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- 本記事の内容
- 『2021年9月実施』FP2級学科試験の過去問の解説です。
【共通】
Q.28
アセットアロケーションに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- アセットアロケーションとは、投資資金を複数の資産クラス（株式、債券および不動産等）に配分することである。
- アセットアロケーションを決める際に、外貨建ての金融商品は、為替の変動リスクやカントリーリスクなどもあるため、投資対象には含めない。
- 各資産クラスの投資金額ではなくリスク量が同等になるように配分比率を調整するリスクパリティ運用（戦略）においては、特定の資産クラスのボラティリティが上昇した場合、当該資産を売却する。
- 運用期間を通して、定められた各資産クラスの投資金額の配分比率を維持する方法の一つとして、値上がりした資産クラスを売却し、値下がりした資産クラスを購入するリバランスという方法がある。
2が不適切
- アセットアロケーションとは、投資資金を複数の資産クラス（株式、債券および不動産等）に配分することである。
適切です。
michi
アセット＝資産、アロケーション＝配分です。
- 現預金
- 国内株式
- 国内債券
- 外国株式
- 外国債券
- 不動産
- 商品、金など(コモディティ)
michi
具体的に配分したものをポートフォリオと言います。
- アセットアロケーションを決める際に、外貨建ての金融商品は、為替の変動リスクやカントリーリスクなどもあるため、投資対象には含めない。
不適切です。
michi
そもそも日本も同様のリスクが少なからずあるので、外貨建ての金融商品を投資対象にすることでリスクヘッジになります。
- 各資産クラスの投資金額ではなくリスク量が同等になるように配分比率を調整するリスクパリティ運用（戦略）においては、特定の資産クラスのボラティリティが上昇した場合、当該資産を売却する。
適切です。
michi
パリティ＝同等、ボラティリティ＝価格変動の大きさです。
- 運用期間を通して、定められた各資産クラスの投資金額の配分比率を維持する方法の一つとして、値上がりした資産クラスを売却し、値下がりした資産クラスを購入するリバランスという方法がある。
適切です。
michi
リバランス＝再調整です。
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