 |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
※ジュニアNISAは廃止されました。
値上がり益や運用益には通常20.315%の税金がかかってしまうので、課税の有無では差がかなりあります。
例えば1年間で120万円投資したら10万円利益発生。
- NISA口座あり→所得税0円、住民税0円
- NISA口座なし(一般、特定口座)→所得税15,315円(復興特別所得税込)+住民税5,000円=20,315円の税金
見て分かる通り、これから投資をしようとしている初心者であれば、必ず利用しなければならないと言える制度ですね。
一般NISAであれば上記が5年間有効(ロールオーバーすればさらに5年)、つみたてNISAであれば投資金額は年間40万円までになってしまうものの、20年間有効です。
NISA口座を作るのは無料です。証券会社で新規に口座を作るときに一緒に開設しましょう。
SBI証券
SBI証券の概要です。
単元未満株 | SBI証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 東証、名証上場企業のほぼ全て |
手数料(買い) | 0円 |
手数料(売り) | 0円 |
注文時間 | 24時間 |
約定ルール | 当日0:00~7:00までの注文:前場(9:00から)の始値で約定 当日7:00~10:30までの注文:後場(12:30から)の始値で約定 当日10:30~13:30までの注文:(15:00)の終値で約定 当日13:30~24:00までの注文:翌日前場(9:00から)の始値で約定 |
NISA | 可 |
取引アプリ | 有り |
口座開設方法 | SBI証券に新規口座を開設する方法を65枚の画像で分かりやすく解説 |
取引方法 | 執筆中 |
公式HP |
SBI証券のメリットは下記です。
- 取引手数料無料。
- ほぼすべての株を単元未満で購入できる。
- 24時間いつでも取引できる。
SBI証券のメリットは取引手数料(売買ともに)が無料になったことです。
今までは他証券会社にわずかに負けていましたが、もっともおすすめする証券会社になりました。
24時間いつでも注文を受け付けているのもポイントです。
受付停止時間を気にすることなく、あなたの仕事などの都合を優先して株取引できるのはありがたいですよね。
SBI証券は開設口座1,000万超、かつネット証券会社で特に人気があるので本当におすすめです。
→SBI証券で単元未満株(1株単位)の取引を始めてみる
SBI証券に新規口座を開設する方法を65枚の画像で分かりやすく解説
マネックス証券
マネックス証券の概要です。
単元未満株 | マネックス証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 東証、名証上場企業のほぼ全て |
手数料(買い) | 0円 |
手数料(売り) | 約定代金の0.55%(最低手数料52円)※新NISAから無料 |
注文時間 | 0:00~11:30、17:00~24:00 (2:00~5:00の間で、約20分間メンテナンスのため受付停止) |
約定ルール | 当日11:30までの注文が、後場(12:30から)の始値で約定 |
NISA | 可 |
取引アプリ | 有り |
口座開設方法 | 【マネックス証券】新規口座の開設方法を49枚の画像付きで解説 |
取引方法 | 高配当日本株を具体的に買う方法 |
公式HP |
単元未満株を取引するのであればマネックス証券もおすすめです。
メリットは下記。
- ほぼすべての上場株式の取引が単元未満でできる。
- 約定ルールが分かりやすい。
- 専用取引アプリが使いやすい。
株初心者でも使いやすくので、取引をスタートするならピッタリです。
アプリの性能が良く、見やすさを考えると株初心者にとってはSBI証券を上回っていると思います。
2024年から始まる新NISAでは取引手数料が無料になるのも良いポイントですね。
私もメインで利用している証券会社なので、迷っているのであればまずはマネックス証券に口座を作ってみましょう。
→マネックス証券で単元未満株(1株単位)の取引を始めてみる
【マネックス証券】新規口座の開設方法を49枚の画像付きで解説
auカブコム証券
単元未満株 | auカブコム証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て |
手数料(買い) | 約定代金の0.55%(最低手数料52円)※新NISAから無料 |
手数料(売り) | 約定代金の0.55%(最低手数料52円)※新NISAから無料 |
注文時間 | 24時間 |
約定ルール | 当日0:01~10:00までの注文:当日後場(12:30から)の始値で約定 当日10:01~23:00までの注文:翌営業日前場(9:00から)の始値で約定 当日23:01~24:00までの注文:翌営業日後場(15:00から)の始値で約定 休日(土・日・祝祭日)の注文:翌営業日後場(15:00から)の始値で約定 |
NISA | 可 |
取引アプリ | 有り |
口座開設方法 | auカブコム証券に新規口座を開設する方法を34枚の画像で解説 |
取引方法 | 執筆中 |
公式HP |
auカブコム証券は1999年11月に設立された「イー・サンワ株式会社」が基になっている証券会社です。
現在は三菱UFJフィナンシャルグループの子会社となっています。
特徴は下記です。
- ネット証券随一の種類をもつ自動売買
- 「kabuステーション」をはじめとする、豊富なトレーディングツール
- 単元未満株の取引手数料は業界最安レベル
専用アプリもあり、NISAで単元未満株を購入可能です。
注文時間も24時間受付なので日勤、夜勤問わず対応できるのはありがたいですね。
マネックス証券と同じく新NISAから手数料が無料になります。
約定ルールも他証券会社と比べて分かりやすいので、株初心者におすすめの証券会社と言えます。
→auカブコム証券 で単元未満株(1株単位)の取引を始めてみる
auカブコム証券に新規口座を開設する方法を34枚の画像で解説
楽天証券
楽天証券の概要です。
単元未満株 | 楽天証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 有名上場企業約500社(取扱銘柄) |
手数料(買い) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) |
手数料(売り) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) |
注文時間 | 寄付取引:前日17:00~当日8:45 リアルタイム取引:9:00~11:30、12:30~15:00 |
約定ルール | 寄付取引:前日17:00~当日8:45の注文:前場(9:00から)の始値で約定 リアルタイム取引(買い):売り気配(その時の成行価格)で約定 リアルタイム取引(売り):買い気配(その時の成行価格)で約定 |
NISA | 可 |
取引アプリ | なし |
口座開設方法 | 執筆中 |
取引方法 | 執筆中 |
公式HP | 楽天証券 |
楽天証券のメリットは下記です。
- 単元未満株の手数料無料(スプレッドが別途発生)。
- 楽天ポイントでも株を購入できる。
- 一部リアルタイムで売買可能。
楽天証券では通常手数料のほかに、スプレッドという名目でも手数料を取っています。
手数料の条件は下記です。
- 買い:0円(スプレッドが参考価格の0.22%別途発生)
- 売り:0円(スプレッドが参考価格の0.22%別途発生)
参考価格の条件は下記です。
- 寄付取引:当日9:00までの注文:前場(9:00から)始値
- リアルタイム(買い):売り気配(その時の成行価格)
- リアルタイム(売り):買い気配(その時の成行価格)
例えば買った時の株の値段が5,000円、売った時の株の値段が10,000円だった場合下記の計算式になります。
買った時の手数料:5,000円×0.0022=11円
売った時の手数料:10,000円×0.0022=22円
合計33円
デメリットとしては取引できる株数が少ないので、あなたが購入したい株が買えない可能性があることですね。
また、今のところスマートフォンでの取引は出来ず、PCのみとなっています。
今後対応するとのことなので、これから期待しましょう。
→楽天証券で単元未満株(1株単位)の取引を始めてみる
大和コネクト証券
大和コネクト証券の概要です。
単元未満株 | 大和コネクト証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 約420銘柄(取扱銘柄) |
手数料(買い) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) |
手数料(売り) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) |
注文時間 | 月~土曜日:5:30~24:00 日曜日:7:30~24:00 |
約定ルール | 当日9:00~11:30、12:30~14:55の注文:即時約定 当日11:30~12:30の注文:後場の(12:30)の始値で約定 上記時間帯以外:翌営業日前場(9:00)の始値で約定 |
NISA | 可 |
取引アプリ | あり |
口座開設方法 | 大和コネクト証券で新規口座を開設する方法を34枚の画像で解説 |
取引方法 | 執筆中 |
公式HP | 大和コネクト証券 |
大和コネクト証券は大手証券会社「大和証券」のスマホ専用証券会社として誕生し、数年とまだ若い企業です。
特徴は下記です。
- 当日営業時間内の注文であれば、即時約定
他証券会社では例えば後場始値一括で約定など決まった時間が多いですが、大和コネクト証券ではリアルタイム約定です。
あなたが考えていた価格に近い値段で売買できるのがメリットですね。
HPもすっきりしていて見やすく、株初心者には使いやすい証券会社といえます。
→大和コネクト証券で単元未満株(1株単位)の取引を始めてみる
大和コネクト証券で新規口座を開設する方法を34枚の画像で解説
口座を開設したら買いたいおすすめの単元未満株(1株単位)
証券会社に口座を開いたらどのような株を買うのかは迷います。
上場株式は現在約8,000銘柄あり、株価や配当利回りも同じところはありません。
下記に私が独自に調査をし、長期保有しても問題ない銘柄を厳選しました。
投資基準は下記です。
- 高配当である。(配当利回り4%以上がメイン)
- 各ジャンルの日本トップクラスの企業。
- キャッシュリッチ(現金を多く保有している)。
- 配当性向が一定(配当金を出し過ぎるようなムリをしていないし、貯め込むだけでもない)。
- 世界に進出している、またはしようとしている。
S(5点) | A(4点) | B(3点) | C(2点) | D(1点) | |
高配当 | 年初来高値から算出した配当利回り5%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り4%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り3%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%以上 | 年初来高値から算出した配当利回り2%未満 |
企業規模 | 最大手に対して売上50%まで | 最大手に対して売上20%まで | 最大手に対して売上10%まで | 最大手に対して売上5%まで | 最大手に対して売上5%未満 |
キャッシュリッチ | 有利子負債ゼロ | 現金が有利子負債に対して100%以上 | 現金が有利子負債に対して50%以上 | 現金が有利子負債に対して25%以上 | 現金が有利子負債に対して25%未満 |
配当性向 | 30%以上40%以下 | 20%以上30%未満 40%以上60%未満 | 10%以上20%未満 60%以上80%未満 | 5%以上10%未満 80%以上100%未満 | 5%未満 100%以上 |
グローバル | 売上比の70%以上が海外 | 売上比の50%以上が海外 | 売上比の40%以上が海外 | 売上比の10%以上が海外 | 売上比の10%未満が海外 |
総合評価 | 全ての数値の合計が25以上 | 全ての数値の合計が20以上25未満 | 全ての数値の合計が15以上20未満 | 全ての数値の合計が10以上15未満 | 全ての数値の合計が10未満 |
総合評価について
S5点、A4点、B3点、C2点、D1点にて加点
※高配当は他の項目より優先されるので2倍評価
※表は右にスクロールできます。
銘柄名 (銘柄をタップすると 詳細にアクセスできます) | 総合評価 (S~D) | 配当利回り ※注 | 配当金 (1株あたり) | 配当金の権利付き最終日 (この日までに買うと 配当金が受け取れる) | 株主 優待 |
---|---|---|---|---|---|
明豊ファシリティワークス (1717) | 3.85% ~4.63% | 32円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
安藤・間 (1719) | 5.17% ~7.32% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
鹿島建設 (1812) | B | 2.89% ~4.82% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
奥村組 (1833) | B | 4.74% ~7.67% | 225円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
イチケン (1847) | 5.30% ~5.76% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日東富士製粉 (2003) | B | 3.56% ~4.17% | 176円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
日本食品化工 (2892) | 4.50% ~7.68% | 125円→200円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
JT【日本たばこ産業】 (2914) | 4.87% ~7.41% | 188円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
武田薬品工業 (4502) | 4.04% ~4.69% | 188円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
ENEOSホールディングス (5020) | B | 3.78% ~5.11% | 22円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOYO TIRE (5105) | 4.16% ~6.17% | 55円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本カーボン (5302) | B | 4.30% ~5.13% | 200円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × |
中山製鋼所 (5408) | B | 3.15% ~5.03% | 38円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
モリ工業 (5464) | B | 3.10% ~4.82% | 130円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
ARE ホールディングス (5857) | 4.46% ~4.96% | 90円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本エアーテック (6291) | 4.73% ~6.34% | 60円 | 期末:2023年12月27日 中間:2024年6月26日 | × | |
日本ピラー工業 (6490) | B | 2.47% ~4.48% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
MS-Japan (6539) | B | 4.63% ~5.89% | 56円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
帝国通信工業 (6763) | B | 3.84% ~5.20% | 70円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
TOA (6809) | 4.69% ~6.19% | 40円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
日本セラミック (6929) | B | 3.53% ~4.48% | 100円 | 期末:2023年12月27日 | × |
いすゞ自動車 (7202) | 3.87% ~5.59% | 72円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
オーハシテクニカ (7628) | B | 3.64% ~4.35% | 60円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
バルカー (7995) | B | 3.55% ~5.80% | 150円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
スクロール (8005) | 4.40% ~6.93% | 48円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | 〇 | |
住友商事 (8053) | 4.62% ~6.52% | 115円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
稲畑産業 (8098) | 4.06% ~5.76% | 120円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
伊藤忠エネクス (8133) | 4.29% ~5.02% | 52円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
三井住友フィナンシャルG (8316) | 3.83% ~6.29% | 250円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
東京海上HD (8766) | 3.33% ~4.61% | 121円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × | |
岩井コスモHD (8707) | B | 4.17% ~6.25% | 80円 (2023年3月期) | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
九州旅客鉄道 (9142) | C | 3.32% ~4.13% | 93円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
日本電信電話 (9432) | B | 2.79% ~3.37% | 5円 ※株式を25分割済 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
KDDI (9433) | B | 2.91% ~3.53% | 140円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
三協フロンテア (9639) | B | 3.00% ~5.00% | 160円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ |
イエローハット (9882) | 3.37% ~3.91% | 66円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | ○ | |
蔵王産業 (9986) | B | 3.70% ~5.81% | 100円 | 期末:2024年3月27日 中間:2024年9月26日 | × |
※配当利回りは、その年の最低株価と最高株価をその年の配当金で割って算出しています。
企業名をタップすると各社の詳細記事をご覧いただけます。
単元未満株(1株単位)についてのよくある質問
単元未満株(1株単位)についてよくある質問をまとめました。
- 単元未満株の短期売買はできないの?
- 単元未満株でも確定申告は必要なの?
単元未満株の短期売買はできないの?
1日単位であれば可能ですし、証券会社によってはリアルタイム取引ができます。
しかしながら単元未満株の場合売買による譲渡益が少ないことが多いので、手数料だけで赤字になってしまう可能性が高いです。
したがって長期保有が望ましいと思われます。
単元未満株でも確定申告は必要なの?
配当所得や譲渡所得などの合計が20万円以下であれば確定申告不要です。
厳密にはもっと細かいので、詳しくは確定申告が必要な方(国税庁)をご覧ください。
また、NISA口座内であれば非課税なので、所得関係なく確定申告は不要です。
確定申告が面倒な方は、証券会社に口座を作るときに「特定口座(源泉徴収有り、配当金受入有り)」にすれば確定申告は一切不要です。
まとめ:資金が少ない初心者は単元未満株から株取引を始めてみよう
本記事をまとめます。
今回は単元未満株(1株単位)の取引でおすすめのネット証券会社を紹介いたしました。
単元未満株(1株) 手数料 (税込) | 買い | 売り | 単元未満株 取扱銘柄数(買い) |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 東証上場銘柄ほぼ全て | |
0円 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 約定代金の0.55% ※最低手数料52円 ※新NISAから無料 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て | |
楽天証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.22%別途発生) | 約500銘柄 |
(証券事業より撤退) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.35%~0.7%別途発生) | 約1,500銘柄 |
大和コネクト証券 | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 0円 (スプレッドが参考価格の0.5%別途発生) | 約420銘柄 |
岡三オンライン | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降約定代金10万円増加ごとに+660円 | 220円(約定代金~2万円) 330円(約定代金~3万円) 660円(約定代金~10万円) 以降約定代金10万円増加ごとに+660円 | 東証、名証上場銘柄ほぼ全て |
松井証券 | なし | 売却のみ可能 (手数料は約定代金×0.55%) ※新NISAから無料 | なし |
DMM株 | なし | 買取請求のみ可能 (手数料は1銘柄550円) | なし |
GMOクリック証券 | なし | 売却、買取請求のみ可能。 (売却:約定代金の2.2% (買取請求:1銘柄につき1,100円) | なし |
単元未満株の取引きであれば数百円もあれば株の売買ができます。
多額の資金を持っていない、いきなり100株単位での購入は不安という方にピッタリですよ。
本記事を見ていただき、ネット証券会社の口座を開設し、まずは単元未満株で株取引を始めてくださいね。
今回は以上です。
注意
本記事の内容はあくまで個人的見解です。投資助言や勧誘を目的としていません。
リスクを考慮した上、ご自身の判断で投資を行ってください。いかなる損失についても責任を負いかねます。
また、記事内のデータはすべて執筆時のものです。最新の情報は各社ウェブサイトをチェックしてください。
です。