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『2021年5月実施』FP2級実技試験の過去問の解説です。
【日本FP協会】
Q.2
ファイナンシャル・プランニングのプロセスに従い、次の(ア)~(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたものとして、最も適切なものはどれか。
(ア)顧客のキャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
(イ)顧客の家族構成などの環境の変化や制度改正に応じ、定期的にプランの見直しを行う。
(ウ)作成したプランに従い、顧客が行う金融商品購入等の実行を支援する。
(エ)顧客にファイナンシャル・プランニングで提供するサービス内容や報酬体系などを説明し、了解を得る。
(オ)ヒアリング調査等により顧客および家族の情報、財政的な情報等を収集し、顧客の財政的な目標を明確化する。
(カ)顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、顧客に提案書を提示して説明を行う。
1.(エ)→(ア)→(オ)→(カ)→(ウ)→(イ)
2.(エ)→(オ)→(ア)→(カ)→(ウ)→(イ)
3.(オ)→(ア)→(カ)→(エ)→(ウ)→(イ)
4.(オ)→(カ)→(ア)→(エ)→(ウ)→(イ)
2が適切
(エ)→(オ)→(ア)→(カ)→(ウ)→(イ)の順が適切です。
今回のポイントは下記です。
- ファイナンシャルプランニングにおけるサービス内容や報酬体系の説明
ファイナンシャルプランニングのプロセスにおいて、サービス内容や報酬体系の説明は『ステップ1の顧客との関係確立とその明確化』に含まれます。
- FP実務とCFP認定者の専門力量に関する情報の提供
- 顧客ニーズに対するCFP認定者の適合性の判断
- 業務契約の範囲の明確化
- 顧客のファイナンス上の目的、ニーズ及び優先事項の明確化
- 定量的な情報と資料の収集
- 定性的な情報の収集
- 顧客情報の分析
- 顧客の目的、ニーズ及び優先事項の評価
- ファイナンシャル・プランニングの戦略の明確化と評価
- プランの作成
- プランの提示
- プラン実行の責任範囲に関する合意
- プラン実行のための商品およびサービスの明確化と提示
- 顧客状況の見直しの責任範囲及び条件に関する合意
- 顧客状況の見直しと再評価
FP実務の6ステップ:日本FP協会
2021年5月学科試験を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:個人資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:中小事業主資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:生保顧客資産相談業務を解きたい。
2021年5月きんざい実技試験:損保顧客資産相談業務を解きたい。